ガキの頃に流行った遊び

スポーツではないですけど、良くやった遊びは

  • 画鋲回し

ルールは単純で長く回っていれば勝ち。ただし、机の上から落ちたら負け。
技術も必要だけど、良い画鋲をゲットすることも重要。なるべく軸がまっすぐなのを選ぶこと。良い画鋲をキープしている奴もいた。
後に、良く回せる奴が先行になり、後攻はそれに当てるようなルールに変遷していった覚えがある。うまい具合に当たると盛り上がる。ベーゴマ感覚かもしれない。

  • 画鋲投げ

画鋲回しに飽きてきた頃に流行りだす。人差し指や中指に画鋲を乗せて教室の掲示板に投げて指す。的を作って点数を競えば良さそうなものを、私の学校では画鋲を投げる技術の方が先行し、親指を除くすべての指に画鋲を乗せそれが何個刺さるかを競い合っていた。
末期になると、天井に投げて指す奴が続出し天井に画鋲が刺さりまくっていた。

コイン3枚は10円玉が最適で次点は100円玉。おそらく1円玉は軽すぎて500円玉は重いし普通は3枚無い。50円や5円玉も普通は3枚無いので使われることは無かった。
ルール説明が難しいのだがプレイ人数は二人でオフェンスとディフェンスに分かれる。

  1. 両者はそれぞれ机の端に分かれる。オフェンス側はディフェンス側を底辺としてコインを3枚逆三角形に並べる。
  2. ディフェンス側は逆サイドに左手の小指だけ、右手の小指と人差し指を突き出した形にし、両手をくっつけてゴールとする。つまり、両手の小指の幅がゴールとなる。この時、動かしてよいのは人差し指のみ。
  3. 先ずオフェンス側は頂点にあるコインを勢い良く押す。すると底辺の2枚が弾かれる。
  4. コインが2枚弾かれた後は、その2枚の間を通すようにして残りの1枚を進めていくことになる。
  5. 最終的にオフェンス側がコインをディフェンス側のゴールに入れれば勝ち。ディフェンス側は人差し指でコインがゴールに入らないようにすることができる。
  6. プレイ中にコインが机から落ちたり、ゴールできなかったら攻守交替。
  7. 特定の点を先取した方が勝ちだが、大概1点先取が多かった。これは、意外とゴールになかなか入らないから。

これらはインドアの遊びで、主に授業間の休憩や雨の日に行われていました。

  • 鬼ごっこ

アウトドアで代表的な鬼ごっことしては
高鬼、色鬼、助け鬼及びかくれんぼ。ですかね?高鬼や色鬼に関しては特に説明は不要だと思いますが助け鬼は二通りあり、捕まえた人を檻(特定の陣地)に入れる場合と、特定の場所から手をつないでおくと言う場合がありました。
檻形式では、鬼に捕まった人は鬼に捕まっていない人に触れてもらえば生き返ることができます。たくさん捕まっている場合はその生き返った人が他の捕まっているひとに触れないと助かりません。
手をつなぐ場合は、切ったところから助かる形式になっています。
ともに、鬼に不利なゲームだと思います。

  • ハサミ

その他アウトドアとして、ハサミというのがありました。
ボールを使った鬼ごっこで、鬼にボールを当たられた人が新たに鬼になるゲームです。
ただし、どこでも行けるわけではなく、二つの陣地がありこの陣地を行ったり来たりします。
陣地にいる間はボールが当たっても鬼にはなりません。つまり、鬼は他の陣地に移動している人にボールを当てなければなりません。
これだけのルールだとその内、陣地から動かない人が出てくるので、陣地に一人でいることはできないというルールが付け加わることがあります(その他、所定時間しか陣地にはいれない)。
所定の回数鬼になると罰ゲームがある場合もあります。
ボールがあるので罰ゲームは必然的に(?)磔になります。罰ゲームの人を壁側を向かせて、磔てボールを当てると言う罰ゲームです。ただし、罰ゲームを執行する側がボールを外すと、その罰ゲームをされる人をかばう様に重ならないといけないというペナルティがあるので、罰ゲームをする側としても油断なりません。

ごっこ遊びとしてはキョンシー(霊験導師ごっこ)をやっていたような。
鬼がキョンシーになった鬼ごっこの変則っぽい遊びでした。キョンシー側は足を折り曲げないで、両手を前に突き出したかっこうで移動しなければならないという、今から思えばかなり過酷な遊びかもしれません。

from 【choiris〜ちょいりす〜】
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