FF6 のオープニングでティナ達はどこを通ってナルシェへ侵入したのか

Twitter で魔導アーマーに乗ったティナ達がナルシェに向かうアニメーションを見て、ふと疑問に思った。オープニングの冒頭で、彼女たちがいる場所はどこなのだろう？
使われているマップデータは、氷漬けの幻獣防衛戦の奥側、こそドロ一匹オオカミとモグのイベントが発生する場所でもある。しかし、ティナ達はナルシェの南口へ向かっているため、その場所であるはずがない。


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ティナ達はナルシェの炭鉱を見下ろしている。FF6 のマップを今一度確認すると、ナルシェの南側に山脈がある。その北端ならナルシェを見下ろすことができそうだ。この辺りは、レテ川の源流でもある。
レテ川には支流があり、南側には「港町ニケア」、東側はバナンのイベントでマッシュが流れ着いた「一軒家」がある。同イベントで、バナン一行はリターナー本部の裏手口からレテ川を遡上しナルシェの南側に辿り着く。ちょうど、オープニングで操られた状態のティナがいるであろう場所だ。


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ビックスとウェッジはティナを伴ってレテ川を遡上しナルシェの炭鉱の南側に出たのだろう。さらに、帝国からどのように至ったかを考察すると、港町ニケア経由である可能性が高い。ドマ城の北側に位置する帝国軍陣地からでは、行程が長すぎる。レテ川を遡上しない場合は、サウスフィガロからフィガロ経由となるがゲーム開始時では、フィガロと帝国は同盟関係にある。また、サウスフィガロの洞窟を通貨する必要がある。

ニケアはサウスフィガロ行きの船がでており、両都市は互いに親交が深いだろう。帝国との関係は不明だが、サウスフィガロが帝国に占領されている間にニケアから船に乗ると、サウスフィガロの街の外に出ることから、帝国をこころよく思ってはいなさそうだ。一方で帝国を拒める武力はないだろう。
ティナをナルシェへ向かわせたのは、氷漬けの幻獣と接触させ、その力を制御しようと企んだのだろう。帝国でも幻獣の存在を知るものは多くないため、皇帝が直接命令を下した作戦なのだろう。作戦は秘密裏に行われたと考えられる。そうすると、ニケアに到達した帝国軍もかなりの少数であろう。この程度なら、ニケアも帝国を拒む理由はなだそうだ。

まとめると、FF6 のオープニングでティナ達がいるのはナルシェの南側の山側。港町ニケアからレテ川を遡上し、ナルシェへ向かったと考えられる。