monograph/ 堀口英剛 - YouTube にて開発中のキーボードである conductor を手に入れることができたので、早速 conductor で感想記事を書いてみる。

持ち運びできる左右分割キーボード
キーボードとしては、赤ポッチことトラックポイントのついた ThinkPad Keyboard を長年愛用している。手元でマウス操作を完結できるのがお気に入りの理由だ。
デスクトップでは、左右分割キーボードとしてエルゴ ERGO K860 を使っている。打ちやすく気に入ってはいるが大きく場所を取るのが難点だ。
持ち運べる左右分割キーボードに興味は持ちつつも、気になるのは自作キーボードばかり。トラックボールのついた keyball に手を出そうか悩みつつ、半田付けに自信がないのと持ち運ぶのに難がありそうな形状に躊躇していた。
持ち運びしやすくマウス操作できる左右分割キーボードに思いを馳せていたら、 YouTube でチャンネル登録している monograph の堀口さんが conductor を開発していた。昨年末頃から 3D プリンターによるプロトタイプがメンバー限定で販売されていた。早速メンバー登録して晴れて2月の販売分をゲットすることができた。
慣れるまで時間がかかるが、慣れたら使い勝手よし
購入前での conductor の懸念点はキーの少なさとオーソリニア配列なところ。キーが印字されていないのも気になるところ。アルファベットのは位置は覚えていても記号類はおぼろげだ。
日本語キーを使っている人は US 配列がネックになるだろうが、私はUS 配列を愛用しているので、むしろ願ったり叶ったりだった。
使い始めはやはりオーソリニア配列に苦労した。思ったところにキーがない……。
慣らすために【考察】クロノ・トリガーに見る「負けイベント」の妙と、その系譜をたどる - 最終防衛ライン3 を conductor で書こうとしたが、キー配列に気を取られすぎて頭に文章が浮かんでこず断念。
一旦 conductor の discord ですすめられている 寿司打 でしばらく練習してみた。すると、だんだんとキー配置に慣れてきた。
キーの少なさはデメリットよりもメリットになる可能性を感じた。キーマップのカスタマイズ次第で利便性が大きく向上する。キーが少ない故に必要なキーを取捨選択できるし、レイヤー機能を活用すれば指を大きく動かすことなく様々なキーを入力できる。
オーソリニア配列のため、テンキーや矢印キーを割り当てても配列の齟齬がないのもよい。
よく使うショートカットも登録できる。Android 用に「ホーム」や「戻る」に相当するショートカットを追加している。
キーマップ
キーマップはあれこれと悩んだ。特に、スペースとバックスペースは何度か入れ替えて今に至っている。
基本はデフォルトのままで、Windows と Android 用にカスタマイズしたかたちだ。
Layer 0 Base.

Layer 0 は Windows の US 配列には Language に相当するキーがないので 最下段の配置を大きく変えた。
Ctrl や Alt などは長押しして使うものなので、長押しでのみ反応するように設定し矢印や Tab キーなどを配している。
Layer 1 Symbols.

Layer 1 は、デフォルトを踏襲し記号を主としつつ左手だけでは押しづらい Windows キーと組み合わせたショートカットを置いた。
Layer 2 Numbers.

Layer 2 は、数字関係とした。デフォルトでは、数字キーが電話のダイヤル配列になっているが、テンキーや配列に変更している。
Layer 3: Android & Arrows.

Layer 3 は、左に Android 関連のショートカットキーを、右に矢印および音量や画面輝度の調整などシステム周りを置いてある。
MagSafe で筐体のカスタマイズ性も高い
MagSafe 対応 でキーボードの背面同士をくっつけてコンパクトに持ち運べるのもよい。
私は MOFT のスタンドとスマホリングをつけてキーボードに角度をつけてタイピングしている。
気になった点
おおむね満足であるが、ユーザーズガイドの指示に従っても Bluetooth のペアリング削除がうまくいかない。
ペアリング番号毎に削除できないので、全部削除して改めてペアリングするのを繰り返している。
ペアリング数も4つでは足りないので、PC に接続する際は、USB 式の Bluetooth レシーバー経由で接続しようと考えている。







