出版社などが提供しているマンガを基本無料で閲覧できるアプリにおいて、縦および横持ちに対応しているか、また見開きが可能かを調査しました。調べた端末は、iPad mini と Android 端末として GALAXY Z Fold2 を用いました。GALAXY Z Fold2 はやや特殊な端末ですが、Kindle Fire HD8, 10 も同様の動作をしているので、他の Androidタブレットもほぼ同様の挙動かと思われます。
ここにないアプリはコメントなどで状況を書いてくれれば、気が向いた時に更新します。
Kindle や BOOK WALKER などの電子書籍閲覧兼販売アプリ、Rent などの電子書籍レンタルアプリなどは除外しています。 マンガ図書館Z のアプリがあったような気がしたのですが、配信が停止されていました。
しばらくたって、wena の開発チームから連絡があり、登録しようとしているメールアドレスが米国の SONY Mobile でも利用されていることを確認したとのこと。
開発チームの見解では、同一のメールアドレスAが異なる国で登録されているため、アカウントの共通化が上手くいかないのではないかと。米国の SONY Mobile を退会すれば問題が解決するかもとアドバイスされました。
レア事象ですが、グローバルに展開するウェブサービスには稀によくある事例かと思います。以前に Amazon で、co.jp と com のアカウントがバッティングし困ったことになりました。その際は、それぞれの登録メールアドレスを別々にすることで解決しました。
米国の SONY Mobile のアカウントは、在米中に購入した Xperia Z3 を修理するために入会した Xperia Care に紐付いていると思われます。今後使うことはないので退会しても問題ありません。しかし、退会するにも Xperia Care はサービスが終了しており、米国の SONY Mobile 単独のページもなくなっています。SONY製品を扱うサイトに統合されたようです。そのサイトにメールアドレスAでのサインインを試みると、wena3 と同様現象が発生しました。パスワードを入力しても、パスワードをリセットしても、アカウントの共通化が完了せず、サインインすらできません。
そもそも、米国の SONY からサインインしようとしているのに、日本のページにリダイレクトされているようです。つまり、一つのメールアドレスが異なる国のサービスに登録されていることによる不具合との wena 開発チームの予測は正しそうです。
wena3 の開発チームによると、SONY Mobile などレガシーなアカウントは2月中に削除される予定があるとのこと。ただし、あくまで予定ですし、米国も同様に削除されるかは不透明です。よしんば削除されたとしても、問題が解決するかも分かりません。なにより、状態として気持ち悪いので、不具合を解消しておきたい。
2016年から、ソニーストアを利用する My SONY と PS ネットワークを利要すためのSEN(現PSN)が共通化され、同一のメールアドレス、単一のパスワードでログインできるようになりました。ソニーは、その際に使用されるメールアドレスを「ソニーアカウント」と呼称しています。
ソニーには様々なサービスがあるため、それを単一のメールアドレスで管理できるのは、通常ならば便利です。
しかし、私のようなレアケースとなると別問題。問題を解決したいのですが、
「ソニーアカウント」の仕様がよく分かりません。PSNの二段階認証を利用していると「ソニーアカウント」の共通化ができないとか、My SONY だけを利用している場合は手続きが不要とか、そもそも問い合わせ先が不明など、不可解な点が多いです。
米国の SONY Mobile のサポートを通すのが筋なのかも知れませんが、Xperia Care は既にありません。米国の SONY 製品を扱うサイトを見ても、修理や操作に関する問い合わせ先しかありません。修理対応であっても、問い合わせれば関係部署を案内してくれるかもしれませんが、電話かチャット対応しかなく、共に米国の東海岸時間の昼しか対応していません。日本時間の0時から朝11時までなので、午前中なら日本からも対応可能ではありますが。チャットとはいえ英語で応対するのはなかなかに面倒です。
そもそもソニーは日本の会社なんだし、アカウントの共通化はソニーが勝手にやったことで、こちらはなんの落ち度はないのでは?そこで、堂々と日本のソニーに問い合わせることにしました。
なのですが、そもそも「ソニーアカウント is 何」でどこに問い合わせればいいのかも分かりません。
さし当たって、日本のソニーモバイルに連絡したのですが、日本では SONY Mobile に類するアカウントがないのか要領を得ません。「ソニーアカウント」について問い合わせても「SENの件ですか?」と聞かれる始末。SEN は PSN の旧サービス名です。名称変更が社内に行き渡っていない模様。ソニー内で「ソニーアカウント」に関する情報が十分に行き届いていなさそうな雰囲気です。
My SONY を死守するため、また My SONY 側が「ソニーアカウント」をどのように認識しているのか確認する意味でも、My SONY のサポートに電話で問い合わせてみました。
結局「ソニーアカウント」については全く要領は得ませんでしたが、アカウントの共通化を解除できることがわかりました。そんなこと、ヘルプページのどこにも書いてなかったような?
どうやら、共通化の解除はサポートに問い合わせるしかないようです。解除されると、My SONY と PSN が同一のメールアドレスのまま、別々のパスワードで利用することになるようです。共通化を解除すると、PSN のメールアドレスを変更しても、My SONY のメールアドレスは影響を受けず変更されないことも分かりました。
My SONY のメールアドレスは変更したくなかったので,共通化の解除は願ったり叶ったりです。共通化の解除をお願いすると、即座に反映されました。
パスワードがリセットされた状態なので、パスワードの再設定を行うと無事に MY SONY にサインインできました。
おそらく日本の PSN のメールアドレスを変更しさえすれば解決する問題だと思われます。ただし「ソニーアカウント」の仕様が謎なので、それでは解決しなかった可能性もあます。My SONY での共通化の解除が必須だった可能性も考えられます。wena の開発チームが的確なアドバイスがをできず、PS や MY SONY のサポート対応がずれたものになるのも仕方が無いでしょう。
「ソニーアカウント」とは、単一のメールアドレスとパスワードでソニー各社のサービスを利用できる仕組み。
日本では「ソニーアカウント」と連携している代表的なサービスとして、PSN、My SONY および、ソニーの電子書籍ストアである Reader store のアカウントがあります。もしかしたら、他に連携しているサービスもあるかもしれません。
共通化している場合、メールアドレスを変更すると「ソニーアカウント」に紐付く他のサービスのメールアドレスも変更されます。
My SONY に関しては、サポートに問い合わせることで「ソニーアカウント」の共通化を解除でき、独立のパスワードでサインインできるようになります。恐らく、PSN は共通化を解除できません。これは、「ソニーアカウント」が PSN の情報を参照するように作られているため。このような仕組みになってはいますが、PSN が「ソニーアカウント」を管理しているわけではありません。
少なくとも日本のソニーには「ソニーアカウント」について把握している部門はなさそうです。
期せずして、Android 10 のスマートフォンとしては最大の Galaxy Z Fold2 と最小の Jelly2 を持つことに。Galaxy Z Fold2 の大きさは正義ですが、Jelly2 の小ささも正義です。
Galaxy Z Fold2 はポケットに入るタブレットですが、Jelly2 は本当の意味でのポケットスマートフォン。とりあえずポケットに忍ばせておくと何かと便利です。
この小ささでおサイフケータイに対応しているので、電子決済用端末としてピッタリです。とりあえずポケットに入れておけば困ることはない端末。Galaxy Z Fold2 がおサイフケータイに対応していないので助かっています。
私はPASMO圏内なので、モバイルPASMOが使えるのも嬉しいです。小さな画面ながら、バーコード決済も問題無く利用できるようです。
SoC はローレンジレベルですが、メモリが無駄に 6 GB もあり画面サイズの小ささも相まってミドルレンジくらいのスペックはある気がします。そのため、操作を気にしなければゲームも割とスムーズに動きます。Pokemon GO なら問題無くプレイできました。少し驚いたのは、マンガが普通に読めちゃうこと。無駄に 361 dpi とかあるので文字の大きい少年誌なら問題なく読めます。老眼でなければ、メールの確認や、短い記事のチェックにも向いてます。