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レンズスタイルカメラDSC-QX30の使い心地

光学30倍で撮影できるレンズスタイルカメラDSC-QX30を購入しました。
主な用途は、止まっている小動物や鳥の撮影。普段はスマホで風景などを撮影する程度ですが、ちょっとした時に望遠があると楽しそうだなと感じていたので購入してみました。スマホのカメラに光学ズームをつけてみたいってのが主な動機です。

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数日使ってみた感想としては、動きの少ない動物なら、満足のいく撮影ができます。
センサーのサイズは私の使っているXperia Z3と同じく1/2.3インチで同じですが、レンズが大きいのでスマホよりも綺麗に撮れます。
暗い場所での撮影は、基本的にXperia Z3の方に分があります。部屋の中でスナップショットを撮影するならZ3の方が向いてます。一方、電灯などの光がレンズに入る場合は、Z3だとレンズフレアが目立ちます。

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コンデジを持ち歩くほどではなく、普段はスマホのカメラで十分だけども、時々光学ズームが欲しいって用途に向いているでしょう。非常にニッチな気がしますけど。
まずは光学30倍を使った作例などを紹介してみます。

作例

数メートル先にいるリスを手持ちで撮影。
警戒心で膨らんだしっぽの毛までよく見えます。前足のツメが結構鋭いのがわかります。
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木にとまっていた鷹をミニ三脚で固定し撮影。
多分、Red tailedかRed shouldered Hawk。
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満月をミニ三脚で撮影。超解像ズーム使用。
モードはシャッタースピード優先で、f/6.3 1/400 ISO 100 露出 -1。
絞りの値はもう少し大きくしたいのですが、設定できず。
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1メートルくらい先にあった、トゲトゲした植物。
望遠で撮影すると、ディティーがはっきりしつつ、背景がボケるので良い味に撮影できます。
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光学30倍

光学30倍は思ってた以上に良い性能でした。手持ちでも光学ブレ補正で結構綺麗に撮影できます。ただ手持ちだと、フレームに納めるの方が難しいです。
足を肩幅くらいに開き、レンズを握るように持ち、脇をしめ呼吸を止めれば大分安定しますね。上空の飛行機もエンジンの数が分かる程度には撮影はできます。スピードが速く、小さいのでフレームに捉えるのが難しいですが。


光学30倍の性能ですが、目視でギリギリ遠く確認できる看板の文字を、きちんと読める程度に拡大できます。
1倍で撮影。中央に白い看板がありますが、このサイズだと分かりませんね。
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15倍くらいにズーム。看板があるのが分かるでしょうか。
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30倍ズーム。「NO VEHICLES / ON FOOT PATH」と書いてあるのが分かります。
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光学30倍でどれくらい撮影できるかは、【レビュー】SONYのレンズスタイルカメラDSC-QX30を数日使ってみて。望遠性能と無線接続を活かした使い方が個人的にはかなり便利で重宝しています。 | そうすけブログ.com も参考になるかと思います。

無線接続の使い勝手

QX30の電源を立ち上げて、スマホのロック画面を解除しつつNFCで接続し、装着するのは結構手間です。一手間かかることを理解せずに買うと後悔すると思います。
スマホであれば何にでも接続できるので、普段使ってない端末に接続してカメラ専用として運用するのもありかもしれません。本末転倒な気もしますけども。

Xperiaシリーズならば、スマホのシャッターボタンで撮影できます。一方で、Xperiaではサイド中央にホームボタンがあるためアタッチメントを付ける場所が限られます。私は、NFCでの接続が行いやすいシャッターボタンに近い方に装着しています。撮影するかもって時には、前もってスマホにアタッチメントを付けておくと良いでしょう。QX30を起動してスマホの立ち上げてNFCでタッチしてからアタッチメントに装着する流れがスムーズでしょう。

接続時はスマホ側の画面がややカクカクすることがあります。表示もやや遅れるため、スピードのあるものを撮影するのは向いてないでしょう。

無線ならではのアングルとかセルフィーなど

ミニ三脚を使う場合、スマホを脇に置き、その画面を見ながらQX30の位置を微調整できるのは便利でした。また、スマホからシャッターを切れば手ぶれも抑えられます。

無線撮影は、集合写真などを撮影する時も便利かと思います。また、机などに置いておき、みなが談笑している時にシャッターを切れば、自然な表情で写真が撮れるのも良いですね。

また、Xperiaのマルチカメラに対応してるためスマホのカメラとQX30を同時撮影することできます。
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カメラと画面を別々にできるのは便利で面白い機能だなと感じます。公式でも提言されてますが、面白いアングルで撮影できるのも魅力です。
スマホの画面を見ながらアングルも調整できるので、セルフィーも撮影しやすいです。一脚に接続すれば、普通では撮れない写真が撮れそうです。

VAIO以外に接続できないのが残念

Windows 8を搭載したソニー製のVAIO(ややこしい)ならば、App storeのPlayMemoryを使えば接続することも可能です。しかし、それ以外ではQX30をPCで操作する方法がありません。
QX10, 100ならばRecaconやM2 Sony Camera Remoteなどで操作可能なのですが、QX30, 1には対応していませんでした。

Surface Pro3に搭載されているカメラが残念だったので接続できれば最高だったのですが・・・。ソニーはレンズスタイルカメラのAPIを公開しているので、対応アプリケーションの登場に期待したい所です。

アクションカメラとして

ミニ三脚に装着しダッシュボードに乗せて車載カメラとして使ってみました。道路がガタガタなのもあって、車がかなり振動するため補正だけではブレを抑えることがせきませんでした。カメラの設置方法などを工夫すれば、もう少し振動が抑えられるかもしれません
動画のブレ補正はXperia Z3の方が良く効きますね。同じように車載カメラとして使ってみると、振動をかなり抑えられます。これは、スマホのCPUなども使っているからでしょう。

アクションカメラとして使うことも可能ではありますが、カメラ単体では動画撮影できないのと、連続録画時間が30分までなのがネックです。

なぜDSC-QX30の購入に至ったか

理由は、 ソニーCyber-shotDSC-QX10(レンズスタイルカメラ) その1:T.N.R.★フリートーク! で書かれてる動機に近いです。

HX60Vのレンズとセンサーを取り出したのがQX30でしょう。HX60Vと比較すると、QX30はマニュアルモードで撮影できませんし、Wi-Fi接続に時間がかかり、しかもスマホ画面のプレビューには遅延があります。ちゃんと撮影したいならHX60Vの方が良いはずです。

ただ、画質などを求めるなら一眼レフを買ってしまった方が良いのかなという気もした。また、コンデジや一眼レフを買っても、自分はそれらを普段から持ち歩くことしないかなと。小動物や鳥を撮影するなら、出歩く時はいつも持っていないとシャッターチャンスに巡り会えません。
その点を考えると、接続の手間はあるけども、軽くて光学30倍でズームのできるQX30の方が適任でしょう。サイズ的には、250 mL位のペットボトルですし。QX10の方がよりコンパクトで安いですが、小動物の撮影には10倍だと力不足かなと感じました。

画質を求めるなら1インチセンサのQX100、あるいはそれよりも大きなQX1もありでしょう。QX100はレンズもカールツァイスですし。ただし、QX1の方はすでにレンズを持っている向けの製品でしょう。レンズを持っている人が、サブで持つ小型カメラという位置づけかなと。

オリンパスOLYMPUS AIR A01 | オープンプラットフォームカメラ も面白そう。オリンパスサードパーティー製のアプリやオプションを作りやすい環境を整えているので、拡張性はこちらの方が高そう。ただし、Qx1同様にレンズを持ってないと魅力を十分発揮できなさそうな点が躊躇われました。