SEKIRO の苦難に挑戦した

SEKIROを4周し、全てのエンディングを見てトロコンを達成した。Steam版なので実績解除なんだけども。
SEKIRO は周回を重ねる毎に難易度が上昇していくが、こちらも攻撃力は上がっていくし技量も上達するので周回の方がイージーモードに感じられる。そこで5週目は、より難易度の高い「苦難」に挑んでみた。「苦難」では敵の攻撃力と耐久力が上昇するのに加えて、こちらが「防御」しても完全にはダメージを防ぎきれない。この防御貫通により別ゲーへと変貌する。

「苦難」で大きく変貌を遂げたのが「水生のお凜」で通常時よりも苦労した。攻撃のタイミングが独特で「弾き」が上手く決まらず、またダメージを与えるチャンスも少ないので体幹ゲージをなかなか蓄積できない。回復する隙もあまりないのがきつかった。
連撃や「弾き」のタイミングを合わせにくい敵が辛くなる。「槍足の正長」なども蹴りのタイミングが合わせにくいためきつかった。一方で、「長手の百足ジラフ」は単調なためタイミングが取りやすく特に脅威では無かった。また、「巴流 葦名弦一郎」の浮舟渡りも、むしろ体幹を蓄積させるチャンスだった。ただし、こちらの調子が悪いとタイミングが合わせられずに「死」であるのだが。「巴流 葦名弦一郎」で苦労したのは、袈裟斬り→蹴り→不死斬り、のコンボで「蹴り」の「弾き」がうまく行かず体勢を崩され、「不死斬り」を避けられず死亡することが多かった。そこで、「蹴り」をステップで回避するとうまくいくようになった。この戦法は通常の「葦名弦一郎」にも有効で、横に回避すれば反撃チャンスとなる。

その他に苦労したのは「大梟」と「破戒僧」だが、この二体のボスは通常時でもあんまり得意では無い。この二体は重い連撃をしてくるので、「弾き」に失敗すると体幹を崩され、そのまま死亡することが多かった。特に、「大梟」に体幹を崩されると、そのまま忍殺されるコースである。「危」攻撃があり、花火を撒く頻度の多い「義父」の方が個人的には楽に感じた。
「破戒僧」は3ゲージあるのがやはりきつい。2ゲージ目を忍殺できないと、ジリジリとHPを削られていく。「苦難」では、毒、火、怖じ気が蓄積しやすいのも「破戒僧」を凶悪にしている。

もっとも苦労したのは「剣聖 一心」の2ゲージ目。通常モードでは楽々倒せるようになったのに、「苦難」では相手の攻撃に再対応が余儀なくなれ、一週目での苦労が思い起こされることがあった。「巴流 葦名弦一郎」や「剣聖 一心」の1ゲージ目は、油断すると死ぬことはあっても、対応の再調製はそこまで必要なかった。2ゲージ目では、槍攻撃の「弾き」が上手くいかない。また、銃撃も防御ではダメージを受けるのが辛い。特に、抜刀か突きへ派生する、急接近から刀二連撃からの、槍振り回し3から4連撃の対応に苦労した。刀の二連劇を「弾き」もしくは「防御」した後は、ステップで回避をして抜刀か突き後に反撃するようにしたら、大分楽になった。「苦難」がなければ「防御」で最後まで対応できるので楽に感じられるのだろう。
「剣聖 一心」は3ゲージ目の方が「雷」攻撃があるため反撃しやすく、既に2ゲージ目の攻撃に慣れているのもあり、簡単に感じられた。

5週目に苦難でクリアしてからは、「攻め力」と「難易度」をカンストさせるために8週目を目指している。通常モードでプレイしているが、防御でダメージを受けないので非常に楽に感じる。逆に、ダメージを受けなくてもいいのだろうか?と疑問に思うほどである。
8週目に「厄憑き苦難」に挑んでみようと思うが、はてさて・・・・・・。