または私は如何にして心配するのを止めてウィルコムを愛するようになったか
おはようございます。スマートフォン利用者を3世代に分類、各グループの分析レポート で第0世代に分類される、W-ZERO3ユーザーです。この度W-ZERO3シリーズから卒業したのでここにその経緯をご報告いたします。
i-modeからAir-H" Phone、そしてW-ZERO3へ
1999年のi-modeには夢があった!これで、携帯電話からもPC同様のインターネットが!ってのははかない夢でありんした。ロクにPCサイトが見られないi-modeに見切りをつけて、味ぽんことAir-H" Phoneに乗り換えるのは必然。味ぽんでも十分にPCサイトを見ることはできないのですけども・・・。PCサイトを利用したい私が京ぽんを経て、W-ZERO3 へと移行するのは当然の結果であったわけです。
2005年12月14日発売に発売されたW-ZERO3は現在のスマートフォンというよりも、PDAに近い存在でしょう。オフィスの読み込みと編集が可能であり、ソフトのカスタマイズ性などが人気の理由。しかしながら、当時としては大画面かつスライドキーボード内蔵であったことから、W-ZERO3を弄っているとDSですか?といわれなき差別を受けておりました。半年後にW-ZERO3 [es]が発表されましたが、時期的に手を出せずに悔しい思いをしておりましたが、2007年7月にアドエスこと Advanced/W-ZERO3 [es] が登場し、[es]へのモヤモヤも吹き飛びました。ストレート携帯のようなスリムボディにスライド式キーボードが内蔵されている素晴らしい名機であります。
アドエスからiPhoneへ
さて、アドエス発売の10日後である2007年7月29日にアメリカでiPhoneが発売されましたが、当時の日本ではキャリアも見えない状態。私はiPhoneなど目もくれず、ウィルコムは次にどんな端末を出してくるのかワクワクしていましたが、発表されたのはWILLCOM 03。悪くはないけどもコレジャナイ感。2008年7月11日にとうとうiPhone 3Gが日本に上陸。iPhone 3Gが発売されましたが、アドエスの発売が2007年ですので、端末的にもまだまだ現役。電車の中でも同士を見つけることが出来ました。またiPhone 3Gを触ってみた感触は、まだちょっと今ひとつこなれていない印象でした。ソフトも殆ど無かったですしね。
ちなみに、ウィルコムがiPhone 3Gの同日に発売したのが
WILLCOM|Ultra Mobile WILLCOM D4・・・。ウルトラモバイルの走りのような存在で、ニーズとしてはなくはないけども、なぜvistaを積むのか・・・そして、ネットの高速化が進む中PHSの速度で満足できるのかといった発売当時からネタ端末臭が漂っておりました。この辺から、ウィルコムとシャープのタッグに暗雲が立ち込めていたように感じられます。
2009年の夏になりましたが、ウィルコムは一向に新しいW-ZERO3シリーズを発表しません。2年前の端末であるアドエスではマシンパワー的にも回線速度的にも不満を感じ始めておりました。そんな中、iPhone 3GSが発表。触ってみると、かなりのヌルヌル感。しかも、ソフトがかなり増えている。何よりときめいたのは青空文庫リーダーの読みやすさでした。「僕と契約して iPhone 3GS ユーザーになってよ」というわけで、すぐさま契約。しかし、PHSからはMNPが利用できず、そして何よりウィルコム回線が必要だったのでアドエスは継続して利用することに。iPhone利用者なら二台持ちは当然だよね。
2010年になるといい加減アドエス先生もガタが来ます。アドエス先生が優れているのはスライド式キーボード。これだけは決定的にiPhoneに勝るのです!というわけで、スライド式キーボード端末を待っていたら、発表されたのはHYBRID W-ZERO3。あれれー?ちなみに、HYBRID W-ZERO3の発表の前後しますが、個々数年でシャープが打ち出した端末としては NetWalker があります。何を求めているのか今ひとつピンと来ない端末です。そしてその後の、進化する GALAPAGOS(ガラパゴス):シャープ・・・。見えない、あなた達のコンセプトが見えない・・・、ザウルスの頃から目の付け所の違うシャープは一体何処に・・・って目指してる、未来がちがう。方のシャープでしたね。
かつてのシャープは何処へ・・・
MURAMASAに惚れ込みシャープに惚れ込んだ私でしたが、PC事業も打ち切り、目指す所が違うようなのでシャープさんからの新端末は諦めました。一方でウィルコムさんも WILLCOMプラザが「念願のスマートフォンが来週発売」とツイート!? - すまほん! との認識のようなので、スマートフォンは諦めました。アドエス先生の画面にもヒビが入りそろそろ引退させたく、またiOS5になってフリック入力が改善されたことでアドエスで長文を打つことも少なくなりました。「そなたは本来の電話として生きろ!」というわけで、404 Blog Not Found:スマフォの、最高の子機 - 手机評 - WILLCOM SOCIUS でほめられたいた SOCIUS に機種変致しました。
SOCIUS はiPhoneとあわせて白を購入。兄弟みたいでいいですね。使い心地としてはまだ日が浅いですが、電話とメールだけなら必要十分です。Bluetoothハンドセット機能も地味に良いですね。iPhoneからかかってきた電話をSOCIUSで受けることも、SOCIUS経由でiPhoneから発信することも可能。電話するなら軽い方がいいですし。iPhoneとSOCIUS共にBluetoothをオンにしていてももりもり電池が減っていくということもないです。維持費としては月々1450円と、980円Wホワイトを上乗せしたほうがお安いのですが、スマートフォンユーザーでシンプルな電話をもう一台持ちたい人にはお勧めの一台です。
目下の問題はW+infoの受信を解除していなかったので、毎日二度W+infoからメールが届くこと・・・。SOCIUSはインターネットができないのでどうやって解除すりゃいいんだ・・・。
(追記)
結局ウィルコムのサポートに電話して、W+infoを解除してもらいました。みんなはW-ZERO3シリーズから音声端末に変更する時は事前にW+infoを解除しておけよ!