Surface GO を4ヶ月使ったが、やっぱり便利

Surface GO を使い始めて、そろそろ4ヶ月くらい経過したので長期レビューを書いてみます。何度か出張へ持っていきましたが、LTE でのネット利用、Word の編集、PowerPoint でのプレゼンテーションなどをそつなくこなせています。Surface Pro と比較して非力ではありますが、取り出しやすいのでサブノートPCとしては最高に使い勝手がいいです。取り回しが良いので、OneNoteに手書きでさっさとノートをとれます。

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バッテリーは容量的に心許ないですが、最近は充電可能なコーヒー店が多いのでバッテリーの心配が減りました。USB-C からも充電できるので、小型の充電アダプターであれば扱いやすくコーヒー店のテーブルでも場所を取りません。いざとなればモバイルバッテリーから充電もできます。

軽くて小さいので取り出しやすい

本体はおよそ 500 g で、キーボードがつくと 750 g くらいです。Surface Pro とは 350 mL のペットボトル程度の重さしか変わりませんが、携帯性が大きく違ってきます。
軽い方が持ち運びが楽ですし、本体サイズが iPad くらいなので、カバンからもすぐに取り出せます。片手でホールドできる大きさと重さなので、軽い感じで取り回せます。そして、顔認証と LTE が取り回しの良さを加速させます。
顔認証を利用すれば、ノータッチでロックを解除できます。使う前には必ず画面を見るので、使おうと思ったときにはロックが解除されています。ただし、偶に顔認証がきちんと動作しないことがあるのが残念です。
ルーターテザリングでもネット利用はできますが、LTE が内蔵されていると接続のための手間が省かれるので非常にスムーズです。

文章を書いたり、スライドを編集したりする際は、キーボードとタッチパッドが欲しいので iPad よりも Surface GO の方が適当だと思っています。キーボードの打ち心地も好みですし、大きさも小さい方が好きなので、性に合っています。

USB-Cが便利

Surface GO本体の拡張性は低いですが、USB-C があるのでハブさえあれば大概のことはできます。HDMIVGA にも出力できるのでプレゼンで困ることはありません。
また、USB-C から充電も可能です。最近は、純正のACアダプタは持ち歩かず、USB-C の充電器で代用しています。これなら、スマホも充電できるので便利です。Surface GO の純正アダプタが 15 V × 1.6 A = 24W なので、30W くらいの出力があれば十分かと思います。

出力さえ十分にあればモイルバッテリーからの充電も可能です。少々重くなりますが、「RAVPower モバイルバッテリー 20100mAh 45W PD」を購入しました。こちらもスマホに流用可能なのでトータルでは荷物が減ります。Surface GO のバッテリー容量は 26.12Wh(3411mAh)と言われているので、単純計算で6回ほ満充電できます。丸々一日以上使える計算になります。短期の出張であれば、ACアダプターすら必要ないかも。

USB-C があって便利なのですが、多くのハブがMacなどのノートPC用です。Surface GO は普通のノートPCのディスプレイに相当する部分に USB-C があります。つまり、位置が微妙に高いのでケーブルの長さが足りず、ハブが宙ぶらりんになります。そこでUSB-Cの充電器の向きを変換するコネクタを購入しました。これを使えばハブの収まりがよくなります。

電源アダプターを持ち歩く必要がないので、Surface Pro を使っていた頃よりも荷物が減りました。USB-C の恩恵は大きいですね。それ故に、従来の電源アダプターを廃して USB-C を2つ付ければよかったのにという思いもあります。

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マシンパワーはそこそこ

メモリは8GBのモデルを選びましたが、CPU は Pentium Gold 4415Y なのでマシンパワーに懸念がありました。しかし、Word や PowerPoint の編集であれば特に支障をきたすことはありません。GIMPで簡単な図の修正や、Shade 3D でも軽い3DCGの作成やレンダリングも可能です。CLIP STUDIOも利用可能です。
時々、Chromeを使っていると重く感じることがありますが、基本的にはWordを編集しながらでもストレスを感じることはありません。むしろ、電波状況次第でLTE回線遅くなることの方がストレスかも知れません。

最近のPCはスペックが十分にあるので、パフォーマンスオプションの視覚効果を弄っても効果はほとんど時間できませんが、Surface GO に関しては極力オフにした方がいいと思います。

持ち運ぶサブノートとしては最高

軽くて小さくて、USB-C があるのでハブにより拡張性を補える上に、USB-C 経由で充電も可能なので、持ち運びに最適です。ディスプレイは小さいですが、片手で掴んで取り出せるので、外でも扱いやすい。
個人的には、クラムシェルよりもキックスタンドの方が使う場所を選ばないと感じます。膝に引っかけるように、スタンドを出せば結構安定します。ソファで膝を立てながら使えるのが個人的に嬉しい。

モバイルPCとしては最適ですが、Surface GO をメインにするのは少々心配です。ただし、大学生などでレポートを書くためなど軽い作業をメインにするのであれば、Surface GO を選択するのもありでしょう。毎日持ち歩くなら、軽い方が楽ですし。