選ばれたのは Pixel 3 XL でした

HUAWEI P9 からの乗り換えとして、P20 Pro、Mate 20 Pro、Pixel 3 と悩み抜いて、Pixel 3 XL を注文した顛末。Pixel 3 XL のレビューは届いてから書きます。

P9に不満は無いのだけど

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普段は P9 と Essential Phone を併用しています。P9 をメインに使いつつ、Essential Phone はサブ機として Pokemon GO 用にしています。Pokemon GO をプレイしていると電池が減あっという間になくなります・・・・・・。モバイルバッテリーで給電しながらプレイするとスマホのバッテリーが劣化しやすいので、スマホでゲームをやるなら二台持ちした方が幸せになれる。ただ、今にして思うと Pokemon GO用なら iPhone 7 で良かったのではとも。FeliCa に対応してるし。

P9 のに特に不満はないのですが、FeliCaを搭載していないためおサイフケータイを利用できず、昨年交換したバッテリーもへたってきました。また、スマホのカメラの進化が目覚ましいので、春先から物欲が刺激されまくってもいました。

P20 Pro は欲しいがdocomoは嫌

当初の候補は、同じく HUAWEI の カメラが最高峰なP20 Pro。FeliCa を搭載しているので、念願のおサイフケータイデビューを果たせます。しかし、docomoカスタマイズされており HUAWEI の良さがスポイルされているので購入を躊躇していました。
うだうだと悩んでいると季節が流れ、Mate 20 Pro が発表され、さらに Pixel 3 が日本で発売されることになりました。Mate 20 Pro は期待以上のスペックで驚きの機能を満載していましたが、問題は日本でどのように販売されるかです。ほぼほぼ、Mate 20 Pro を購入する気でいたのですが、Pixel 3 の情報が明るみになるにつれ、自分向きの端末であることが分かってきました。シングルレンズなのにポートレートモードでの撮影が可能で、そして暗視カメラとも思えるナイトモードなど、Mate 20 Pro に引けを取らないカメラは非常に面白そうです。まさかのFeliCa搭載でおサイフケータイも利用できます。夏に発表された Google Pay の Suica 対応が、Pixel 3 へのFeliCa搭載の布石だったとは予想できませんでした。

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Mate 20 Pro か Pixel 3か

Googleは宣伝用にPixel 3をばらまいたようですが、そのアーリーアダプターの感想を読んだり見たりしていると、Pixel 3 に心が傾きかけてきました。ほぼ素のAndroidってのも魅力的です。とはいうものの、やはり 本命はMate 20 Pro でした。FeliCaが搭載され docomo カスタマイズされていなければ Mate 20 Pro を選ぼうと心に決め、日本での発表を待ちました。

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待ちに待った発表会で、先ず驚いたのは Mate 20 Pro がSIMフリーとして販売されることでした。てっきり、docomo での発売になると思っていたからです。この点は嬉しい誤算でしたが、SIMフリーになったことで残念ながらFeliCa は搭載されませんでした。というわけで、Pixel 3 XL を購入することを決心。サイズ感としてはPixel 3なのですが、併用している Essential Phone よりも大きめの端末が欲しかったのと、XLの方が画面の画面密度が高いのも決め手となりました。

Pixel 3にした理由

最終的に Pixel 3 を選んだのは、カメラの面白さと FeliCa 以外の理由もあります。

一つは 、「Snapdragon 845」を搭載した端末が欲しかったことです。最近購入したワイヤレスイヤホンがクアルコム製の新しいチップであるQCC3026を搭載しており、左右それぞれに音を飛ばす TrueWireless Stereo Plus に対応する予定なのですが、この機能を利用できるのはSnapdragon 845を搭載したスマホだけなのです。Mate 20 Pro は HUAWEI製の Kirin 980 を搭載しており Snapdragon 845 よりも高性能なのですが、Kirin シリーズはHUAWEI端末にしか搭載されていため、ゲームメーカーが最適化を後回しにする傾向にあります。真価をいまひとつ発揮できないのが HUAWEI 端末の残念なところです。

TE-D01b – AVIOT

もう一つの理由は、Mate 20 Pro はディスプレイの不具合が報告されているものの解決されていないことです。エッジが緑色になる不具合で、日本で販売される型番では報告されていないようですが、気になるところです。HUAWEIはこの手の対応が不誠実で、Mate 9 も読み書き速度の異なるメモリを搭載した端末を併売していました。
不具合に関しては、Pixel 3もちょこちょこ報告されてはいるんですが、一応ソフトウェアで解決できそうな問題ですし、また Android OS のアップデートが3年間保証されているのもポイント。さらに、アメリカが HUAWEI 端末を使わないように日本を含めた同盟国に要請しているのも気になるところです。HUAWEI がその気になればOSまで内製しそうではありますが。それはそれですごいことですが、中国国外でアプリストアがどれだけ充実するのかが未知数すぎます。

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NexusからのPixel

iPhone4s を使い倒し、Xperia Z3 に移行したものの画面を割ってしまい P9 を緊急で購入したのですが、かなりコストパフォーマンスの高い端末でした。次も、HUAWEI にするつもりだったのですが、Android を使い始めた理由が Nexus シリーズなのもあり、その後継でもある Pixel もずっと気になっていました。残念ながら、初代と2は日本で発売されませんでした。そのような経緯もあり、ようやく Pixel 3に巡り会えたのは感慨深いものがかります。また、異なるメーカーの端末を使ってみたい好奇心もあります。というわけで、届き次第レビューを書きますのでご期待ください。

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