狙いが外れても反応が返ってくる事があるのがネットの面白さ

「ニュースサイトをやっていて、何が楽しいんですか?」における

こう言ってはなんですが、「来訪者が少ない」と嘆いているブログの多くは、客観的にみると、「その内容なら、それが妥当なんじゃない?」という印象なんですよね。
(中略)
僕が昔、弓道をやっていたときに、あまりに矢が的に当たらなくなった時期があり、先輩に相談したことがありました。僕の練習を見ていた先輩が、最後に一言。
「お前、矢はちゃんと『お前が狙っているところ』に飛んでるよ。お前の狙いが的の左側についてるから、『当たらない』んだよ」
いやほんと、今から考えれば、バカバカしい話ではあるんですが、こういうことって、けっして少なくないのではないかと。

ってのは良い喩えである。アクセスが少ないと嘆く前に自分自身を見返した方が良いこともある。しかし、狙いが外れても反応してくれるのがネットの面白いところである。
一射入魂で書き上げた記事に思った通りの反応が返ってくるのは「計画通り!」って感じで非常に気持ちがいい。しかし、思ったような反応が無かった時の落胆ッぷりは激しいものがあります。やっぱり、狙った的に当らないのは悔しい。一方、予想とは全く違った反応が返ってくることもある。予想にもしなかったサイトに取り上げられたり、意外なブログからトラックバックがあったり、話題が広がったりなどなど。狙った的は外したけど、何か他のものをしとめたみたいな。
「計画通り!」ってのは言ってみれば全て自身の予想の範疇である。気持ちは良いのだが、驚きはあまりない。全くの予想外な反応は驚きの連続で新しい出会いや発見に出会える。つくづく、ブログ=ボトルメール、という距離感。 だと感じるが、投げたボトルメールからどんな反応が返ってくるか予想にもできない出たとこ勝負な感じがネットの面白い所でしょうね。