アフタヌーン四季賞CHRONICLE 1988-2000が来てた

装丁が無駄に凄いが、本自体は文庫サイズなので若さほとばしる四季賞を表現するに原稿の大きさが足りないんじゃないかと思う。特に書き込まれた作品ほど残念な仕上がりになっているようなね。
ほぼデビュー作といって良い作品群を改めてみると若さがほとばしりすぎ。つまり、青過ぎ。なんか自分が表現したいことはあるんだけど、それを十分に表現できてないというか、才能があふれ零れ落ちてきたような作品とか、そんなんばっかなので読むのはかなり疲れる。
また、顕著に分かるのは絵が見やすい作家ほど話の構成が良く分からず、話の流れが分かる作家ほど絵が個性的。そして両方を持ち合わせている人は現在遅筆だったり。
それぞれの作家の源流が分かって面白いです。
以下、春夏秋冬の雑感で