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メルカリが現金出品を一時的に解禁し再度禁止した謎

「メルカリで現金が販売されている」←どういうこと?と思いきやそこには深い闇があった - Togetterまとめ などで話題になっていた、メルカリでの紙幣の出品ですが、メルカリ、「現金出品」に対策 現行紙幣の出品を禁止 - ITmedia NEWS と相成りました。

現金を売る理由として、クレジットカードのショッピング枠をつかっての現金化が挙げられていますが、用途はもっと多岐に分かれていると考えられます。実情としては、広い意味での少額な資金洗浄マネーロンダリング)が行われていたのでしょう。メルカリは、以前から少額の資金洗浄の場として利用されてきました。 「換金しやすい家電などを購入し、質屋や中古品店にで売る」という昔ながらの手法があります。ネットオークションでも同じ手法が使われていましたが、フリマアプリはもっとお手軽。より簡単な方に人が流れるのは世の常です。メルカリでは、ポイントやゲームアカウントの売買をした人が現金化したいなどの需要があったのでしょう。


ただ、このメルカリの現金出品は謎が多いです。メルカリは、外貨を含む現行紙幣の出品を禁止していましたが、なぜか最近になって解禁しました。ネットで話題になったため再度禁止に踏み切ったようです。

2015年7月の記事である その商品大丈夫?メルカリで出品してはいけない禁止されている出品 – メルカリガイド によると外貨を含む現行紙幣の出品は禁止されています。
現行紙幣の出品が解禁された時期は正確には不明なのですが、恐らく2017年4月の初頭から中頃のようです。2017年2月にまとめられた 【悲報】メルカリに2千円札を3333円で出品した結果www - かれっじライフハッキング では禁止されているのを確認で聞きます。しかし、4月13日の書き込みがまとめられた 【!?】メルカリで斬新な発想の出品が発見されネット騒然 1万円札を… : ガールズ速報 がるそく! ではメルカリの運営が現行紙幣の出品を認めていることが確認できます。ネットで話題になったことを受けて、再度禁止にしたようですが、恐らく現行紙幣の出品が禁されていた期間は2週間くらいでしょう。

ITmediaの追記によると、二千円札や稀少硬貨売買のため2017年2月14日に出品可能にしたとありました(稀少とは言え、現行紙幣である二千円札の売買はマネーロンダリングを是正したいならば禁止にすべきでしょう)。
2月に解禁されたものの、大っぴらに一万円札が出品され始めたのは最近のことだと推測されます。

メルカリで二千円札を出品してる女がいます。メルカリの出品禁... - Yahoo!知恵袋 などを見れば分かるように、メルカリでの現金の出品は二千円札が主でした。出品者の主な理屈は「既に印刷されていないから現行紙幣ではない」というものですが、流通枚数こそ少ないですが二千円札は普通にお店で使えるので現行紙幣です。ただし、メルカリでの二千円札の出品は野放しだったようで、通報されてから運営が削除するという感じで、運営が積極的に対策しているような状態ではなかったようです。


ちなみに、二千円札と同じ現在は印刷されていないから原稿紙幣ではないという謎理屈で旧一万円が出品されていますが、当然色々アウトです。

二千円札以外にも、メルカリで売買される「iTunesカード」の謎 にあるように、2016年の初頭にiTunes cardが出品されていました。現在は出品禁止になっています。2015年に書かれた記事である メルカリがチケット類の販売を解禁!禁止出品には注意!:メルカリ簡単ガイド:So-netブログ などから判断するに、iTunes cardを含む商品券等も、今回の現行紙幣同様に、本来は出品禁止だったのが一旦解禁され、ネットで話題になってから禁止になった経緯があります。

メルカリは本来禁止していたはずの、現行紙幣の出品をなぜか解禁し、ネットに話題になってから再度禁止したのですが、なぜ一旦解禁したのかを明確に説明する必要があるでしょう。現行紙幣の出品は、禁止事項である「マネー・ロンダリングを目的とした行為」に該当するはずです。にもかかわらず解禁したのは、問題があると認識しながらユーザーの声に毅然とした対応をとることができなかった。また、世間が問題視しているという名目で禁止することで、現金のやり取りをしたいユーザーからの非難をメルカリの運営ではなく、世間に向けさせたかったのではないかと邪推したくなります。
追記:メルカリは二千円札や稀少硬貨の売買のためと説明していますが。

メルカリは 「メルカリ」のゲームアカウント売買解禁が10代に与える影響 - CNET Japan などの経緯があり、かなり信用のならない企業だなと。