ICO(宮部みゆき)

ゲームICOのノベライズ版。 ゲームを元にしていますが、ストーリーはほぼオリジナルでしょう。 ブレイブストーリーなどのファンタジーと手がけ、ゲーマーである宮部みゆきが書いただけあってノベライズではありますが、かなりしっかりしたものに仕上がってい…

キノの旅―The beautiful world (8)

ラノベに限ってはあとがきから読むのですが、今回はあとがきを見つけるのが大変でした。 見つけはしたものの、果たしてこれはあとがきなのか怪しい限りです。確かにパスティーシュとしては最高だと思いますけど。 で、肝心の本編ですがキノの眼鏡姿が見れて…

NHKにようこそ!

読了。コミックス1巻を買い、原作も気になったので買った。漫画版もぶっ飛んでいたが原作もぶっ飛んでいた。 話の途中から、岬ちゃんの意図は分かったがラストはちょっと強引かもって感じです。 漫画版は徐々に原作とは違う方向に進んでいるので、違うラスト…

Φは壊れたね (ISBN:4061823922)

羽田にあったので買って読む。 萌絵は出てくるけど、警察のパイプ役といった感じで、主人公(?)は新たに登場した山吹、海月、加也谷で、犀川の位置に来るのが海月で、山吹+加也谷が萌絵といった感じ?感想は正直微妙かな・・・って感じです。 シリーズ名…

クビキリサイクル(西尾維新) ISBN:4061822330

"あり"・"なし"でいえば"なし"の本ですが、西尾維新の他の作品は読みたいと思った。"なし"な理由は主人公が碇シンジ君っぽくてイライラするので。語り部はワトソン君らしく語り部らしく振舞え、と思った。 端的に言うなら森博嗣以後のオタ作品だと思う。天才…

プリズム(貫井徳郎)  ISBN:448842502X

注意!若干のネタバレ気味 以前に読んだ「慟哭」はストーリーに救いようがなかったので読後は凹んだ。今回も、自分の予想通りになるとまた凹むことになるかな?と思っていたらそうでなくて安心。どちらも叙述トリックなのですが。 プリズムは目次を読めば感…

慟哭(貫井徳郎) ISBN:4488425011

サスペンスは面白いが、ストーリーに救いが無いので読後感は良くない。なので、あまりおすすめではない。 この手のトリックを読みなれているとおそらく、裏表紙を読んで本編を読み出せば直ぐにカラクリが分かるでしょう。分かっていても僕は、途中で騙されて…

四季・冬(森博嗣)

四季のラスト。全体的に抽象的で時代設定もはっきりしない。多分、森博嗣の短編における近未来ぐらいなのであろう。 何と言うかもう死ぬ死なないでしょう四季さん・・・。

マリみて

まだ話が現在進行形なのでネタバレしない程度に。なんというか話を早く進めろ。話を伸ばしても、伸び伸びでつまらなくなったと言われるジャンプの名作たちと同じ運命を辿ると思うぞ。

マリア様がみてる

一作目読了。ドタバタ学園コメディ?通して爆笑させていただきました。 http://www.gokigenyou.com/ 公式が「ごきげんよう.com」ってマジですか?

四季「秋」(森博嗣)

春夏秋冬の4段構成ならば起承転結でいえば転なのでしょうか? 「夏」がS&MとVシリーズの回答編ならば、「秋」は解説編と「冬」への問題編という気がしました。 萌絵の近況という感じで四季も本物は全然出ずに話が淡々と進み、正直「夏」の方が面白かったで…

空想英語読本 買ってないけどねぇ〜。

自ニュ*1経由雪花乱舞*2にて空想英語読本ももえたんに勝るとも劣らないという紹介一文があったのですが、私としてはもえたんの方がネタという点では勝っている。 空想~の方はネイティブが元ネタが何であるかを明記して書いているのだが、もえたんは元ネタが…

四季 夏(森博嗣)

春に続いて、「すべてがFになる」に至る途中の過程です。一つだけいえることは、森博嗣ファン以外は読まないように。今回は西野園家以外は森博嗣主要キャラが勢ぞろい?どちらかというとVシリーズの方が多いけど。 私としては、今回は四季の動向はどうでも良…

「黒猫の三角」(森博嗣)

Vシリーズ一作目ですが 面白いじゃないですか。 このトリックなら、あの形式で書いた意味も分かる。 クロネッカデルタなんて理系の大学生しか分からないって・・・。 そういえば、「すべてがFになるも」コンピュータに詳しくないと 分からないけど・・・。

四季-春(森博嗣)

S&M、Vシリーズと続いての三作目 Vシリーズは周りがつまらないと言うので読んでない 森博嗣節炸裂ではあるものの 「そして一人だけになった」(新潮)ほどではない 知人も読んで分けが分からないと言っていたが そんな複雑な話じゃないよな 森博嗣はソ…

月の影 影の海(小野不由美)十二国記

めっちゃくちゃ面白かったです さくさく読めて、でも先は読めないという面白さ 主人公のがんばりっぷりも良い感じです 欲を言えばもう少しヴォリュームがあってもいいかも と思うが、それはシリーズ物だからそれで良いのかも知れない とりあえず続きが読みた…

陰摩羅鬼の瑕(京極夏彦)

やっと読了。 私としては珍しく謎解きの70%を推測できた。 どうして殺したという動機(?)が完全には推測できなかったので70%。 ちょっと事の条件が単純すぎてまるで、摩擦も空気抵抗も無い初頭力学みたいな問題になっているが、そこまで頭を真っ白にできる…

陰摩羅鬼の瑕(京極夏彦)

発売だぁ!! しかし、厚すぎだ!! 電話帳くらいあるぜ!! これを文庫にしたらどうなるんだろうか?

 バカの壁(養老孟司)

売れているらしいですね。 面白いから、ということで貸していただいたのです。 しかしながら、私には当たり前の事が書かれていました。 世間一般の人の認知ってそんなものなのかな?と思いました。

空想法律読本

最近2が発売されました ともに、空想上の特撮やアニメ(主に特撮)内で起こったことに 現行の法律を適用するとどうなるか? という面白い試みをしている本です 法律学に疎い私にも読み易くかつ面白い 法律的な考え方というのが分かります しかも、かなり深…

新恋愛講座 (三島由紀夫)

まだ読了してはいないけど面白いので 昭和30〜40年のエッセイなのに今でも十分通じるものがある 「学力低下が叫ばれて」などという文章が出てくるとニヤっとしてしまう

ブレイブ・ストーリー(宮部みゆき)

一部・二部構成 一部はファンタジーに至る過程 二部がファンタジーでの冒険 一部が途中まで何事もなく進行していくのでちょっとつまらないが 二部に入ると中々面白い RPGやってますねぇ宮部さんって感じです 特にロマサガの影響が多いのかな?(まぁ色々…