SONY の Wena 3 を予約したので、Android Wear への思いを語る。

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バンド部分にスマートウォッチ機能が内蔵された、Wena 3 を予約しました。時計のヘッドは自分で選べるのが面白いです。コラボモデルもあり、その一つに惚れ込んでしまいました。バンドはメタル、レザー、ラバーとありますが、私はラバーを選択。メタルがあまり好きではないのと、ラバーなら単体でスマートバンドとしても利用できるのが便利そうです。運動時にはヘッドを外したり、あるいは用途に応じてヘッドを付け替えられるので TPO に合わせて利用できるのが楽しそうです

当初はソニーストアで予約したのですが、11月5日の夜に Amazon で予約可能になっていたので、購入先を変更しました。クレジットカードのポイントが Amazon の方がお得なのです。現在は、在庫無しになっています。人気の商品らしく、その内に届けばいいなぁと思っています。

Wena 3 を予約するにあたり、私の Android Wear への思いを語ろうと思います

ヘッドに惚れ込んだ

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Wena 3 は Wena Wrist の三世代目に当たります。第一世代は電子マネーと簡単な通知と活動ログに対応していました。第二世代にあたる Wena Wrist Pro には小さなディスプレイが搭載され、簡単ではありますが通知内容を確認できます。
スマートウォッチとして Android Wear 端末を、登場してからずっと使っているのですが、電子マネーに対応していないのが不満でした。そのため、電子マネーが利用できる Wena Wrist はずっと気にはなっていたのですが、Suica に対応していないので購入には至りませんでした。

Wena 3 に心が動かされた理由の一つは Suica に対応したことです。その他にも、通知画面が大きくなっていること、Alexa ですが音声アシスタントが利用可能になったのも決め手です。ただ最大の決め手は、ファブリッチオ・ジウジアーロ氏が Wena 3 のためにデザインしたヘッドです。これに惚れ込んでしまい購入を決意してしまいました。やはり、心を動かされた物を買うのがいい。

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Android Wear の最大の欠点はバッテリー

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これまでに、Moto 360、Zen Watch 3、Ticwatch E と3つの Android Wear 端末を利用してきました。いずれも一年半ごとに買い換えていますが、その主な理由はバッテリーの劣化です。Android Wear の最大の欠点はバッテリーです。毎日充電する必要があります。毎日充電するのが嫌な人もいるでしょうが、私は特に気になりません。ただ、それが苦にならなくてもバッテリーは劣化していきます。一年くらい経つとバッテリーが劣化し、一日利用するのが厳しくなってきます。盤面を常に表示しないとか、通知やアシスタントを利用しないなど工夫をすれば使用時間を延ばせますが、不便さがまとわりつきます。盤面をオフにするのがもっとも効果的に使用時間を延ばせるのですが、時計を見た瞬間に時間が表示されていないというのは、自分にとってはなかなかのストレスでした。

Android Wear で外せない機能

Wear OS そのものに不満はあまりありません。ただし、日本でも Google Pay に対応して欲しかったですけどね……。Pixel 3 が Suica に対応したので、期待していたのですがそうはなりませんでした。

長年使っていて外せない機能としては、通知機能、天気の確認、音声アシスタント、簡単な活動ログくらいです。通知はメールやSNSの他、予定を確認できるのが便利です。音声アシスタントも、難しいことではなくタイマーなどを音声で設定できれば十分です。フリーハンドでタイマーを設定できるのは何かと便利です。
あると助かる機能としては、音楽アプリとの連携、Google マップ、認証システムですが、必須ではないかなという感じです。

音楽アプリとの連携は曲の選択、音量調整などが便利ではあります。しかし、自分の生活スタイルではスマートウォッチで操作しなければならない情況というのがあまりないのです。電車通勤すれば、便利な気もします。基本的に、スマートフォンを操作すればいいし、Spotify なら PC 経由でスマートフォンを操作できてしまいます。
Google マップも全く新しい場所に行くならスマートフォンを取り出した方が無難です。狭くレスポンスの遅い Android Wear 端末をナビにするのはつらいものがあります。
そんな中で、認証システムはスマートウォッチから確認できると便利だったのですが、認証システムのアップデートにより使う頻度が減りました。Google関係の認証は、スマートフォンの通知を確認するだけでよくなったので、認証システムのワンタイムパスワードを利用する機会が減ってしまいました。

次のスマートウォッチを探して

Ticwatch E のバッテリーがいい加減に劣化しているので、新しい Android Wear 端末を検討していたのですが、どうにもピンとくるものがありません。Samsun や HUAWEI もスマートウォッチを展開していますが、Wear OS ではなく、Suica に対応してないのがネックです。

デザインとしては、スカーゲンのスマートウォッチがずっと気になっており、最新モデルも良さげなのですが、2年くらいしか使わない端末に3万円強出せるのか?と思うとずっと躊躇していました。

その点、フォッシル・スポーツは安いのですが、ならばこの時計をしたいか?と問われると悩み所です。Android Wear を使う限りバッテリー劣化は避けられません。

www.garmin.co.jp

スマートウォッチと通常の時計のハイブリッドならば、バッテリーの不満点は解消されるのですが、欲しいデザインがない。仮にあっても、電子マネーは使えないジレンマがあります。
そんな中、今年になってガーミンが Suica に対応しました。Garmin Pay というサービスを展開していたのですが、それに Suica が追加された形です。海外ブランドが Suica に対応したのはちょっとした驚きでした。スマート機能を使ってもバッテリーが4日持ち、音声アシスタント以外は、ほぼほぼ私が必要とする要件を満たしてしています。ただ、少し気になるのは通知が見やすくないこと。メールなどは針が9時15分までダイナミックに動いて表示するので、ちょっとしたラグが気になりそうです。そのため、Amazon の欲しいものリストに入れてはみたものの、入れたまま放置され、衝動買いすることもありませんでした。

改めて Wena 3

ファブリッチオ・ジウジアーロ氏デザインのヘッド部分に惚れ込んだのもありますが、Wena 3 は私がスマートウォッチに求める機能が色々盛り込まれています。Suica に対応しているのは非常に大きいです。iD に対応しているのも嬉しいのですが、初期設定は iOS でやる必要があるのが面倒です。
通知に対応しているのはもちろん、天気の確認、音声アシスタントである Alexa を利用できるのはポイントが高いです。デジタル時計ではあたりまですが、タイマーやアラームにも対応しています。
一番素晴らしいのは、バッテリーが1週間持つのこと。バッテリーが切れても予備電源があり、24時間は電子マネーが使えるのも行き届いてるなと感じます。1週間は公称であり、またバッテリーは経年劣化するでしょうが1日持たなくなるのは流石に数年後でしょう。睡眠を含めた活動ログとして考えると、盤面を付けずとも利用できるラバーやレザーの方が適していると思います。

Android Wear の利点として、盤面が変更できることがありますが、私は気に入ったデザインをずっと使っています。そう考えると、自分の気に入ったヘッドを付ける Wena 3 の方が合っている気がします。時間を直ぐに見られる点でも、その方が向いているでしょう。

届くのが楽しみだ

購入にあたり、色々と記事や YouTube を見たのですがリリースの記事ばかりで、実際に手に取った感想があまり見つからなくて困りました。その中で、ソニーが基本的に好き。|スマホタブレットからカメラまで情報満載 と 価格コムの記事は助かりました。

動画としては、匡-kou- さんが参考になりましたが、すげぇいい声ですねw。

ソニーストアにてwena3の細かい情報を色々聞いてきた

スマートフォンとの連携や、電子マネーの反応具合などは実際に使ってみないと分からないところですね……。

というわけで、いつ届くか分かりませんが、届いたらレビューします。