2017年に購入した Fire HD 8 の稼働率が減ってきました。Pixel 3 XL の画面がスマートフォンとしては大きく漫画がそれなりに読めてしまうのも一因ですが、最大の理由は動作がモッサリになってきたからです。稼働率が下がると、バッテリーをキープするのが面倒になって、さらに稼働率が下がる悪循環に陥ります。
2017年版の Fire HD 10 も所有しているのですが、そちらは漫画を見開きでじっくり見るために使っており、片手で手軽に扱える Fire HD 8 とは用途が微妙に違います。
Fire HD 8 の稼働率が下がっていたところに、メモリが増えて、充電用スタンドに対応した Plus が6月に発表されましたが、飛びつきそうなのを堪えて、プライムデーまで耐えました。お陰で 4,000円安くなりましたが、4ヶ月まったことを考えると飛びついて良かったかも?旧モデルから容量も増えており、32GB ではやや心許なかったので 64 GB 版を購入しました。SD カードに Kindle 書籍やアプリケーションを保存できるようになっているので、32 GB でも十分でしょう。私は、既に旧モデルで使っている SD カードが余っているし、本体に Kindle 書籍を保存し、SD カードはスキャンしてPDFにした書籍用として使い分けたいので、余裕を持って 64 GB 版にしました。
実際に手にしてみると、従来のモデルと本体の形状が変わっていて驚きました。横向きが標準になったせいか、従来モデルと比べて縦が短くなり横に伸びています。少し幅広になったので鷲掴みは辛くなりましたが、重心の位置が変わったのもあり持ちやすく感じます。この辺は、スペックだけ眺めても、実感できない違いです。欲を言えば Full HD が欲しい所ですが、安いので割り切れるポイントです。メモリも増えているので、モッサリ感がかなり軽減されました。キビキビとは行きませんけど、1万円前後を考えれば値段相応でしょう。
充電用スタンドは買うかどうか迷ったのですが、買って正解でした。ただし、USBコネクタではなく、専用アダプターが必要な所はいただけません。本体を、使わないときに立てかけておけば充電されるのは気楽に運用できてよいです。Showモードで時計、天気予報、ニュースなどを表示できるので、情報端末としても優れています。職場にも欲しいくらいです。そして、Pixel 3 XL の充電ができるのも助かっています。Fire HD 8 Plus を使う際には、Pixel 3 XL の方は使わないので、丁度入れ替わる形になり、自分のスタイルにマッチしています。
画面に指紋が付くのが気になるので、ガラスフィルムを買いました。2017年モデルの際はケースも付けていましたが、重いので使わなくなりました。なので、今回は購入していません。
Kindle と プレイビデオ が見られれば十分と言えば十分なのですが、結局、Google Play を導入しました。Android 9 ベースになったので、以前のモデルでは対応していなかったアプリをインストールできるので地味に助かっています。具体的には Dropbox の Paper で、様々な文章の下書きとして利用しているので、あるのとないのとでは大違いです。
Fire HD 8 シリーズからの買い換えなら特に不満点はないとおもいます。そうでは無い場合は、1万円くらいだしと割り切れるなら購入するのはありでしょう。

【Newモデル】Fire HD 8 Plus タブレット スレート (8インチHDディスプレイ) 32GB
- 発売日: 2020/06/03
- メディア: エレクトロニクス