波田陽区はCDをだしていたらしいね

FM聴いていたら流れてきました。波田陽区が嫌いな時点で局を変えるべきだったのですが、若干の興味があったので聴いてみましたが、止めとけば良かったと後悔した。
○○斬り!と言ってる割には全然斬れてないし。なんか、鈍ら刀でゴリゴリ無理やり切られている感じです。
というか、明日の発売?いつもここからや鉄拳、長井秀和などのあるある系の芸人は良くネタ本を出しているし、おばちゃんに大人気な毒舌キャラで知られる綾小路きみまろもテープ(CDも)を出しているので全然やぶさかではないのですけど。というか長井秀和もCD出してましたね(聴いたこと無いので何ともいえませんが)


さてさて、波田陽区がなぜこれだけもてはやされるのか考えてみたわけです。
斬りキャラが不在だったと言うのもあると思うのですが、それにも増して重要なのは
言うじゃな〜い>残念!!>○○斬り
という3段落ち(?)のコンピネーションのノリの良さと、これが型(コピペ)になっている点。
つまり、この型を利用すれば素人でも簡単にネタができるということが重要。長井秀和は「間違いない!」の印象が強すぎて型になりえないのです。
これはものまねにも言えることで、素人のものまねはものまね芸人のものまねで、例えば素人のアントニオ猪木のものまねは春一番のものまねと言った方が的確。つまり、ものまね芸人が咀嚼して分かりやすく作ったものまねの型を素人が真似ているということ。
お笑い芸人の型といえば元来はギャグだったわけですが、時代は変わりギャグだけでは受けなくなってきました。ギャグがそこまで受けなくなった背景として、発想で笑わせると言う流れがあると思うのですが、発想で笑わせるとなると素人には難しいわけです。だから、その発想の笑いの型となる波田陽区の、言うじゃな〜い>残念!!>○○斬り、という一連の型が受けているのではないかな?と思ったのです。
ダチョウ倶楽部の熱湯芸もある種の型ですよね。