アニメ 蟲師「露を吸う群れ」

日曜早朝4時5分より
クオリティの高さはいつもどおり。話としては「夢小路」に次いで救われない話。蟲を利用したものの末路って意味では正しい終わり方だと思います。でも、なんとなく好きな話じゃない。恐らくあこやが自らの意志で安易な道を進んだのが許せないのかもしれない。ラストの余韻は素晴らしいのですが。
生き神であるあこやが、瞬時に老化するシーンはアニメニするとやっぱり迫力がありますな。実際にそんなこと起こったらそりゃ生き神にもなろう。また、あこやが虫の時間で感じていた一日一日の情景が素晴らしくて吃驚。原作では半ページにも満たないシーンが本当に美しく、3DCGで表現した雨もぴったりでした。アニメ蟲師は3DCGの使い方が上手い。

次回は4時20分から「雨がくる虹がたつ」。見所は当然「虹」です。虹をどのように表現するのかが特に見もの。
第八話は「海境より」(三巻)。九話が「重い実」(三巻)。二巻のアニメ化が少なすぎ。「筆の海」やらないの?後二巻の「綿胞子」は話が重過ぎるからアニメ化しないのかな。