諸君 私はスカイリムが大好きだ

Nintendo Switch版は弓の狙いをジャイロでつける

気がついたらNintendo Switch版のスカイリムがリリースされていたので、ダウンロード版を購入していた。
Nintendo Switch版ならではの機能として、モーションコントロールamiiboなどがあるものの、どちらも試していない。モーションコントロールについては後述するが、amiiboはそもそも持っていない。
地味に嬉しかったのは、弓をジャイロで操作できる点。ブレスオブザワイルドのような操作感で弓を扱うことが可能だ。

Nintendo Switchの魅力は手軽さ

PS3版で飽き足らず、PC版も購入し、スペシャル・エディションもプレイして尚Nintendo Switch版に手を出す意義は、やはり持ち歩けることにある。
とはいうものの、Nintendo Switchのバッテリーは長くもたないので、結局、家の中で遊ぶことになるけれど。それでもプレイできる場所を選ばないのは魅力的だ。ソファにベッドに、トイレでだってできる。もちろん、Android 端末でリモートプレイすることも可能だが、ゲームをスタートするまでのセットアップが多くて面倒だし、スマートフォンでゲームをやりながら、他のアプリを使うのは、なかなかに煩わしい。その点、Nintendo Switchならさっと始めることができるし、スマートフォンもフリーになる。スリープ機能もあるので、すぐに止められるし、再開もしやすい。これらの点が、ゲームをゲーム専用ハードで遊ぶ利点だろうか。ただまぁ、スカイリムはバグが多いため、MODを導入しない場合でも、コンソールを使用できるPC版でプレイした方が快適だけども。

モーションコントロールは、コントローラーを本体から外すのが面倒なので試していない。Nintendo Switch版の魅力である手軽さが失われてしまうためだ。
スカイリムに限ったことではないが、本体からコントローラーを外すのは、思った以上に億劫である。かといって、外しっぱなしで運用はできない。なぜなら、コントローラーにもバッテリーが内蔵されているからだ。適宜充電するために、本体などにスライドさせながら接続する必要がある。このスライド機構がなかなかに手間である。
マリオ・オデッセイではモーションコントロールにより、多彩なアクションを繰り出せるのだが、コントローラーを外すのが面倒で主にProコンで遊んでいた。今後も、モーションコントロールを使ったゲームがリリースされるだろうから、コントローラーを本体から外した状態で運用できればいいのになぁとつくづく思う。たとえば、コネクタを接続してコントローラーの充電ができれば、本体から外したままにしておけるのに。

Nintendo Switch版のスカイリムで気になったのは、画面がやたらと暗いこと。モニターへ出力する場合は、モニターの輝度を上げれまくればよいが、Nintendo Switch本体の画面だと、輝度を最大にしても暗い。恐らく、この暗さが本来想定される明るさなのだろう。松明や周囲を明るくする「灯明」などの魔法が用意されているのに、それを使わずにプレイできていたのが、異常なのである。
画面の暗さが気になるなら、種族をカジートにするか、早々にドーンガードを初めて吸血鬼になって、固有パワーである「暗視」を使う手もある。

プレイ開始時におけるロードの長さが気にはなるが、スペシャル・エディションのロード時間が短すぎただけで、通常版と比較すると、そんなに変わらないかもしれない。そもそも、スペシャル・エディションは通常版よりも画質が高いはずなのにロードが速い。恐らく、最適化がなされているのだろう。

スカイリムを通算1000時間くらいプレイしているのでは

繰り返し遊んだゲームとしては、FF5聖剣伝説2クロノ・トリガー夢をみる島メタルギアソリッドなどがあるが、プレイ時間を合算するとスカイリムが一番長いのではなかろうか。

FF5はジョブによって、攻略の幅がある点が何度もプレイしたくなる所以だろう。クロノ・トリガーは「つよくてニューゲーム」の恩恵が大きい。移植される度に、結局周回を重ねてしまう。
夢をみる島メタルギアソリッドシリーズは、ゲーム内で色々なアクションを起こせることが楽しい。
これらの4作はゲームプレイの幅があるのが特徴で、これはスカイリムにも通じる。聖剣伝説2は攻略の幅はあまりない。それでもついついプレイしたくなるのは、聖剣伝説2の中を歩き回るのが楽しいからだ。つまり、純粋に共に箱庭感が好きなのだろう。この箱庭感は、夢をみる島メタルギアソリッドシリーズ、そしてスカイリムにもあり、スカイリムはその中でも随一の世界観である。

また、スカイリムはランダム性が高い。クエスト数が非常に多いため、攻略ルートには様々な組み合わせが存在し得る。また、ランダムクエストとしてドラゴンが振ってきたり、暴漢に襲われたりもする。時には、その両方が起こることもあるし、クエスト中に発生することすらある。そのため、同じようにプレイしても、異なるシチュエーションが発生しやすい。たとえば、私は懐を暖めるために盗賊ギルドのクエストから始めることが多い。それでも、メインクエストの進行度合いやレベルアップの具合、サイドクエストの受註などによって、毎回異なる体験をしているように感じる。

盗賊ギルドの利点はトニリアの存在である。彼女は盗品を買い取ってくれるが、それ以上にプレイヤーにとってありがたいのは、なんでも買い取ってくれることだろう。スカイリムの店主は特定のアイテムしか買い取ってくれないが、トニリアなら文句を言わずにゴールドに換金してくれる。その上、所持しているゴールドが多いのも大変嬉しい。
盗賊ギルドの欠点は、隠術のスキルばっかり上がって、その結果敵のレベルも上がってしまうことだ。戦闘スキルが釣り合わなくってしまう。これは、敢えてレベルを上げないことで回避することも可能ではある。それを補うために、闇の一党を進めても良い。

今回は、この後にメインクエストを進めて、ドラゴンレンドを取得してから、闇の一党なりドーンガードを進める予定だ。スペシャル・エディションをプレイした際に、ドラゴンを出現させないままゲームを進めたら、ドラゴンソウル不足に陥ってしまった。ドラゴンの出現しない世界は快適ではあったけども、シャウトが使えなくなるのは厳しい。
ちなみに、ドーンガードで吸血鬼になるなら、同時に闇の一党を進めると、暗殺しながら吸血鬼のスキルを上げることができて一石二鳥である。