薬疹の原因をDIYする羽目に。「医者はなんのためにあるんだ!!」

薬でアレルギーが出て全身にじんましんが出たのですが、薬局も皮膚科もまったく当てにならず、結局自分で原因となる薬を特定する羽目になりました。お薬手帳も役にたってない。

原因は、恐らく腰痛で処方された湿布薬と痛み止めで、経皮と服用から二つの経路で同系統の成分を摂取したことで、アレルギー反応が出やすくなったのだと思います。
当初は湿布薬のみが原因だと考えていたのですが、全身の赤身が引くどころか手足にも広がっていきます。おかしいなと思い、薬について自分で調べたら、痛み止めが湿布薬と同種の薬効であることが判明。そこで、痛み止めの服用とやめたら症状が引いて行きました。

痛み止めが原因であると特定する以前に、薬局で飲み合わせの確認や、皮膚科にも行ったのですが、飲み薬を止めるよう説明されませんでした。
知人の内科医に愚痴混じりにこの話をしたら、全身に症状が出ているなら、内服薬に決まっているよねとのこと。また、薬に関しても、ダメ押しで薬局に確認したら、湿布薬と痛み止めが同系統の薬なので、アレルギー反応が出たら、二つとも使用を止めるべきとも言われました。なぜ、それをもっと早く言わないのか。かかった皮膚科と調剤薬局が無能すぎたのでしょうか。対処をDIYしなければならないなら「医者はなんのためにあるんだ」。そりゃ、医療系デマサイトが蔓延るよなぁ。

ググレカス

アレルギーの症状が出たのは、ロキソプロフェンナトリウムの湿布薬と、セレコックス錠。ロキソプロフェンナトリウムはCOX1とCOX2阻害、セレコックス錠はCOX2阻害で、共に炎症や痛みを抑える薬です。私は、腰痛で整形外科へ行ったら処方されました。

処方されたロキソプロフェンナトリウムの湿布薬はカプサイシン入りだそうで、薬局で肌に合わなかったら使用を止めて下さいと言われました。今にして思えば、その言葉が余計な先入観になって、何かあったら湿布薬は貼らずに、痛み止めだけ飲めばいいやと考えていました。
湿布薬を貼ってみると、体中がポカポしました。そして、なぜか体中から唐辛子の臭いがしました。ただ、思い返してみると、これは恐らくアレルギーの症状だったのでしょう。

アレルギーの症状が出てからは、湿布薬はやめて痛み止めとしてセレコックス錠のみを飲んでいました。痛み止めもアレルギーの原因だったので、症状が引かないのは当たり前なのですが、薬局で飲み合わせの確認をしてもらって、また皮膚科にかかっても抗アレルギー剤は処方されましたが、内服薬の方は見向きもされませんでした。
後から分かったことですが、湿布薬なら貼ったところを中心に症状が出るはずですし、使用を止めたのに症状が全身に広がるのはおかしいです。

症状がまったく引く気配がなく、広がるので、ググったらセレコックス錠もアレルギーの原因になり得ると。で、再度薬局にかかったら、ロキソプロフェンナトリウムと、セレコックス錠は同系統なので、どちらかでアレルギー反応が出たら、両方とも使用を止めるべきと言われました。

律儀にお薬手帳を持っていたので、特定する際に調べやすかったのですが、それは本来薬局がするべき仕事でしょう。別々の病院から処方された薬ならまだしも、同じ整形外科から処方された薬です。湿布薬を止める際にも、薬局に相談し、その後に皮膚科で抗アレルギー剤が処方された際にも確認しているのに、痛み止めにはまったく注意が払われていませんでした。
結局、自分で原因を特定して、薬局に確認したら、おっしゃるとおりですとの対応されました。今回は、幸いにも症状が軽かったんですが、重くなる場合もありえます。皆さんも、ご注意下さい。おかしいとおもったら、しつこく聞くくらいが調度よいのかなぁと思いました。