クリアしました。８時間ちょっとだったので案外短いゲームでしたが面白かったです。ほぼ全編謎解きなので、これくらいのボリュームが調度良いと思われます。
説明書は必要なことしか書いてないし、普通に歩いていても転落しそうになるし、ジャンプしていける場所がはっきりしない等ゲームとしては色々不親切かなぁ？という気がしますが、その分世界観が浮き彫りになっているので良い。
一番多かったゲームオーバーは転落死。
いけると思った場所が届かなかったり、足を踏み外したり、影に押されたり・・・・
ごめんよイコ
ヨルダが影に連れ去られて、というのは意外と少ないです。
以下ネタバレ（ドラッグ反転）
作中に出てくるヨルダをさらおうとする黒い影には良く見ると角が生えていますよね。おそらく、イコと同様に角が生えたから村から城につれてこられカプセルに閉じ込められた子供達の成れの果てなのでしょう。（城から脱出するも橋から落ちてヨルダを救いに城に戻った際に、イコがカプセルに入れられた場所にヨルダが影にかごめかごめをされていますが、あそこで影を倒していくとカプセルが一個づつ光っていくという演出から推定）
角のはえた子供は力が強いらしいので、その強さを得るためにいけにえとしてカプセルに入れ城の主が代々転生する際に、その力を利用または得て魔力を強めているのかもしれません。
そう考えると、イコも影になり得たし、影はイコと同類であったという事を考えると少し悲しくなりました。
呪いの輪廻がいつから始まったのかは分かりませんが、最終的にその呪縛を解き放つことができ、エンディングにちゃんとヨルダが出てきたのは本当に良かった。
宮部みゆきが小説化しているので、今度はこちらを読んでみよう。
ついでに宣伝
