アメリカでチップを支払う場合

キモチップとか心付けに関連して、「チップ」に関する疑問が Twitter で散見されたので自身の経験を元にアメリカではどのような場面で払うべきかをまとめておきます。

人的サービスを受けたら、その人に払うと考えておけば大体OKかと思います。また、チップを含めた給与形態の場合もあります。

飲食店

レストランだと料金の15ー20%程度。観光地だと25%が相場の所もあります。
ただし、ファストフードやフードコートなどは必要ありません。例えば、マクドナルドとかスターバックスなど。コーヒー店などは、レジの前にチップを入れるためのボトルがある場合もありますが、気が向いたら入れるくらいで大丈夫のようです。

レストランではテーブルに担当のウェイターやウェイトレスが付くので、その人に払います。追加の注文なども、なるべくその人に頼むようにしましょう。
会計と一緒に払うことが多いので、担当の人に直接手渡す機会はあまりありません。レシートにチップの欄があるので、そこに金額を書き込んで支払います。$37とかだったら、$5ー8くらいなので、$45にして支払っていました。
観光地だと目安の金額が書かれていることもあります。あるいは、タッチパネルでパーセントを選択するだけなんてもありました。
ちなみに、ファミレスっぽい店でもテーブル会計が多いです。また、クレジットカードで割り勘もできます。

バーは注文毎に会計する場合は、その都度飲み物を持ってきてくれた人に$1-2くらい。まとめて会計する場合は、レストランと同じで会計時に支払います。店によっては、注文毎かまとめて会計するかを決めることもできます。私は食事とお酒の両方を楽しめるお店に行っていたので、まとめて会計する機会の方が多かったです。

ホテル

直接人に渡す機会が多いです。
荷物を預けたり、運んで貰ったりしたら、その都度$1-2程度支払います。これが、なかなかスマートに渡せない。ベッドメイキングは枕元に置いておけばOKです。ルームサービスや、タクシーやチケットを手配して貰った場合も払うようですが、私は利用したことはありません。

モーテルやビジネスホテルなどにはドアマンがいないので、そちらの方が気楽かも知れません。ちなみに、モーテルのベッドメイキングにチップを払うかはアメリカ人でも意見の分かれるところらしいです。私は置いてましたが、するとアメニティとして付いてくるドリップコーヒーの数があからさまに増えることがしばしありました。チップを置く人はあんまりいないのかもしれません。

タクシーなどの乗り物。

タクシーも支払時に10-15%程度のチップを支払います。支払い方法自体は、レストランとあまり変わらないかも。、重い荷物を持ってくれたり量が多かったりした場合は、$1-2程度手渡ししていました。

空港などのシャトルバスはローカルによって異なるので厄介でした。私か利用していたドメスティックな空港では駐車場への無料シャトルバスが出ていましたが、チップを支払っている人はいませんでした。モーテルのシャトルバスを手配した際も、チップを支払ったら喜ばれていたので払わない人が多いのかも?
一方、ラスベガスへ行った際はホテルへのシャトルバスは有料でしたが、チップを払いました。観光地なら払っておいた方が良さそうです。ただし、路線バスのようにルートが決まっている場合は支払いません。

バスツアーなどは、ガイドに$10程度支払うのが相場のようです。

その他

理髪店や美容院の場合は、カットやシャンプーなどの担当者毎に支払う場合と、会計時にまとめて払う場合とがありややこしいです。私は、チップ不要のお店を利用してました。恐らく歩合制だったのでしょう。

ピザの配達員にもチップを支払うのですが、相場が良く分かりません。レストランで食事をするわけではないので$2-3くらいで十分だと思うのですが、店舗受け取りの方が安いので利用したことがありません。