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あなたの健康とかどうでも良いのです。ただ、においと煙が耐えられない。それだけです

禁煙、喫煙、嫌煙についてのエントリーが目に付いたので僕も書いてみる。

日本における禁煙化の動き

日本における分煙化というか、むしろ禁煙化という言葉のほうがしっくりくるが、の動きを個人の主観を元にまとめてみた。

禁煙車両の導入

昔は通勤型以外の車両には当たり前のように灰皿が設けられ、列車内でタバコ吸い放題だったのですよね。バスも路線バスでは禁煙ですが、観光バスには灰皿がありましたね。飛行機でも、喫煙席と禁煙席がありました。
新幹線で禁煙車両が導入されたのは、1976年(国鉄)の8月20日に東海道新幹線で運行される「こだま」の東京駅方先頭車両である16号車に設置したのが初めて。以後、その他特急が新幹線に倣い禁煙車両を導入し始めたようです。新幹線最初の禁煙車両は16両編成の内たったの一つだったわけです。
新幹線は分かりませんが、JR九州の特急は90年代前半まで喫煙車両よりも禁煙車両の方が少なかったように記憶しています。喫煙車両と禁煙車両の割合の変遷は資料が見つけられなかったのですが、僕の感覚的には90年代中期から徐々に禁煙車両が増えていったのではなかったかと。そして、現在では新幹線を例に取ると、全席禁煙のN700系を除くと、16両編成中喫煙席は、自由席の3号車、グリーン車の10号車、最後尾の15、16号車とたったの4両に。その他交通機関を見れば、長距離バス及び航空機(2000年〜)は全面禁煙と非喫煙者にはありがたいですが、喫煙者には不遇の時代だなと思います。

バスや飛行機は列車と異なり、大きな一つの部屋ですから分煙は実質不可能。
全席禁煙というけれど

屋内の分煙化

分煙 - Wikipedia の項によると、1980年代は喫煙が主流で分煙への理解が少なく、1990年代頃から分煙への理解が得られるようになり職場、飲食店の分煙化が進み、2000年代からは健康増進法により法的にも分煙化が促進され、多くの場所で分煙化というか喫煙ルームの設置が行われるようになったようだ。
昔はタバコが吸えるオフィスの方が多かったのかな?現在では、禁煙のオフィスの方が多いのでしょう。感覚的に、出版業界とか喫煙可な所が多い気がするけど、ちょっとステレオタイプな見方か。ただ、その業界での喫煙率がオフィス内の喫煙不可を左右するのは確かなんじゃないでしょうか。
大学では、2000年頃から構内の禁煙と喫煙ルームや喫煙場所の指定などが進んでいるようだ。
飲食店での分煙の統計的推移に関する資料がないので感覚で話しますが、1990年代までは喫煙席と禁煙席の区別はあったが、区別があっただけで完全な分煙は実現できていなかった。また、喫煙席と禁煙席の区別のない店も多かった。2000年ごろから、健康増進法の影響もあってか、人の多い時間は禁煙あるいは、全面禁煙の店舗が増えたように思える。また、喫煙席から禁煙席に煙が流れないような完全分煙な店舗も増えている。
飲食店ではないが、ホテルなどでも客室外の喫煙の制限、および最近では客室内での喫煙の制限を設けるところも多い。
ちなみに、カフェ業界だとスターバックスは全面禁煙。エクセルシオール、ベックスは完全分煙化の方向。個人的にドトール好きで良く利用しますが、狭い店舗だと形ばかりの分煙なことが多いのが残念。

路上喫煙禁止条例の施行

路上での歩きタバコ禁止に関する条例が最も早く施行されたのは、2002年に制定、施行された東京都千代田区の「安全で快適な千代田区の生活環境の整備に関する条例」である。その後、関東を中心とした全国の各自治体でも同様の条例が制定される。
歩きタバコの危険性に関しては以前から問題になっていたので、良い動きだと思う。私の妹は小さい頃に、歩きタバコのせいで火傷しかけたことがるので人事とは思えない。服の肩口がこげる体で済んだのだが、高さ次第では、腕、最悪顔を火傷していた可能性だってあるわけで。ただ、極一部の心ない喫煙者のせいで、全ての喫煙者が肩身の狭い思いをするのもかわいそうだなーと。本来、マナーと言うか喫煙者の配慮で解決できれば良い問題だと思うので。
個人的に、都市で人通りが多いにも拘らず関西は歩きタバコに関する動きが遅いと感じる。特に、観光都市である京都は2007年の6月から施行とか遅すぎる。禁止エリアも分かり難いので、いっそのこと全面禁止にすればいいのに。

非喫煙者が多数派の時代へ

禁煙車両の導入にしても、オフィスの禁煙化にしても、結局は働く男性の喫煙率が減った事によるんじゃないかなーと。特に、交通機関の多くは旅行期間以外は社会人の出張が主でしょう。新幹線に禁煙車両が導入され、それが徐々に増えていったのは、新幹線を子供連れの家族も使い頻度が高くなったからという要因もあるでしょうが、やっぱり男性の喫煙率に依存している気がする。

喫煙率を年代別に見てみると、1960年代では成人男性の8割がタバコを吸っていたのに。90年代には6割に落ち込み、2000年には5割を切ってしまっている。折りしも、分煙化が盛んになったのは、成人男性の喫煙率が6割になった1990年代であり、分煙化が法律的も促進されたのは成人男性の喫煙率が5割を切った2000年代である。ここへさらに、女性の声も入ったからこそ日本の禁煙化に拍車がかかったのではないか。日本全体を見れば、タバコを吸わない人口のほうが多いわけで、禁煙化に進むのも仕方が無いことなのかもと感じる。

禁煙ファシズム

上記のような禁煙化の流れを一部の喫煙者は禁煙ファシズムと呼んでいる。全面禁煙化で JR東日本を提訴 したり 養老孟司の超刺激発言 「たばこの害根拠なし」「禁煙運動はナチズム」 とか言ってる方は日々禁煙ファシズムとやらと戦っているのでしょう。ただ、養老さんと禁煙学会の件はどっちもどっちだと思いますけど。禁煙学会も大人気ないし、養老さんも子供の対応だし。
まぁ現状が進めば、禁煙ファシズムだ!と叫んでいる人は筒井康隆の短編「最後の喫煙者」よろしく喫煙者が狩られ、最後の最後には喫煙者は天然記念物として保護されるなんてブラックジョークがありえなくもないかも。そういえば、世にも奇妙な物語でドラマ化された際に筒井さん本人が出演していたのはいろんな意味でおかしかった。
ただ、禁煙ファシズム発動(大事な人に押し付ける) のように、僕も自身にとって大事な人には喫煙して欲しくない。友達も自由意志を尊重するけど、できれば吸ってほしくは無い。養老さんをはじめとする禁煙ファシズムと唱える喫煙者は喫煙と肺がんの因果関係は証明されていないと息巻きます。肺がん云々はともかくとして、吸わなくても良い煙をわざわざ吸う喫煙が体に悪くないわけないので、やっぱり大事な人には止めて欲しい。逆に、煙草を止めてといわれるのは、それだけ大事に思われてるってことで。

副流煙よりも「におい」が我慢できない

自分にとって大事な人には禁煙して欲しい。しかしながら、自分にとって関係ない人が喫煙していても、別にその喫煙者の健康なんてどうでも良いのです。自身に迷惑さえ無ければ、吸うも吸わないも本人の自由なので本人の勝手である。それでは、どうして世間は、世間は副流煙による健康被害とかゴミなどともっともらしいこと言って分煙化を促進するのか。
非喫煙者にとってタバコの何が嫌かというと、第一に「におい」です。正直「くさい」ので、俺の前で吸うなと。よりはっきり言えば体臭や口臭もきついのでできれば俺に近づくなと。副流煙とかもっともらしいことを言っているのは、僕にしてみれば「臭いんだよお前」をオブラートに包んでいるだけ。煙はその次。歩きタバコだと炎も含まれますが。
どれくらい、「におい」が嫌かというと、N700系全席禁煙というけれど 喫煙ルームから漏れてくるけむりの臭いですらダメ。僕はN700系には乗ったことありませんが、N700系以外ならば喫煙車両の3号車と禁煙車両の4号車の連結部が耐えられない。さらに、4号車の前のほうから入り込む「におい」にもきつい。体調によるけど、気分が悪くなることも。ただ、僕は隣で吸われてもそこまで気にしない方です。マルボロのにおいは好きな方だし、ホープは固いというか鉄臭いので苦手。マイセンはいいけど、セブンスターは如何にもおっさん臭いので簡便って感じ。にも拘らず、煙草からついたにおいは我慢できません。隣で吸われてる時は気にならなくても、その後に自分の服についたにおいで悶絶することも。
同様に煙もダメですね。閉鎖系なら目がしょぼしょぼ、喉もいがらっぽく。歩き煙草してる人も後ろに着いたときはただただ煙たい。吸って瞬間はOKなんだが、その後に溜まったよどんだ空気が凄いというか。まぁ、喫煙車両や喫煙ルームなんかは喫煙者でも入るのを躊躇うと言いますし。

喫煙者と非喫煙者の埋められない溝

非喫煙者にとっては、副流煙による健康被害とか数字的な何かよりも、もっと直接的に煙草のにおいや煙が嫌なのですよ。その点を頭で分かってい喫煙者もいるでしょう。しかし、
タバコをやめて初めてわかったこと のように、頭では分かっていても実際に自身の体で体験しないと、どれ程に「におい」がきつく、煙たいのかは理解できない。非喫煙者にとって、喫煙者がタバコを吸えない状況がどれほどまでにきついのかがわからないように、喫煙者は喫煙がどれほど、非喫煙者に迷惑なのかさっぱり分からないのだ。
「タバコを吸う女は……」男の主張の裏の裏 は論旨が破綻してますけども、それでもこの女性記者も非喫煙者からの視点で見れてない。煙草を吸う男性が、煙草を吸う女性を嫌うのは男尊女卑的視点が無くも無いとは思うけど、煙草を吸わない男性が、煙草を吸う女性を嫌う傾向にあるのは、男尊女卑とかではなく、単純に「におい」が我慢できないから。正直、僕はキスとかきついと思います。ただ、そういう意味では昔の女性はすげぇなぁと思いますけどね。煙草を吸う男性がほとんどだったからといえばそれまでですが。

非喫煙者なので全面禁煙化でも困らない

喫煙者にとって非喫煙者はゴミなのだ ばりにセンセーショナルな言い方をするならば「非喫煙者にとって、喫煙者とは汚物なのだ」。
喫煙者にとって煙草が吸えない状況が生理的に我慢できないのと同様に、非喫煙者にとって煙草を吸われるのは「くさい」という生理的に我慢できないことなのだ。
僕は興味が無いので煙草を吸おうと思ったことも無いし、吸ったことも無い。父は煙草を吸っていたが、分煙化が進む世の中で育ったので子供ながらに今後煙草を吸うと生きにくくなるだろうなと思っていた。
個人的には煙草税と医療費の関係とか正直どうでも良かったり。データなどどうとでもなりますから。