小保方さんは実験ノートを公開しない方が良かったんじゃ

小保方さんの実験ノートの一部が公開されましたが、見て思わずファッ!?となってしまいました。


ハートマークが書かれているのに驚き、「陽性かくにん! よかった。」は思わずよかったね!と子どもを諭すような心持ちになれました。

真面目なツッコミを入れると「ストレス条件を試した」とは書かれてますが、どのようなストレスを加えたのか書かれていません。マウスの絵には「大量」、「一番」などと記載されていますが、具体的な量も大きさも書かれていません。第三者がこの記述を見ても行われた実験内容をトレースするのは厳しいです。この実験ノートを見れば、小保方さんが論文で使用した図の実験条件が異なっているのもさもありなん。小保方さんが、まともに実験データを管理できているとは思えません。


実験ノートは実験の正当性を証明するためのものです。そのため第三者が読んでも分かるように書きます。また、 小保方さんのラボノートについて | 栗原潔のIT弁理士日記 で述べられるように特許の正当性にも関わってきます。

書き方は流派があるでしょうが、実験ノートとはなんぞやという人には 実験ノート - Google 検索 のイメージと小保方さんが公開した実験ノートを比べてみると、小保方の実験ノートの酷さが分かるかと思います。
あるいは、「よかった」などと書かれた業務日誌や議事録を想像してみてみるとよいでしょう。


正直、なぜ代理人がこれを公開したのかさっぱりわかりません。理研が調査を継続しないことを受けての対応のようですが、小保方さんにとどめを刺しているようにしか見えない。
しかも、わざわざ代理人がワープロソフトで打ち直しているのも謎です。打ち直さないともっとひどいのか。打ち直してるのにわざわざハートマークを入れてるのは、もしかしたら心臓を表しているのかもしれませんね!


代理人は特許の関係ですべては公開できないとしてますが、特許は既に申請しているので公開しても問題は無いはずで、しかもわざわざ打ち直していることからも、人様に見せられるようなまともな記述が、これくらいか無かったのでしょう。
あるいは、実験ノートの公開は代理人の本意ではなく、小保方さんがどうしても公開したいと迫り、譲歩した結果がこの惨状なのかもしれません。