らくだのひとりごと: 席を譲らなかった若者

各所で話題になってますが、やじうまWatch(http://internet.watch.impress.co.jp/static/yajiuma/)にも取り上げられてます。
滅茶苦茶難しい問題だと思うのでコメントを避けていたんですが、とりあえず自分の思う所を書いとこうかな。


前提条件として年長者は敬うべきであると考えます。今の時代があるのは年長者ががんばってきたからであり、祖先あっての現在の我々だからです。
その前提条件から言えば、席を譲るべきなんでしょうが僕は譲りませんね。譲らないと言うか公共交通機関を利用する機会が少ないので、当然席を譲る機会も無い。つまり、席を譲るかどうか考えることもあんあまり無いです。
また利用したとしても大抵は立ってるし、座っているのは疲れている時なんで譲る余裕なんて無いです。


さて今回の件ですけども、高齢者が席を譲って欲しいので

「最近の若い者は年寄りを立たせても平気なんだから」

と嫌味を言ったわけです。そりゃ若者も腹が立ちますとも。でも、そこで反論するとこの高齢者と同レベル。ここは笑顔で席を譲りながら嫌味に対して切り返してこそ大人の対応。
何というかどっちもどっちだからこそコメントし辛いのでしょうな。

少々パラドックスなんですが、今の時代があるのは年長者のおかげと言えるのなら、このような若者がいるのも年長者の責任とも言えるのが何ともです。


席を譲られる=弱者と考えるとそもそも、弱者の権利を傘に着て権利を主張するのはおかしいでしょ。そこは素直に席を譲って頂けませんかって頼めば良かったと思うんですけどね。


ところで、これから高齢者になるであろう団塊の世代に関しては色々思うところがあります。確かに彼らあっての日本の高度経済成長ってのはわかりますが、ただその時代に生まれただけですからね。ただ働けば日本は上向きだったつまり将来の明るくあった人々に、ニート問題とか論じて欲しくないです。