僕の記事の書き方

人の名を知るのなら、先ず名乗れというわけで、人の方法を聞くなら先ず自分の方法を書くのが筋ってもんだ。というわけで、以下につらつらを僕の記事の書き方を紹介。

はじめにタイトルありき

タイトルは記事とともにあり、記事はタイトルであった。
記事を書くモチベーションは、自分の言いたいことが大前提。これは、普段の生活やネットを巡回することで生まれてくる。また、言いたいことがあっても、それを記事にする取っ掛かりが自分の中に無い場合は、同じお題に対して言及している人の記事を見つけたときに、その記事に対する反応という形で記事を書くこともある。
言いたいことは脳内に存在するが、それを整理、記憶するために、記事タイトル的なタグを付けている。それを、タイトルにする場合もあるし、文章を書き上げて決める場合もある。記事のタイトルだけ思いついて、内容は後からついて来る場合もある。これは、脳内にある概念がタイトルによって定着したということだろうか。
自身の考えを記事タイトル的なタグで覚えておくと、それらが脳内で漂い相互作用し、反応することで新たな考えが生まれる場合もある

参考&関連記事の捜索

書く内容が決まったら、同じお題に言及している記事を検索、自分の考えを吟味する。あるいは、以前ニュースサイトで見た記事のタイトルを思い出しながら捜索することもある。かめのこだまし…? - ■weblog 2006/07/19で、『リンクの仕方が上手い』、『脳内データベースが繋がっていかないと、思い浮かべた記事に直ぐ繋がらない』と言われたんだけど、それはむしろ記事のタイトルのつけ方が上手い人が多いから。タイトルが上手いと、それだけで内容が分かるし、印象に残り易い。故に、記事タイトルが分かり易いと、覚え易く、脳内で互いに反応し、脳内データベースも繋がっていくということか。
その後、思うが侭に出てくる文章をブラウザ上にタイプする。このとき一番重要なのは勢いだ。脳内では十分に思考したので、勢いが無いとそれが脳外に出て行かない。

小見出しメソッド

僕が最近多用しているのは、小見出し法。元々は、ダラっと長くなる文章を読み易くするため、小見出しを用い、文章にメリハリを着けることを目的としてたんだが、以外にも書く方にもメリットがある。
長文ってのは短文の集まりのなので、その集まりに名前をつける、つまりサブタイトル的にタグを付けると、それぞれを個別に扱えるようになる。小見出しを見れば、文章全体の構成も分かり、推敲も行い易い。
小見出しを先につけて、文章の指針を立てたり、長文を書いた後で小見出しをつけて考えを分ける場合もある。あるいは、文章を書きながら小見出しをつけ、前の文をそれに繋がる用に書き直したり。僕の文章は、三段落ち的な構成が多いから、小見出し法を使うと書き易いのかもしれない。

アップとその後

文章自体は、メモ帳でバックアップを取りながらブラウザ上で書き上げる。書き上げたら、一応誤字・脱字をチェックしてアップする。ただ、チェックが甘いので、大体は誤字・脱字だらけだが。ただし、書き上げた文章にメリハリが無く長いとか、分かりにくい場合は、メモ帳を元に書き直すこともある。ただ、書き上げたら、直ぐにアップする指針に代わりは無いが。
過去ログに関しては、修正しない事が多い。修正するなら、昔と考えも変わっているだろうから、新たに記事を書く方が多い。コメントはなるべくコメント欄で対応するが、長くなる場合は新たに記事を書く。トラックバック等も同様。はてブのコメントは真摯に受け止めて次に生かす。
稀に記事を書いていると、思いもかけない結論にたどり着いたりすることがある。それもまた一興。