アニメ 蟲師「柔らかい角」

土曜深夜28時からって日曜未明4時が正しい。毎回なんでこんな時間なのかと思っていたが、ヤマモトHPの10/30日分にあるように、夜だか朝だか分からない状態で見るからこそ雰囲気が増すのかもしれない。
初回の「緑の座」、二回目の「瞼の光」と比べて原作どおりのカット割り、場面転換は減ってきている。しかしそれは話の構成を分かり易くするため処置なので問題なし。また説明調のセリフをカットしたりとかなりアニメ的になってきたのではないかと思う。
肝心の「雪」はまさにしんしんと、しかも雪で音が澄む様子も伝わってきた。また、ラストのギンコが阿に寄生され音がくぐもって聞こえたのがちょっと感動。ただし、原作であった「焚き火の音も−」というセリフは説明調であっても、気づきにくいのであった方が良かったのではと思う。
今回は「音」がテーマだったので音楽に良く耳が行ったのだが、蟲師の雰囲気に良くあっていることにあらためて気付かされました。ちょっとサントラが欲しい。

次回は土曜深夜27時40分より「枕小路」。私が蟲師を読み始めた回なので思い出深い話。テーマは「夢」。見所はラストの「夢野間」の群れでしょうか。また、夢のシーンをどのように表すかですね。