VRはいいぞ

コロナウィルスのため、不要不急の外出を控えろと言われていますが、リングフィットアドベンチャーで運動し、VRSkyrim に旅立っているのでインドアながら割と健康的な生活を送っております。

パーソナルホームシアター

lastline.hatenablog.com


Oculus Quest を購入して一ヶ月半ほど経過しましたが、主にゲームに、動画、時々3Dモデルをいじくったり見たりしています。
動画視聴はすばらしいの一言です。YouTubeで360動画を見るのも楽しいですが、4Kや8K映像を大画面で見るのも圧巻です。動画サービスの中では Amazon Prime VR のできもよくて、映画館にいるみたいな感覚で動画を視聴できます。ゆるキャン△のドラマ版は Oculus Quest で見ていますが、ドローン撮影によるシーンがダイナミックです。富士山も美しい。大画面のテレビかホームシアターが欲しいなと思っていましたが、Oculus Quest でその物欲が収まりました。
ソーシャル空間で映画を見る Bigscreen というサービスもあるので、映画館の概念が変わってきそうです。動画を見るだけなら、解像度の高い Oculus Go のような廉価版があると嬉しいですね。

ニコニコ動画はアプリがないのでブウザ経由で見ています。標準ブラウザでも見られますが、Firefox だと画面サイズを細かく設定でき、曲面にもでき、さらに日本語入力にも対応しているのでおすすめです。

もちろん、エロ関係もいいです。ただし、VRヘッドセットで180度エロ動画を試してみた - 最終防衛ライン3 にも書いたように、解像度が高くて自分の性癖にマッチすると興奮できますが、そうでないと萎えが激しいです。

ライトセイバーの修行が楽しすぎる


Vader Immortal Ep. I, Lightsaber Dojo Level 27

ほぼ毎日「Vader Immortal」の DOJOライトセイバーの修行をやっています。最近、Episode II を始めてフォースが使えるようになりました。Episode 9 の鬱憤晴らしにもなっています。
SideQuest - Make it your own 経由でインストールした VR使用中の運動量をトラッキングできる YUR Fit - YUR によると、30分くらいで 100 kcal くらいは消費できるようです。

色々ゲームをやってみたくはあるのですが、ライトセイバーの修行が楽しいのと、Skyrim VR をやったら、膝に矢を受けたら冒険者を続けられないと異世界転送を実感した - 最終防衛ライン3 から、今も Skyrim に旅立っているのあって、他のゲームに手を出すモチベーションと時間がない感じです。Oculus Quest に入っているデモの中では、BeatSaber はもちろんですが Superhot VR が楽しかったです。

ちなみに、カスタムメイド3D2の体験版もやってみましたが、解像度が思ってた以上にクリアでキャラクターがまさに目の前にいる感じがしてやばいですね。グッときます。

ワイヤレスが圧倒的に快適

ゲームを色々遊んでみた知見として、ワイヤレスの方が圧倒的に快適です。「Vader Immortal」は Oculus Quest のみと PCとゲーブルを接続した Oculus Link 経由で Rift 版を遊べるのですが、ケーブルがあると本当に邪魔ですね。このゲームは360度から攻撃されるので、ケーブルがあると身体に巻き付かないように回転方向を意識する必要があります。コントローラーでも視点を動かせますが、どこから攻撃されるか分からないので、咄嗟にその方向にスティックを向けのは難しいです。真のジェダイならそれも可能でしょうが、一般人な私はVR内で頭を向けた方が早いし正確です。

Oculus Quest なら「Virtual Desktop」経由で Steam VR を起動できるので、Wi-Fi環境が強力ならワイヤレスでも快適に遊べます。HTC VIVE Cosmos も無線化できるキットが販売されているので、今後はスタンドアローン型だけでなく、PC接続型も無線に対応するように思います。

時々3D

空中に絵を描くようにモデリングする Gravity Sketch

www.gravitysketch.com

3Dモデルの閲覧や作成のため、Gravity Sketch を購入してみました。クロスバイに対応しているので Oculus Quest 単体でも、Oculus Link 経由での Rift 版の両方を利用できるのでお得だと思います。
一般的な3DCGソフトウェアとは異なり、Oculus コントローラーで3次元空間に絵を描くようにモデリングしていきます。細かな作業がどこまで可能かは分かりませんが、ぱぱっ3Dモデルを作成できるのは気軽で便利です。OBJファイルをクラウド上にインポートしておけば、Gravity Sketch 内で閲覧、編集可能です。その逆もしかり。
Quest 単体の方が気軽に起動できますが、デバイスが貧弱なので落ちることがあります。PCと接続し Oculus Rift 版を利用し方が安定しています。ただ、Quest 単体でモデリングできるる気軽さも魅力です。

結晶データを見るなら Chimera X

以前、3Dモデルや結晶構造をOculus Questで見る - 最終防衛ライン3 を紹介しました。Blender Xもありですが、結晶データがあるなら UCSF ChimeraX Home Page の方が適しています。Steam VR 経由で起動し、VR内で分子の表示形式を変更したり、距離を測ったりできます。コントローラーの形状が円錐なのはちょっと残念ですが、各ボタンに種々の機能を設定できるのも便利です。

VRヘッドセットのデメリット

頭が重い

最大の弱点は、本体の重さです。「重り」を後頭部につければ感じる重さは緩和されますが、本体はより重くなっています。次期モデルはもっと軽くなるでしょう。ただし、それがいつになるかはわかりません。

いつ買うの?今かなぁ?

買い時を掴めないのもヘッドマウントディスプレイのデメリットでしょう。Oculus Quest はしばらくはバージョンアップが続きそうではあります。現在も、ハンドトラッキングなどのテスト機能が精力的に追加されています。数ヶ月は「買い」だと思いますが、夏を過ぎたら新しいモデルが見えてきそうな気配があります。また、PS5 の新しい PS VR を待つのありでしょう。ただし、個人的にはスタンドアローンモデルかワイヤレス接続の方が便利だと思います。5Gに対応モデルも出そうですが、コンテンツが追いつかなそうです。

コンテンツは増加中ではあるが・・・・・・

以前に比べればコンテンツは増えましたが、まだまだ少ないと感じます。現状であってもヘッドマウントディスプレイはVRを体験したい人や、VRで何かをやりたい人向けの域を出ていません。私自身もVR向けアプリを作ってみたいと考え射ますが、それは逆にやりたいことがあったら自分で作る必要があることを意味します。

広い空間が必要

ゲームをやるなら半径2メートルほどの何も置いてない空間を確保しなければならないのもデメリットでしょう。ライトセイバーを勢いよく振り抜いて襖や鴨居にコントローラーをガシガシとぶつけています。コントローラーが壊れないか心配になります。

今後に期待

値が張るのもデメリット。ゲームを楽しもうと思ったら5万円からで、リッチな体験を仕様と思ったら10万円近くします。その場合は、さらに高性能なPCが必須なので、お値段が跳ね上がります。ゲームだけなら、今後発売される Xbox Series や PS5 を購入した方が満足度が高いでしょう。

私としては、ホームシアター代わり、ゲーム機、3Dモデリングと遊びと趣味とお仕事に関係するので買いではありますが、万人にお勧めできるものには至っていないと感じます。ただし、今後に広まっていく技術だと思うので、面白さを垂れ流して行こうと思います。