レンタカーの保険は良い奴に入っておけ

バジェットレンタカーで自損事故を起こし車のボディを凹ませたのですが、レンタル時に勧められた バジェット・レンタカーのセーフティパック に入っておいたお陰で私の心が凹まずにすみました。

免責保障のプランでしたが、事故を起こした際に自走可能なら2万円、できない場合は5万円のノンオペレーションチャージを別途支払うのがレンタカー屋における慣例のようです。最近では、このノンオペレーションチャージを支払わなくても良いパックを用意しているレンタカー屋が増えているようです。事故を起こす気はありませんが、1日700円だったので、勧められるままに契約したのですが、自損事故でもこのノンオペレーションチャージを支払う必要がありませんでした。

また、ニッポンレンタカーの車に擦りキズをつけてしまったら読め » カワイデスドットコム|河合徳光 に書かれるようにどんな小さな事故でも警察に連絡しないと保険金が支払われないケースがあるそうです。私の場合は、その場で車体の状況を確認できず、後から凹んでいることが分かったのですが、営業所に電話したところ、警察に連絡せずとも、保険金が下りるそうで助かりました。

事故の状況

濃霧の中、後続に車が連なった状態で片側対面通行の下り道を走行しており、ギリギリ交互通行できそうな狭い道へ進入することに。その際に、対向車が来てないことを確認したのですが、高速で対向車が進入してきたため、その狭い道の途中で離合する羽目に。
相手が谷側だったので、できるだけ山側に寄せて対向車を通そうとしました。その際に、擦ったような音はしたものの、道が狭く後続車もおり、車を停めて確認できる状況ではなく、その先にも待避できる場所がなかったので、しばらく走行してから車の状況を確認したら、車に凹みがありました。

免責免除の保険に入ってるから大丈夫だろうと思い、そのまま走行を続け、ホテルに到着し落ち着いてからスマホで「レンタカー 自損事故」でググると、小さな自損事故であっても警察に届け出て事故証明を貰わないと保険の補償を受けられないとあって蒼白に。

夜も遅かったので、翌朝に営業所へ電話で相談したら、セーフティパックに入ってるから返却する時に状況を説明すれば、警察などに連絡する必要も無く、補償金なども支払わなくてよいと言われました。電話口の受け答えは、わざわざ連絡してくれて助かりますって感じでした。

返却時に営業所で車に傷を付けた状況を説明する書類を書いたら、特にお金などは請求されず、念書等も書く必要はありませんでした。
営業所の方もセーフティーパックに入っておいて良かったねと、言っていましたが、本当に助かりました。

ノンオペレーションチャージとは?

ノンオペレーションチャージとは、レンタカー屋に対する営業補償のようなものらしく、修理や清掃する際に営業車として利用できない期間に対する補償金とか、事故手続きに対する料金などの意味合いがあるようです。
自走可能なら二万円、不可能だと五万円が相場みたいです。
事故やノンオペレーションチャージの対応はレンタカー会社、また同じ会社であっても地域や営業所によっても異なるようです。例えば、バジェットレンタカーのセーフティパックも地域によって補償内容が異なりますし、取り扱っていない店舗もあります。

以前、トヨタレンタカーでトラックを借りた際にレンタカー店の敷地内で自損事故を起こしましたが、この時も報告書を書いただけで、免責や修理費、ノンオペレーションチャージを払う必要はありませんでした。

レンタカー店の駐車場から出る際に、店舗の人が誘導してくれたのですが、トラックの運転に慣れていないこともあり、出口付近の柵に車体をこすってしまいました。私の過失でありますが、 自損事故がレンタカーの敷地内であること、またナビをしていた人が店長らしき人にきちんと案内しろと叱責されており、営業所の方も責任を感じたのか、その場で警察への報告をすることなく、報告書のみでOKでした。その際に免責やノンオペレーションチャージ を支払うことも、その後に修理代なども請求されませんでした。
数年前のため契約内容を明確に思い出せないのですが、恐らく免責補償には入っていたはずです。ノンオペレーションチャージはお店の人が責任を感じて免除してくれたんじゃないかなぁと思います。

営業所などに確認を取ろう

レンタカーを借りて小さな自損事故を起こした際に、警察を呼ぶべきかはケースバイケースに思えます。かすり傷はなどは、すぐにわからないこともありますし。

私の場合、山の崖に対して保険を払う必要はまず無いでしょうし、レンタカー屋の柵は私有地で店の人も見ていたので、二件とも特殊なケースだと思われます。

警察を呼ぶべきか判断に迷う場合は、営業所などに確認した方が良いでしょう。また、その場で確認できなかったり後から気がついた場合でも、なるべく早めに連絡した方が良さそうです。
最後に、ノンオペレーションチャージを支払わなくても良いプランがあったら、加入することを強くお勧めします!