Note Anytimeがメジャーアップデートで書き味が良くなったのでご紹介。
その他Android向けの手書きメモアプリを使った感想をお届けします。
Note Anytimeがメジャーアップデートで書き心地がよくなった!
手書きノートアプリである Note Anytime がメジャーアップデートされました。Android版はこれまで無料でしたがLite版になり、新たに有料版が無印の「Note anytime」としてリリースされました。
インターフェースを一新し、デザインもフラットに。
ペンは蛍光ペンと、万年筆、毛筆と絵筆が追加されました。前パージョンでも透過度を調節することで蛍光ペンもどきを利用できましたが、デフォルトで設定できるのは助かります。
投げ縄ツールで描いた図をコピペ、回転、拡大・縮小、変形もできます。
個人的な感触として、書き心地が格段に良くなったと思います。Nuxus7というか、Androidの不満点として手書きノートアプリの書き心地が今ひとつでしたが、Note anytime のメジャーアップデートでその不満も解消されました。
ペン周りのインターフェースがもう少々使いやすくなると完璧。現状だと、ペンの種類を変えるのがちょっと面倒なんですよね。
デジタルキャビネットにより、iOS、Android、Win8と複数端末持っていてもOSを超えてノートを共有できるのも大きな利点。iPad では Note shelf をメインに使っていますが Nexus7 とノートを共有するために Note Anytime も使ってみることにしました。
ただし、DropBoxなどその他のクラウドサービスとの連携機能はありません。ただし、Android版なら共有機能があるのでそこまで困りませんが。
その代わり、エクスポートが独自形式とJPGにしか対応してないのが残念です。他のアプリ経由でPDFにできるので特に問題はないのですが、PDFへ注釈する際に一旦画像へと変換されるのは惜しい仕様だなと思います。
NoteLedge
iOSにある同名アプリのAndroid版。写真の挿入など一通りのことはできます。
ペンの種類が多いのも特徴。描いた図を動画やボイスメモを挿入ができるのが特徴でしょうか。
DropBoxやGoogleDriveとの連携が簡単にできます。ただし、JPGとしてしか出力できません。
Android版には拡大鏡がないのと、図の変形ができないのが残念です。
書き味は悪くないのですが、拡大鏡がないためNexus7では手狭であまり細かに書き込めないのが不満です。
InNote
CamScanner に対応した手書きノートのため、PDFとして出力できるのが魅力です。
CamScanner経由でのPDFへの書き込みができます。また、写真とマップを挿入できます。
書き味も良く、拡大鏡のできも良いのですがNexus7には少々手狭で書ける範囲が広くありません。
ちょっとしたメモ書きとして使用するには最適かなと感じます。
Skitch
写真、地図、ウェブページ、PDFへの書き込みが可能です。
フリーハンドの線は補正されるので綺麗に見えます。
矢印や四角などのオブジェクトがあらかじめ用意されており、テキストを白抜き、あるいは陰影をつけることができるので、地図でお店の場所を示したり、書類上で修正の指示を出したりするのに向いているアプリです。
ファイルのエクスポートは共有で。基本的にはJPGとして出力されます。
simpleleaf
通知バーに常駐させることができる手書きメモアプリ。黒と赤ペンしかありませんが、さっとメモする際には十分です。
メモ部分を半透明にできるので、ウェブページなど他のアプリの画面を見ながらメモを取ることもできます。
JPGの他に透過PNGとして出力できるのが、他にはない特徴です。
Antipaper Note
Google Playにはないので、Antipaper Labs からインストーラーをダウンロードしてください。
書き心地は最高だと思いますが、公式サイトの News | Antipaper Labs を見る限り2012年の12月から何に音沙汰もなく、アプリのアップデートが期待できないのが残念です。
写真の挿入などもできないので、書き味の良さだけで常用しようとは思わないですねぇ。