硫化水素自殺連鎖の責任はインターネットだけでなくマスコミにもある

硫化水素自殺は二次被害が発生し易いのが問題。自殺の問題だけではない(追記4/28)

硫化水素発生方法なんて教科書に載っているという理由で、発生方法をインターネットで流布している人は自重しろ。確かに発生方法は載っているが、発生されるための薬品が何に入ってるか、までは載っていない。表現の自由が認められるからといって何を書いても良いわけではない。インターネットに自浄作用がないとみなされれば、インターネット規制やむなしという声が大きくなるでしょ?
マスコミはインターネットのせいにしているが、マスコミの方が影響力は強いのだ。いじめ自殺報道後に自殺の連鎖が必ず起こってきたのに、マスコミは何も学ばないのか。というか、ネットは規制するのになぜマスコミは規制されないのか。

硫化水素自殺の経過

2006年6月

上記の本の106ページに「事例20 薬品により発生した硫化水素による自損行為事案」という項目がある。
2006年6月 15時05分に「21歳の息子が風呂場で自殺しています。体が硬くなっています」と119番通報。また、同ページに薬品は量販店で簡単に入手できるとの記述。
自殺した男性がどのようにして硫化水素発生法を知ったかは不明。

2007年3月6日 香川の大学生自殺

この時点で、玄関ドアに「硫化水素発生中」などと書かれた張り紙があった。この大学生もどのようにして硫化水素発生法を知ったかは不明。しかし、【消防・防災/実戦NBC災害消防活動】東京法令出版 に記載されたように浴室で薬品を混合している。
ニュースは、「浴室には混合すると有毒ガスが発生する洗剤の空き容器が残されており」と記載。

2007年7月13日 神奈川での巻き込み被害

張り紙があったかどうかは不明。救出しようとした家族が巻き込まれる。場所は風呂場。ニュースでは「トイレの洗浄剤と入浴剤」と記載。
2ちゃんねるによると、フジテレビが詳細を報道したとのこと。

また、2007年7月16日に熊本でも発生。

2007年10月23日 埼玉 車中で

見出しに「トイレ洗剤と入浴剤混ぜ」と記載。これまで異なり車中。