ジャンプSQ.に藤崎竜がいれば、ある意味完璧な件

月刊ジャンプが廃刊になり、新たに ジャンプSQ. (注:音が出ます) が創刊されることになりました。
連載陣を見ると、るろ剣武装錬金和月伸広、マインドアサシン、明稜帝のかずはじめ(風天組ではない)と、ここに藤崎竜がいれば、ジャンプ暗黒期を支えた三面子が揃い、ある意味完璧というか、俺的には買いなんだが(笑)

自ニュF: 月刊ジャンプ廃刊→「ジャンプSQ」創刊へ のコメントなどから考えるに、月刊ジャンプで切るに切れない作家陣+編集の一層を狙っているのでしょうか。

和月伸広について語る。

かずはじめも、和月伸広も悪くない作家なんですが、自身の作風が良く分かってないと思うのですよ。まぁ、かずはじめは好き勝手やりすぎですが!やっぱり風天組は最高ス!!

和月伸広は、るろ剣でも武装錬金でもそうだったんですが、キャラの肉体的成長を書くのが下手すぎ。るろ剣なら弥彦だし、武装錬金なら主人公のカズキ。特に弥彦は作家本人としては、徐々に強くなったのだろうけど、作中に弥彦の訓練の描写があまりないので、読者的にはいきなり強くなったようにしか見えない。そもそも、十本刀の鎌足でさえ、薫と操の二人がかりだったのに、蝙也は弥彦一人では噛ませ犬にもならない。以後の、人誅も同じ。死線を渡り歩いた殺し屋を倒すには早過ぎ。
元々、和月は思考や、葛藤など内面的な表現が評価されているわけで、その点でるろ剣が売れたんですが、どうも本人はバトル物として売れてると思ってるっぽい。また、武装錬金はカズキよりも、斗貴子さんとパピヨンのキャラの占める割合が大きいのではと思う。よって、和月には少年漫画らしい少年漫画を目指さないで欲しいのだけど・・・。

最後に

つーか、何気に藤子不二雄Aが連載陣にいるのが気になるところであります。しかし、創刊まで後約100日もあるのね。多分、その頃には忘れてるな。