もはやグラフィックが綺麗だけでは驚きに直結しない

PS3の実機を触ってきた

秋葉原ヨドバシカメラPS3の実機が置いてあり、さらに試遊できたので触ってみた。遊んでみたのは、SEGAのアーケドテニスゲームの移植であるPower Smash 3、デビル メイ クライ 4、RIDGE RACER 7。デビルメイクライも、リッジレーサーも過去のシリーズのグラフィックが綺麗になったこと以外は、新しいものは見出せなかった。PSで初めてリッジレーサーをプレイした時は、しこたま感動したもんだが。Power Smash 3も既存のテニスゲームだったけど、他の2作よりも面白かったかな。それは、本物テニスプレイヤーを使った写実的なゲームなため、ゲーム画面が実際のテレビを見ているような錯覚を起こさせるからかもしれない。というか、ゲームよりもリプレイの方が面白かった。逆に、デビルメイクライも、リッジレーサーはリアル志向ではないから、グラフィックを綺麗にしても逆にリアルじゃない点が目立っているのかもしれない。ただ、どのゲームもPS3じゃないとダメかと問われると甚だ疑問かも。PS3じゃないと出来ないゲームが出来なきゃ意味が無いと思う。
コントローラーは軽くなっていたが、それは振動機能が省かれたため中の錘が無いためだろう。デュアルショックの代わり新たに内蔵された傾きセンサーは、それを試すゲームが無かったので実力の程は不明だ。ロードに関しては特に長いとは思わなかった。
その他ゲームの紹介ムービーも流れていたが、一番興味を引かれたのはMGS4のムービーだった。ゲームのプレイ画面を編集しただけだが、色々なことが出来そうだなとワクワクさせる作りになっていた。公式サイトにあるものと内容は同じなんだが、高画質で見るとPS3のグラフィックの綺麗さが改めて分かった。
PS3はリアルで写実的なゲームほどグラフィックが生かされるのではないかと思った。逆に、あまりにファンタジーだとグラフィックの綺麗さが浮いてしまうかも?
それにしても、実機を実際に見ると大きさが実感できました。空気清浄機なんて冗談妥当と思っていたら、本当に小さめの空気清浄機でしたよ。

次世代機の発売にワクワク出来ない自分

子供の頃はゲームに対してワクワクしたものだが、最近は全然だ。大人になったと言えばそれまでが、PS3Wiiなど次世代機がもうすぐお目見えするのに、ちょっとくらいはワクワクしても良いのではないかと自分でも思う。
ワクワクしない理由を考えるに、各時代の次世代機の驚きを振り返ろう。FC→SFCの時は、圧倒的な表現力の増加に驚いたものだ。SFC→PSの際は、2次元から3次元と言う跳躍があった。PS→PS2は、かつてほどの驚きは無かったが、それでもDVD搭載+グラフィック能力の向上には驚きもした。まぁ、PS→PS2は上位互換に助けられたものだとうが。今回の、PS2PS3は、グラフィックの綺麗さに驚きはしたけども、それはPS2の時に体験している。時代が進めばグラフィックが進化するのは当たり前のことなのだから、最早グラフィックだけではそんなに大きな驚きは得られない。さらに、自身が成長しているものだから、ますますワクワクしないのだろうな。
じゃあWiiに驚愕したかと問われると、コントローラーに驚きはしたけども、コンセプトとしてはDSと同じであるから、DS時よりも衝撃は少ないのだよね。また、Wiiに関しては想像は膨らむが、実装する場合にどこまで出来るかが明確ではないと、余計なことを考えるのは自分が汚れてしまったからだろうか。
X-Boxについては特に感想は無いが、X-Box360をはじめて見たときは綺麗だなと思った。これは、PS3と全く同じ感想で、つまりPS3もX-Box360のどっちでも良いけど、僕はMGS4はプレイしたいから、候補としてはPS3を挙げとくってだけの話。結局はやりたいソフトなのだ。