面白いものを共有したいから布教するんじゃないの?

オタクはなんで布教活動するのか。そもそも、信者だったら布教するのが務めだろね。流石に、どこかの宗教宜しくわざわざ家まで訪ねて冊子を配ることも、道を歩いている人に祈らせてください、興味のある人間を引き込むなんて強引な布教活動をしているオタクを見たこと無いが。ただ、アニメをDVDに焼いて渡したり、マンガやゲームを貸したがる人は多い。そういう私も、マンガを貸す人。
オタクはなぜ「布教」するのか」では、次の三つの可能性が挙げられている。

  1. 打ち切りを防ぐため
  2. 自分がマジョリティであることを確認するため
  3. 自分がマイノリティであることを誇示するため

「1.打ち切りを防ぐため」は分からんでもないけども、実際のところ実を結ばない可能性のほうが高いと思う。まぁ、同じ本を何十冊と買うのは確かにネタにしかなりませんね。武装連金がネットで盛り上がっていたのはこの1. の要因があるんだろうけど、それも実を結んでないし
参考:どうしてこんなことに・・・。LOGIC&MATRIX
「3.自分がマイノリティであることを誇示するため」は、例えばテレビでお笑いタレントなどが当たった時、そのお笑いタレントを売れる前から知ってたとかいう真理だろうね。でも、これはkazenotoriさんも考察されている通り、布教の要因にはならないだろうね。
やっぱり布教する最大の理由は、面白いものを共有する楽しみのためなんじゃないでしょうか。そういう意味では、「2.自分がマジョリティであることを確認するため」が一番近いのかな。ただ、自身が大多数であることを確認するわけではないが。
面白さを共有=布教し、信者を増やし、その作品、あるいはその周辺に関する話題を出来る人を増やすのが最終的な目標なんじゃないでしょうか。
まぁ希に、というかエロゲによくある話だけど、布教したら布教された人がとんでもなくはまって、布教した人を超えることもあるようですが。
そして、ニュースサイトだって同じ事。「この記事面白いけど、みんなはどうだい?」ってのが個人ニュースサイトの面白さで、つまり面白いものを共有する楽しさです。