ビニール傘とミニスカート

ただの日記ですが。
ビニール傘を盗まれる。数週間前にも盗まれたので結構凹む。ビニール傘なんて安いものだし、むしろビニール傘はパブッリック・アンブレラであり、ビニール傘を買うのではなく、ビニール傘を使う権利を買うもんだと割り切り、かの岸和田博士の提唱する風呂屋の下駄理論に則り、傘立てにある似たようなビニール傘を持っていけば良いのかもしれないが、ボロボロの汚いビニール傘しかないので諦めた。というか、そのボロい傘の持ち主が持って行ったんじゃねぇかとも邪推。

風呂屋の下駄理論とは・・・
銭湯にて自分の下駄が無い時は、取り合えず自分と似た下駄を履いて帰ればよい。その下駄を盗まれた人間も同じことを繰り返せば良く、最後に残るのは風呂屋の自身で、家に帰る必要はないから困らないと言う理論。
有限事象ヒルベルトのホテルのパラドックス(参考:自然数の数を数える--無限には種類があるのか?)が成り立つ稀有な例である。
岸和田博士の科学的愛情(1) (ワイドKCアフタヌーン (148))より(一巻じゃなかったと思うけども)
信じないように

そんなわけで、雨に濡れたのか自分が泣いているのか分からない状態で帰宅の路についたわけです(泣いてません)。そうして、エスカレーターを昇ろうとすると、上方に女子高生がおりました。今時の女子高生と言えばパンツが見えそうに短いスカートを掃いているという偏見から、周りから女子高生のパンツを下から覗いている変な奴と思われたくなかったので、とっさに下を向いた。まぁ、エスカレータを昇ってみたら特に短いスカートでもなかったのですが。しかし、もしスカートが短くてパンツが見えたとしても、それだけ短いスカートを穿いている方も悪いわけで、ましてやエスカレーターという場所で見えてしまったら不可抗力じゃないですか。
ところで、実際にエスカレーターでミニスカートの中からパンツが見えるのでしょうかね。エスカレータ - Wikipediaによると、標準的なエスカレーターの角度は30度であるらしい。パンチラに関してはエロ科学の大家であるhirax.net(注:尊敬してます)においても当然の如く考察されており、ミニスカートの幾何学および、二十一世紀の「ミニスカートの幾何学」によると、よっぽど短いミニスカートでない限り、30度という傾斜ではスカートの中身は見えないようである。ということは、殆どの場合エスカレーターで上方を見ていてもスカートの中身が見えることは無い。むしろ、この結果から、パンツをが見えるくらい短いスカートを穿いている方にも問題があるともいえると、自意識過剰だった今日の自分への教訓としたい。