同じ金を払っているのだから、最大限楽しめば良いじゃないか

1. naoyaグループ - naoyaの日記 - Amazon の FF のレビュー(3/20)→作品を批判すること

2. いいモノを作るためには適切な批判が必要(3/24)

3. 発熱地帯: 「クソゲー」という言葉を受け止められない人間がゲームを作るな、と言いたい(3/26)


4. 音楽配信メモ クリエイターは「批評されること」そのものを問題にしているのではない(3/26)

一連のFF12のAmazonのレビューがひどいと言う記事から始まった、クリエイターの批判論ですけども、正直僕はクリエイターじゃないのでどうでも良い。そして、基本的に皆さん自分の言いたいことだけ言って論点が違う気がする、別に論客じゃないから良いけども。
多くの人はプレイヤーなので、プレイヤー視点からの比評論も読みたいけれども、それも所詮人それぞれです。正解なんて無いから、幾度と無く繰り返される無間地獄なのだと思います。それ故、ネタが尽きないってのがこの手の話の利点であり欠点ですね。
まぁAmazonに関しては、もう少しシステムを考えて欲しいとは思いますが、面白いか面白くないのか判断するのは最終的に自分なので、レビューに一体どれだけの意味があるのかと思います。批判的も読み応えのあるレビューもあれば、ただ面白いとだけ書いてあるのもありますし。

さて、そんな比評論とかなんかどうでも良くて、ちょっと気になる発言があったもんで。
i-mezoo伊藤直也さんがFF12について熱く語っている。 「作品を批判すること」における匿名のコメント

まあ金を払ってサービスを受ける立場の客が
なんで器を要求されなきゃならんのか
理解に苦しむけどね。

こういう考え方ってもったいないなと。同じ金を払っているのなら、最大限楽しめば良いのに。ゲームに限らず、娯楽は楽しむためにあるのだから、最大限楽しめるように努力した方がより楽しめるのに。例えば、旅行に行くなら、多くの人は予定を立て自分で準備をすると思います。行き当たりばったりの旅もそれはそれで楽しいですが、当たり外れが多いですし。「旅行は行く前が一番楽しい」とも言いますし。
ゲームに話を戻すと、学生の頃は発売日の前から情報を仕入れ、発売日を嬉々と待ち望んだものです。ゲームを買う前からゲームを楽しんでいた気がします。それがいまや、時間が無いので前情報も調べずに適当にゲームを買って、時間が無いので少しだけプレイして面白い、面白くないの見切りをすぐにつけて辞めてしまう。もったいないなと感じます。クリエイターの器とかプレイヤーの器とかじゃなく、姿勢の問題なんじゃないかな。
まぁ、RPGなんかは10〜20時間プレイして自分に合わないと思ったら辞めた方が無難かもしれません。というか、30時間プレイしてようやくゲームシステムが面白くなり始めるRPGってどうかと思いますし。