昨日、出張帰りの新幹線にて横浜などで地震があり電車の遅れが出ているとアナウンスがあった。東京着後は私鉄を利用するので特に影響は無かったのですが、JRは最大4時間の遅れが出ていたようだ。
それに関する新聞各社の見出し一覧が以下。
- 1日夜の地震、JRだけ4時間停止 独自の基準、裏目に(朝日)
- JRは4時間遅れ、私鉄は通常通り 独自に停止基準−−1日夜−(毎日)
- 横浜市などで震度4、東海道線など4時間ストップ(読売)
- 埼玉、神奈川で震度4 東海道線一時止まり24万人に影響(産経)
- JR東海道線など、地震の影響で3時間以上運転見合わせ(日経)
全体的に電車に関しては「遅延=悪」という図式があるようだ。朝日によると、JRは地震による運転規制を少なくするため、03年から独自の基準を導入したが今回はそれが裏目に出たと報道。JR、報道側ともに「遅延=悪」と見ているようだ。電車はダイヤ通りにやってくるのが当たり前な日本においては「電車の遅延=悪」というのは分かるが、安全面に関してもクローズアップして欲しいなと思った次第。安全面が取り上げられないのは、安全であることが当たり前だからなんでしょうが、そうでないことは最近の事故を見れば分かりますし。
読売、産経、日経に関しては正確にはJRと私鉄で地震時に対する独自基準に関する記事が無いのでなんとも言えませんけども。