今月の1本:ファイナルファンタジー7 アドベントチルドレン

via ◆めっつぉ:スクウェア&デジタルニュース
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深いです。90年代〜00年代より上の世代の人の見たFF7AC考。
FF7ACを実写映画の延長と見るのか、アニメの延長として見るのかで評価が分かれる。そしして、それこそが映画FFが失敗してしまった理由なのでしょう。
評者が言うように日本人も大作映画が作りたいと思っている。でも、演者が日本人では日本風の作品でしか大作はなしえない(七人の侍とかね)。それ以外の作風で作るには・・・とヒゲの坂口氏がたどり着いたのはがCGだったのでしょう。しかし、実写映画の延長としてみるには、あまりに稚拙(演出やCG*1)だったので大失敗に終わった。現在でさえデジタル俳優はSimoneみたいにSFとして扱われているので、先進的過ぎたとも言える。

対してFF7ACFF7の世代ならば、FF7の延長として見て、実写映画の延長と見る人間はいないだろう。それが映画FFとの違いなのだろうね。

*1:CGは当時としてはしょぼくないと思うのだけど、実写映画の延長と扱うと、どう考えても稚拙でしょう