ソーシャルブックマークも孫ニュースの一つの形態に過ぎない

歌う脳髄
http://s03.2log.net/home/singbrain/archives/blog205.html
via まなめはうす
http://homepage1.nifty.com/maname/

Web2.0について最近考えることから引用

ソーシャルブックマークが“理想的に”稼働したら、孫ニュースサイトにとって変わるだろう

いや、それは無理だろう。たとえ理想的に機能したとしても、それは孫ニュースサイトの一つだ(正確にはその集合かな?)。それは、blogが個人ニュースサイトに取って代らなかったように。
文意としては、ソーシャルブックマークRSSなどのWeb2.0なんて意味は無いってことなんでしょう。確かに、僕もRSSソーシャルブックマークに魅力を感じられないのです。RSS使ってみたんですが、結局巡回しているサイトを眺めれば更新されているかどうか分かるし、ざっと眺めれば見出しやコメントから興味のある記事見つけてるし。例えば、本屋やCD・DVDショップで目的のタイトルを探していると、アンテナというか嗅覚で目的の物が見つかる感覚というか。
ソーシャルブックマークも使ってますが、結局自分用のメモであって、他人や注目エントリーからネタを探すことはあまり無い。他人のブックマークについては、自分のフィルタにあったブックマークを探せていないからというのが大きいが、その他にも

  1. 記事を拾った場所が掲載されていない(ネタの信憑性)
  2. お手軽にブックマークできるので記事の閾値孫ニュースサイトよりも低い(ネタの品質)
  3. 何よりもコメントが無い場合がある(ネタの判断に困る)

からでしょうか。
注目エントリが個人的にだめな理由は、みんなが知っていることよりも、小数しか知らないことを知りたいからと、注目エントリと自分のフィルタが一致していないと言うのが一番大きい。そして何よりも、ソーシャルブックマークは記事を共有することを目的とし、孫ニュースサイトはニュースを伝えることを目的としている故に利便性が全く違う。ニュースを探すなら、孫ニュースサイトのほうが見やすい。それが、先の見出しで興味のある記事が見つけ出せる所以なのだろう。

参考 ニュースサイトは終わらない ─ネットの将来を考える─
http://3bangai.sakura.ne.jp/archives/2005/11/post_138.html

この記事のように、個人が足で探したニュースサイトはなくならないと思う。

追記

参考 Kourick SuBlog - ささやかなサイト論のためのささやかなメモ。
http://d.hatena.ne.jp/kourick/20051128/p1

大見得切ったがこちらの方がメモ的ではあるがまとまってますね。問題点をまとめて文章に起こすとなるとかなり大変そうですが。

言い訳しました。