数年前から石油が無くなる、無くなると世界中で騒いでいるのに予想される埋蔵量は一向に減らない。石油をあまり使わせないための陰謀じゃないかと思えますが、それは新しい油田が発見されたり、技術が進化して今まで掘れなかった所が掘れる様になったからです。
さて、石油は動植物の死骸だと考えられていますが、何でも地球内部の炭化水素が徐々に染みだ出していると言う無機起源説もあるらしい。この記事は無機起源説を元に石油資源は無尽蔵であると結論付けているのですが、それでは語弊があるでしょう。いくら何でも無尽蔵にあるってことはないでしょう。どれだけのスパンになるかは分かりませんが地球内部の炭化水素が無くなれば枯渇するはず。まぁ、確かに石油に依存しないエネルギーが一般化するまでには持つでしょうけど。石油＝無尽蔵と言う論法じゃ、石油に依存しないエネルギーを開発する意義が減るし、石油はどんどん使ってもいいってことになるじゃないですか。この記事書いた島田栄昭って人は大丈夫なのか心配になってきます。
ちなみに、石油はエネルギー問題でもありますけど、石油を元にした製品の方が実は結構シビアな問題なんじゃないかと思います。
