交渉人 真下正義

小ネタ大好きな僕は楽しめました。ただし、小ネタありきなので小ネタが壷にはまらない人はつまらないと思います。なぜなら、ストーリーにおける矛盾点やはっきりしないモヤモヤを見ている人が考える前に、小ネタに目を向けさせることにより解消しているから。むしろ、小ネタを見せる為にストーリーがあるのじゃないかと思えてくる。

それにしても、随所に小ネタが効いていて、キャラが生き生きしていて良かった。些細ながら推理っぽいものもあり、娯楽映画としては良くできてると思いました。小ネタを抑えるためにもう一回みたいですね。
ところで、今回の交渉人 真下正義容疑者 室井慎次と繋がってくるのかな?と思いましたが予告を見る限り容疑者 室井室井慎次はシリアス路線っぽいし交渉人 真下正義で完結しているとも言えるので繋がってこないんじゃないかな。


福知山線の事故のため公開時期に関しては運が悪かったなと思います。僕自身も見る前はそんなに気にならないだろうと思ってましたが、実際映画で見てみると胸が痛みました。
そもそもクリスマスの話なんだから、クリスマス時期に合わせるべきだったのではないかと思います。春も過ぎ、梅雨になる賭けの時期に見ると、最初は違和感を感じてしまいました。