ゆるドミでプレイしたボドゲを紹介

ゆるドミに参加して、ドミニオン以外にも、というかドミニオン以外のゲームをたくさん遊んだので、メモついでに紹介。インドに出張中なので、今更の更新で申し訳ない。

ドミニオンはリハビリ卓で「基本」と「脱構築」を。「基本」では負けてしまいましたが、「脱構築」では勝つことができました。
「基本」は自分から「4-3」スタートで「民兵」を購入したら、他の皆さんは「5-2」で「市場」と「堀」を購入していくという。そりゃ負ける。
脱構築」は「5-2」だったので、「拷問人」と「秘密の部屋」を取り、3ターン目も5金だったので「拷問人」を頂きました。「詐欺師」も飛び交いつつ、「盗賊」に銀貨を奪われ、「破壊工作員」で公領を壊されながら、「拷問人」での「呪い」は取らずに「公領」と「屋敷」を地道に買うことで首位になれました。

ピクテル

今回のゆるドミで最も盛り上がっていたゲームかも。特に、4人いたお子様達に大受けでした。
ジェスチャーゲームのカード版。お題を決めて、絵の描かれたカードを使って表現して当ててもらう。正確には点数をやり取りするゲームなんですが、お題を出し合って遊ぶだけでも楽しいゲームでした。
カードで表現する部分が特に面白く、お子様たちもそこが気に入った模様。子どもの自由な発想力を可能な限り引き出すことのできるゲームで、だからこそ楽しいのかもしれない。レゴブロックとかMinecraftに近いかも。

どんぴしゃな欲しいカートがないことが多々あり、微妙にもどかしくなるようにカードのアイコンが取捨選択されているように感じました。たとえば、ピコ太郎を表現するにも、ペンとか果物っぽいカードが無いんですよね。

カードを透明セールシートにしてカード同士を重ねることができるようにしてあるのがデザインの勝利だなと。

ザ・残業

残業しないように、他のプレイヤーよりも早く退勤するカードゲーム。ハーツの亜種ですね。
カードの絵柄が面白いですが、退勤時間が30時なカードがあったりと、やってることはブラックなゲームです。

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月曜から金曜日を繰り返し、金曜日に一番遅く帰るとライフが減ります。月曜から木曜日に一番遅く帰るとストレスを受けますがストレスを三つ溜めるとカウンセラーの要請で金曜日に休むことができ、ライフが回復します。
金曜日に遅く帰らないようにするのが肝。あるいは月曜から木曜日までにストレスを3つ貯めライフの回復を図るのもありでしょう。ただ、後者はプレイ人数が増えると狙って行くのは難しいでしょう。

キャプテン ソナー

豪華な潜水艦ごっこ遊び。ごっこ遊びを存分に盛り上げるための工夫が随所に見られます。「魚雷発射!!」「艦長できません!!」みたいなやりとりをターン制ではなく、リアルタイムで行います。
とっても楽しいのですが、艦長と副官、技師、通信士が必要で、8人揃わないと存分に楽しめないところ。兼任もできるそうですが、やはり分担した方がごっこ遊びのらしさが増します。

通信士を担当したんですが、途中で相手方の進路を聞き漏らして追えなくなってしまいました。申し訳ない。

コンプレット

木の感触が楽しかった。1から100まである札を、順番に並べるゲーム。
「68」はひっくり返して「89」にしても良いという割と自由なゲームかも。

17枚の手札を裏返し、5枚を山から取って表向きにして、適当に17枚の間に挟んでいく。自分の出番では、残りの裏向きになった手札を表にして裏向きになった手札と入れ替えるか、手札の順番を入れ替えることができる。これらを繰り返して全て表になった人が勝ち。 連番を引くと二回行動できます。

例えば、「...45, 50, X, 60...」みたいに並んでいて、表にした手札が「52」なら、「50」と「60」の「X」と入れ替えることが可能。「51」なら連番なのでもう一回自分の出番。「48」だと間がないので、表向きのまま次のプレイヤーの手番になります。「48」を入れるには、手札の順番を入れ替えて隙間を作る必要がありますが、大抵は他の人に取られてしまいます。

運ゲーだと思うんですが、「34, 36」と並んだところに「35」を引いたと思ったら、今度は「67, 69」の間の「68」を引いたりと散々な結果なのに、なぜか勝ててしまいました。
最初の手札の隙間の空け加減が勝敗を左右する気がします。

アザロ殺人事件

ホテルで起きた殺人事件の犯人を捜すゲーム。 ホテルは持ち上げて各階を見ることができるようになっています。

木のブロックの落ちる音で、被害者や証拠品が落ちた階数を推定するゲームで、直ぐに特定できる場合もあるけれど、意外と下の階まで落ちていることがある。「音」を聞き分けたり、ホテルをゆっくり持ち上げるないと崩れそうになるなど、アナログ感満載のゲームで、プレイ時間も30分くらいなので、非常に良いゲームなのですが、状況証拠だけで犯人にしててあげられる設定はちょっと納得いかないですね(笑)。

4人でプレイしたのですが、第一発見者が犯人になってしまい、「第一発見者」が怪しいというセオリーに則った内容になりました。

ドメモ

相手しか見えない自分の手札を当てるゲーム。

「1」から「7」の数字が書かれた札があり、数字の数だけ、手札があります。つまり、「1」は1枚、「2」は2枚……。人数に応じて使用しない札をランダムに決めます。「7」が4枚しかない、みたいなケースもあります。
カードでも可能ですがプラスチックの札の方が雰囲気がでますね。

Splendor-宝石の煌めき-

以前、「Splendor-宝石の煌めき」の貴族の元ネタ - 最終防衛ライン3 を紹介しましたが、今回は自分で持ってきてプレイ。宝石トークンが重要で、プレイした人は皆して、トークンがしょぼいとゲームの楽しさが減るよなぁという感想。

Dream Heist

映画のインセプションをモチーフにしたゲーム。Markの夢の中に入り、アイデアを植え付け脱出する、ありていに言えばすごろくです。モノポリーっぽいけど、交渉要素はない。
Kick Starterで購入したものの遊ぶ相手がおらず、ゆるドミに持ってきました。無理言ってプレイして頂きありがとうございます。

映画ありきのゲームなので、映画を見た人と一緒にやるゲームかなと。Limboも再現されてますが、このゲームのLimboの扱いはちょっと軽いなぁと。かといって、あまりに制限を付けるとただでさえ元から良くないゲームのテンポが悪くなりすぎますし。特に不評だったのはコマ。映画に出てくるトーテムなのですが、マス目に大して大きすぎ。でも仕方ないんです!このコマありきのゲームなんです!と擁護してみたものの、今度プレイするときは小さめのコマを使いたい。