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moto360を買って良かった!

moto360を購入して二週間くらいたったので、感想を書いてみます。
導入したアプリなどに関しては、別途エントリーをアップします。

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ブラックレザーは少々、色味が重く感じました。

購入したモデルと簡単な感想

北米の家電量販店であるBEST BUYでシルバーのストーンレザーを購入。最初は、黒いブラックラザーを買うつもりでしたが店頭で試しに腕に巻いてみると色味が重かったので、明るいシルバーにしました。バンドは皮タイプ。メタルバンドがあまり好きでは無いからです。
定価は249ドルですが、オープンボックスという一度箱から取り出された商品を選択したので32ドル安い217ドル(税別)で購入できました。一度箱から出されていますが、保護用のシートなどはそのまま貼られていたので、殆ど新品と同じだと思います。

シンプルなデザインですが、日本では一般販売されていません。腕時計型端末「Moto 360」が日本で販売されない理由はNECの特許が原因だった : IT速報 なる話があります。該当する特許は 292995号 非矩形表示装置 - astamuse だと考えられます。G Watch Rも円形ですが、こちらのディスプレイは有機ELであり液晶ではないため、NECの特許を侵害しません。
特許料を支払ってまでも日本で売るには市場が狭すぎるとの判断でしょうか。

長期にmoto360を使った感想としては、Android WearのMoto360をほぼ毎日2ヶ月使って感じた7つのこと が参考になります。また、Android Wear に関しては Android Wearを使って10日間の感想 : G Watch R → ZenWatchと使ってみて もご一読を。

盤面の変更と、通知機能に魅力を感じなければ、Android Wearを購入する必要は無いかなと思います。現状ではフィットネスに重きを置くならば、フィットネスに特化したスマートウォッチを購入した方が満足度が高いでしょう。
また、iOS端末をもっているならApple Watchの方が機能面などでも優れていると思います。デザインの好みは人それぞれですが。

デザインなど

  • シンプルな円形な点が気に入っています。Watch Faceを変えても違和感なくマッチします。
  • 盤面に関しては、殊更に大きいとは感じません。moto360よりも大きな時計は、割とありますしね。DIESELとか。これは厚みも同様。
  • 私は腕が細いので、腕時計のベルトがきちんと締まらないことが多いのですが、moto360の場合はしっかりと締まるので、その点も良かったですね。

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左から、TIMEX、moto360、THE CLOCK HOUSE。盤面の大きさはmto360が少し大きいくらい。

moto360の良いところ

moto360よりも、ほとんどAndroid Wearの利点ですが。

Watch Faceが変更できる

moto360を購入した一番の理由は、盤面=Watch Faceを変えられるからです。盤面を楽しむなら円形は必須でした。物理的に取り替え不可能な時計の盤面を変更できるだけで十分に満足できます。
これさえあれば、通知機能はおまけみたいなものかなと思えます。

  1. Watch Faceの種類が多い!
  2. 天気や気温を手元で確認できる。
  3. 自分で作ることもできる。

個人的に、アナログとデジタルを同時に表示するデザインが好みで、Android WearはそのようなデザインのWatch Faceが多いので助かります。
天気や雨雲レーダーを確認できるWatch Faceもあり重宝しています。現在、寒い地域に住んでいるため、天気と外気温が表示されるWatch Faceが便利で常用しています。
ちなみに、アプリを使えばWatch Faceは自分でもデザインできます。

通知機能が手元で確認できる

通知を手元で確認できることも、Android Wearの魅力でしょう。Moto360を忘れて気づく5つのメリット でも通知の便利さが語れていますが、本当に良い機能です。

  1. メールを読むだけなら、Android Wearで十分。
  2. 予定やリマインダーなども、ビビッと振動でお知らせ。
  3. Android端末では通知するがAndroid Wear側には通知しないなどの設定も可能。
  4. GoogleMapのナビにも対応しており、曲がり角の手前でビビッと案内。

ただし、通知設定をアプリ毎に細かく設定できないのが残念。例えば、TwitterでRTなどはAndroid端末には通知するが、Android Wearの方は@のみ、みたいなことができればもっと良いのですが。この点はアプリの開発者が、Android Wearに対応するかどうかの問題でもありますが。

音声入力が便利

きちんと認識されれば、とても便利です。

  1. タイマーやアラームを音声入力で設定できる。手が離せないときや、料理中などに重宝します。
  2. リマインダーやメモなども音声で入力し設定できます。
  3. ただ、アプリの起動などは、やや癖があるなと感じています。

また、"OK Google"ならば、簡単な質問も答えてくれます。例えば、「ジブリの創設日」と聞くと、きちんと教えてくれます。単位の換算、簡単な計算も可能です。
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音声入力ができないと、Android Wearの魅力はかなり下がります。この点はApple Watchも同じだろうと予測されます。Apple WatchはAndroid Wearと異なり竜頭=クラウンによる入力が可能ですが、細かな文字入力などは難しいでしょう。

音声による入力は、Android Wearなどがアメリカのライフスタイルを元に考えられた製品故だからでしょう。アメリカくらいの人口密度ならば、音声入力ができないシチュエーションを考慮する必要がありません。日本では、電車の中や街中が混雑しており、音声入力できない場面が多々あります。また、同音異義語が多く、語順が曖昧な日本語は英語に比べると音声認識の正確さに欠けるでしょう。

moto360の残念なところ

毎日充電しないといけない

腕時計として考えると、電池が持たなさすぎます。使い方によりますが。朝から夜くらいまでは十分に持ちますが、二日連続使用することは先ず無理です。そのため、毎日充電しなければなりません。
充電は、Qiに対応していますが、専用のクレードルを用いないと安定して充電できないことがあります。また、有線での充電はできません。そのため、旅行などにでかけるならば、クレードルなどを持ち歩く必要があります。電池が無くなったら、モバイルバッテリ等で気軽に充電することもできません。
ガジェットと割り切ると、毎日充電するのは当たり前かなとも思えますが。

黒帯が邪魔

moto360は円形を売りにしてますが、真円では無く下部が欠けています。日の出が出かかった形みたいです。画面下部にディスプレイの駆動部+環境光センサーである黒い帯があるため、Watch Faceによっては6時の部分が隠れて見えません。Watch Faceによっては黒帯が考慮されているものもありますが、デザイン性に欠けます。
Watch Faceの解像度はもっとちょっとあっても良いかなと感じます。ただ、解像度を上げると、電池の消費も上昇するため仕方ないのでしょうが。

Android Wearの機能で感じたこと

アンビエントモード

アンビエントモードをオンにすると、時計を見ていない場合に、徐々に画面が暗くなり、その後白黒で時計が表示され続けます。オフにした方が、電池の持ちは良くなります。
私は、アンビエントモードはオフにして使っています。時計を見る仕草をするか、画面をタップ、あるいは本体横のボタンを押すと時計が表示されます。時計を見る仕草ですが、あまりにも早く動かすと反応してくれません。また、手を振るだけでオンになる場合もあります。
個人的には、アンビエントモードをオフにしていても特に問題が無いかなと感じています。

ちなみに、Moto360のアンビエントモードはGear LiveやG Watchの2段階ではなく3段階で変化。 します。

フィットネス機能

フィットネス機能に関しては、個人的にはあっても無くても良いです。一日にどれくらい歩いたが毎日記録されるのはライフログとして面白いですけど。
心拍数は、腕とmoto360をきちんと密着させないと、きちんと測定できません。また、心なしか脈拍が早いように思います。

フィットネスに関しては、音声入力以上にアメリカ向けの機能でしょう。AppleがiOS8でヘルス機能が充実させましたが、これも完全にアメリカ市場向けのアップデートです。Apple Watchもフィットネスにかなり力を入れると予想されます。
アメリカは医療費が高いことで有名です。ある程度教育を受けた人は、健康を維持するためにフィットネスをするのが当たり前となっています。その割には、野菜を食べないのですが。それはまた別の話。
フィットネスが必要な理由として、米国人の1日の平均歩数、日本人より3割少ない ことも要因でしょう。アメリカは車通勤、移動が当たり前のため、意識しないと十分な運動量を確保できません。
つまり、アメリカは医療費が高いので健康に気をつけないといけないが、かなり意識しないと身体を動かさない環境にあるため、どれくらい運動したかを可視化する必要があるということです。特に、ガジェットを作っている人などはデスクワークが多くなるため、その傾向がたかくなるでしょう。そのため、Android WearやApple Watchがフィットネス機能に力を入れるのです。

日本でゲーム機能の付いた万歩計が流行りましたが、これをApple WatchやAndroid Wearに持ち込むとかなり面白いんじゃ無いかなぁと思います。Android Wearじょうでプレイできるゲームはリリースされていますが、歩数計ゲームは今のところ無いと思います。
イングレスが対応したら、とても楽しいと思います。

円形か方形か

Android Wearを使って10日間の感想 : G Watch R → ZenWatchと使ってみて | orefolder.net にも円形と方形のメリットとデメリットが書かれています。
腕時計として考えると、円形の方がデザインに無理がありません。一方で、Android Wearとしての機能を重視すると方形の方が見やすく、操作もしやすいでしょう。円形では、本来方形で表示される情報がカットされるか、小さく表示されるためです。

現在、リリースされている円形のAndroid Wearはモトローラの moto360とLG のG Watch Rの二種類です。
moto360の方がデザインの幅はありますが、盤面下部にある黒帯がWatch Faceのデザインとしても、通知情報の表示としても邪魔になります。
一方で、G Watch Rは盤面の外にも文字盤があるため、Watch Face によってはデザインがチグハグになる可能性があります。

端末との連携

Android Wearで音声検索した結果をスマートフォンへ送ったり、Android Wearで受けたメールやTwitterの通知をスマートフォンでで開いたりできるのですが、スマートフォンではあまり意味の無い機能かなと感じます。スマートフォンで見る気ならば、通知を受け取ってからAndroid Wearを操作せずスマートフォンで開いた方が手順が少ないです。タブレット端末と同期している場合は、その限りでは無いかも知れません。
電話の受け答えも、着信拒否する場合には便利ですが、受ける場合はAndroid Wearで受ける指示を出してスマートフォンを手に取るよりも、そのまま出た方がスムーズです。ただ、これもハンズフリータブレットを利用している場合は便利かもしれません。

Android Wearでスマートフォンを遠隔操作できるのですが、できることが中途半端です。
例えば、Android Wear上で音楽の再生や、早送りなども可能なのですが、プレイリストくらいAndroid Wear上で選択できたら良いのにと。再生や早送りくらいなら、イヤホンやヘッドホンからでも可能です。Android Wearに音楽を転送すれば、曲を選択できますが、Android Wearの電池がモリモリ減ります。
メールも、通知を一旦切ると、その後は確認できないので不便です。

例えば、Wear Camera Remote のようなスマートフォンのカメラをAndroid Wearから遠隔操作できるのは面白いです。有料アプリであれば、動画の撮影、解像度の変更、フラッシュのオン・オフなど多彩なことが可能です。音楽再生やメーラーがこれくらい遠隔操作できると便利だなと思います。

総評

最初にも書きましたが、Watch Faceの変更に魅力を感じないとか、通知機能に重きを置かないならば、購入しない方がよいガジェットかと思います。
また、Apple Watchの方が、独自のコミュニケーションアプリや通話に、Apple Payによる決済なども可能なので便利でしょう。ただ、写真は見られなくても良いかなって思いますけど。腕を曲げて腕時計の盤面を長い間見るのは、腕がしんどいです。つまり、ブラウジングなんかも長時間はきついです。

現状では、新しいもの好きが買うくらいかなと。恐らくApple Watchが販売されると、色々な使われ方が模索され、アプリも増え、OSもハードウェアも改善されていくでしょう。

今後に期待したいのは、Android Wear上から、スマートフォンをよりアクティブに遠隔操作できるようになることです。再生する曲目の決定や届いたメールの再確認くらいは、できても良いんじゃ無いかなと。
ゲームに関しては、歩数計と連動したゲーム、イングレスなど実際の地図と連動したゲームとの相性が良いと思います。
Android Wearがより一般的にはなるのは、もうちょっと電池が持たないと辛いなと感じています。ハードに使っても、丸一日は持つくらいにはなって欲しいですが、これは電池の技術的な問題が解決しないと厳しいでしょう。