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ANA国際便で見た映画の感想

一時帰国で国際線のANAを利用して、そこで見た映画をお勧め順に並べる。
あらすじなどは、公式サイトなどを参考に。

  1. アーミル・カーン主演映画「チェイス!」
  2. マダム・マロリーと魔法のスパイス
  3. ル・コルビュジエの家
  4. るろうに剣心 伝説の最期編
  5. るろうに剣心 京都大火編
  6. 映画『ルパン三世』

1. チェイス
インド映画なのだけど、舞台はほぼシカゴでアクションも派手なのでハリウッド映画を見ているようでした。
BMWのバイクによるカーチェイスも必見。インド映画ならではのダンスもあるけど、アメリカ向けにアレンジされています。
映画をよく見ている人なら本作のカラクリは分かると思うけど、それでも「あっ」と驚く部分があると思います。
映画館で見て欲しい一本ですね。

2. マダム・マロリーと魔法のスパイス
ある意味インド映画つながり。小説原作の映画のため、やや説明不足な点が多いです。
そのため、やや御都合主義かな?と感じられます。
映画の肝は、主人公の母の言葉である「料理に魂が宿る」の筈なのですが、それが終盤に再起されないのはちょっと残念かなと。
厳しいことを書きましたが、インド人とフランス人の料理対決、そして交流を描いた作品で、最初はギスギスするけど、最後はほのぼのできる映画です。DVDレンタルなどでゆっくり見ると楽しめると思います。

3.ル・コルビュジエの家
面白い映画ですが、ちょっと人を選ぶかも知れないなと思い3番目としました。
アルゼンチン映画ですが、何となくフランスの不条理系映画に近い雰囲気があります。
フランス人建築家によるル・コルビュジエの家が舞台で、多くのアーティストが参加しているのもフランスっぽいですね。
というわけで、フランス映画とル・コルビュジエが好きならお勧めですね。

4.るろうに剣心 伝説の最期編
5.るろうに剣心 京都大火編
順番を付けるなら、伝説の最期の方が面白いかなと。
個人的には、1作目が一番面白いと思います。
2,3作目も面白いですが、ちょっと殺陣がだれるし、1作目でお庭番衆を出さなかった弊害で、話を詰め込みすぎて消化できていないなと。
修羅に墜ちた四乃森蒼紫との対比もあるのですが、それをやると志々雄真実の意味合いが薄れる。佐之助と安慈の関係性がないので、佐之助いない方が良さそうだし、十本刀の無駄遣いに、志々雄真実の無限刃による炎、宗次郎の縮歩など、映画では説明できない設定などなど、原作に頼りすぎている部分が多いなぁと。
ただまぁ、殺陣とか映像はやっぱりすごいので見て損はしないと思います。

本編の内容とは全く関係ないですが、英語字幕で「畜生」を”Animal”と翻訳してたのは、ダメやろと。直訳としては間違ってないけど、”Damn it!”あたりが適切でしょう。翻訳に金かけていないから仕方ないのですね。

6. ルパン三世
見て損した。なぜダメだったのかを考察するという点では見るべき映画かもしれない。
端的に言うと「ルパン三世である必要性が無い」という根源的な問題に帰結します。

見ている最中は、ルパン三世以外のキャラクターが多く登場し、その度に「誰?」となるため、オリジナルには存在しないキャラクター像が薄いために面白くないのだと感じました。しかし、見終わって考えるにキャラクターが薄いのでは無く、ルパン達のキャラクターが深すぎるのだと。
ルパンはマイケル・リーと対立するもの、最終的には協力して共通の敵を倒すというシナリオですが、ルパンと比べるとマイケルのキャラがどうしても立たない。それもそのはず、ルパン三世を知っている人にしてみれば、ルパンがどのようなキャラクターか知っているのに、マイケルについては何も知らない。そのため、マイケルはルパンに対抗しうるキャラになりえない。
この点を解決するには、ルパン三世でなくすればよい。女好きの軽いキャラと、まじめだがどこか影のあるキャラであれば、どちらも対等なライバルとなり得るでしょう。
また、泥棒のくせに地雷原を突破して力尽くで突破するのは無しだなと。ミッション:インポッシブルとは言いませんが、オーシャンズ11くらいには忍んで欲しい。
というわけで、ダメな理由を考えるのは面白いかも知れないけど、楽しみたいなら小栗旬のファンであってもおすすめできません。