FF8のカードゲームの面白さって何だろう?

フルHDに対応したFF8のPCが発売されました。キャンペーン期間中は1000円。通常価格は税込みで1543円ですが、それでも安いですね。Steam版の Steam:FINAL FANTASY VIII もありますが、基本的には日本からの購入はできず、日本語でのプレイはできません。

FF8にはポケットステーションミニゲームである「おでかけチョコボ」と、ゲーム内でプレイできるカードゲームの「Triple Triad」があります。
おでかけチョコボもきちんとプレイできるようですね。Windows95、98版は1999年の10月3日に発売されています。95、98版でもおでかけチョコボがプレイできました。

Triple Triadの楽しさはトレーディングカードに通ず

FF8のカードゲームであるTriple Triadはできがよく、私はカードゲームばっかりやっていました。ゲーム内で流行っているゲームであ、多くのNPCがプレイしています。○ボタンで話しかけると通常の会話のみですが、□ボタンだとカードゲームをやっているNPCは対戦に応じてくれます。カードゲームにはまっていた私は○ボタンではなく□ボタンでNPCに話しかけていました。

正規ではないのですが、FF8のカードゲームのみをプレイできるソフトがありました。プレイしたことがあるのですが、あまり面白く感じませんでした。再現度は高かったのですが、FF8でプレイしたようにのめり込むことができませんでした。つまり、FF8のカードゲームの面白さはカードゲーム部分のみではなかったのだなと。

それでは、FF8内のカードゲームの面白さとは何だろうか。先ず単純に、カードを集める楽しさがある。もちろん、カードゲームのみの場合もカードを集めることはできます。ただし、FF8内だと戦闘することでもカードを集めることがでる。雑魚戦以外にも、ボスからはレアカードを手にいてることができる。そして、そのレアカードを使って、NPCと対戦できる。

NPCとの対戦も面白さの一つです。ゲーム内に、様々な場所に色々なNPCがいて対戦できる。対戦できるNPCを探すのも楽しいし、レアカードを持っているNPCから巻き上げるのも楽しい。名も無いキャラクターだけで無く、ストーリーに関わるキャラクターともプレイできるのも楽しい。意外なキャラクターとも対戦できますしね。そして、世界中でプレイしていくとルールが混ざっていく。
地域によってローカルルールがあり、NPCと対戦することでそのルールが混ざっていく。ルールが微妙に変わっていくので、同じ戦略ばかりでプレイするわけにもいかない。ただし、手札がランダムに選ばれるランダムハンドは広まって欲しくないですが。

つまり、ゲーム内の様々な場所の色々なNPCと対戦できることが楽しい。現実世界のトレーディングカードゲームにおける、対戦する人を探すこと、交換すること、収集することの楽しさをビデオゲーム内で再現していると言えるでしょう。
レアカードを一旦NPCへ渡さないと、新しいレアカードが手に入らない仕組みも面白い。つまり、カードをコンプリートしたければカードを手放し、その後に取り返さなければならない。カードを交換することと、取られたら実力で取り返すことを強制的に組み込んでいる。この点は、リアルでやるとレアカードを使ってくれなかったり、何度も対戦に応じてくれなかったりと、リアルではできない部分でもあるので、ビデオゲームだからできる部分でもありますね。