社会人になってもビジネス書は読むな

ビジネス書は読むな はじめに

社会人になって誰もが最初に思うこと。それは「ビジネス書多すぎっ!!」。そう、ビジネス書って多すぎるんです。ビジネス書は大きく分けて二種類あります。一つは「ライフハック」、もう一つは「成功体験」。ライフハックは5つのやるべきこととか、10の大事なこととかtipsがまとめられたビジネス書、成功体験は著者がどのようにして成功したかが書かれているビジネス書です。まぁこんな分類分けはどうでもいい。ここでは、社会人はこれらのビジネス書は買っても読む必要がないことおよび、空いた時間を何に使うべきかを述べたいと思います。

ビジネス書は読むな サラリーマンの場合

まずサラリーマンの場合、営業の人をのぞき、ほとんどのサラリーマンにとってビジネス書は読む必要がありません。唯一ビジネス英語の本だけは読みます。ビジネス書を読まないと仕事を評価してくれないありえない上司がけっこういるので・・・。ビジネス書の大半は成功者が書いた自己満足的な本で、新聞や電車の広告でタイトルだけみれば用は足ります。本当にビジネス書を読む必要があるのは、営業先の客が読んでいた時くらいです。ビジネス書はそもそも必要ないので、無駄な出費は押さえましょう*1

ビジネス書は読むな ビジネスマンの場合

次にビジネスマンの場合。ビジネスマンの場合、まず専門に関係ないビジネス書は必要ありません。成功体験に類するやつです。ただし、専門に関係するビジネス書は必要です。専門に関係ないビジネス書とは、具体的には野球をしていない場合の野球部のマネージャーの本等です。これらはいっさい必要ありません。自分でビジネス書を執筆する前に、業界の動向をチェックすれば十分です。少なくともビジネスをやり始めたばかりの人が、ビジネス書など読む時間があるはずもありません。

ビジネス書の代わりに何を読むの?

では、余った時間で何を読めばいいのかというと、ずばり大学の教科書の購入をおすすめします。ビジネス書が自己満足を元に書かれた本だとすると、大学の教科書は勉学の基本を学ぶための本です。

中でも、The Feynman Lectures on Physicsファインマン物理学)は無料で公開されているので是非読んでおきたい教科書です。文系、理系を問わず読みこなすことで、物理や科学の考え方を理解することができ、一歩違った人生を送ることが出来ます。六法や古典なども良いです。ビジネス書を読まずに空いた時間で、是非チェックしてみたください。