家賃を間違って10ヶ月分払ってしまったので、返金してもらった話

はてなブックマークに返金手続きの話題が上がっていたので、折角なので家賃を間違って10ヶ月分支払い組戻しをした私の体験談を書いておこう。

10ヶ月分払って組戻しをするまで

家の近くに銀行のATMがないので、月々の家賃をネットバンクから月末に振り込んでいました。本当は、自動引き落としにしたかったのですが銀行の方の手続きがよく分からず断念。平日に支店に行く暇がないのも原因なんでしょうけど。


10ヶ月分振り込んでしまった時は兎に角焦っていました。月曜が月末のため、早めに振り込まないと翌月入金になってしまう状況だったと記憶しています。その時は、10ヶ月分振り込んだことに気が付いていませんでした。


振り込んだ次の日の仕事中に管理会社から電話があったのですが、家賃の督促だろうと思い込みそのまま放置。帰宅後に、振り込みを確認のつもりでネットバンクの通帳を見たら残高がすごく減っている。で、よく見みると家賃を10ヶ月分払っていることに気が付き顔が青くなりました。


翌朝、管理会社に問い合わせるとやはり家賃を10ヶ月分払った件に関する問い合わせでした。その際に、管理会社から銀行に組戻しの手続きをしてはいかがですかと提案されました。


組戻しの手続きは銀行に電話をかけるだけで大丈夫でした。ネットバンクだからなのかはわかりません。私の利用しているネットバンクと、管理会社の銀行が異なっていたため銀行間の手続きなどがあり、手数料と時間がかかってしまいましたが、無事に家賃の10ヶ月分は戻って来ました。
元々、管理会社の方から組戻しを提案された、つまり振込先が組戻しの手続きを了解していたのでスムーズなケースなのでしょう。

振り込みを間違いないためには

なぜ、10ヶ月分も払ってしまったのか。
これは、ネットバンクの仕組みにも問題があるなと感じた。ATMなどでは、金額を入力する際に「1」「0」「万円」とす押せば「10万円」と表示される。一方で、私の利用しているネットバンクで10万円を入力するには「100000」としなければならない。カンマを入力できないため一桁多く「0」を入力してしまい家賃を10ヶ月分も振り込んでしまったのだろう。
そこで私は同じ過ちを繰り返さないためにも、ネットバンクの振込金額に上限を設定した。そうしておけば桁を間違えても振り込まれることはない。仮に設定金額以上振り込む必要があるならば、上限を一旦変更すれば良く、そうしておけばエラーも減るだろう。

ただし、この対策をしただけでは振込先の間違いは防げないんですよね。クリックするだけで振り込めてしまうネットバンクは便利ですが、その分間違いも多くなりそうで、重々気をつけたいものです。