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効率を求めるか縛るか、それが問題だ

バランスブレイカーを縛ることは苦痛である

スパ帝も、つー助教授も私が好きなニコニコ動画投稿者です。共に、シヴィライゼーション4、5の解説動画を投稿しており、お二人がキッカケでシヴィライゼーションをやり始めました。解説があるので、やったことがない人でも見ればどんなゲーム化わかります。実際にゲームプレイする際の足がかりになる良い動画なので是非。ただし、はまってしまうと「貴公らは我々の睡眠時間を奪ったのだぞ!(−2)」となるのでお気をつけ下さい。

スパ帝のゲーム感はブログやTwitterで知ることができましたが、つー助教授は動画を通じてしかどんな考えの人なのかわかりませんでした。この度、ゲームバランスに潜む魔物について:つー助教授の中の人のブロマガ - ブロマガ にて思いのたけをぶちまけてくれて、かなり嬉しいです。その内容は、スパ帝の 翻訳記事:水はひび割れを見つける | スパ帝国 を受けてのもので、ゲームにおけるバランスブレイカーに関するつー助教授の考えが語られています。

効率を探求するゲーマーは強い

スパ帝もつー助教授も勝つために最も効率のよい方法でゲームをプレイするスタイル、つまり最善手を求道するプレイヤーです。最善手を打ち続ければ負けることはありません。チェスや将棋に囲碁は最善手を模索するゲームです。ただし、ゲームによっては運が関わってきたり、要素が多すぎて最善手を容易に探せなかったりすることもありますが。最善手、つまり効率を模索するゲーマーは強い。これはチェスなどを見れば明らかです。スパ帝はシヴィライゼーションにおいて効率を探求するからこそ強い。一つの操作における効率を最大限にする努力を惜しまないからです。これはビデオゲームボードゲームなど種類は関係ありません。例えばドミニオンできちんと効率を考える人は強い。ソーシャルゲームにおいても、きちんと効率を考える人は強い。こういう人はパチンコ屋に行くならばパチスロをするタイプでしょう。

翻訳記事:水はひび割れを見つける | スパ帝国 で語られるようにゲームにはどうしても穴ができてしまいます。その穴により、ゲームデザイナーが意図しなかった形のプレイスタイルが生まれる。穴が良い方にも転ぶこともあるし、悪い方に転ぶこともある。記事中に紹介される、スーパーマリオブラザーズは面白い方に転がった例でしょう。
一方で、マリオカートDSにおける直線ドリフトは一人プレイにおいては圧勝できる反面、対人戦ではできなければ勝負にならず、すなわち直線ドリフトをするゲームになっているため悪い例でしょう。直線ドリフトはバグではありますが、ルール上問題ではなく、効率を求めるならば正しい手段です。ゲームデザインの仕組みがそうなっているのだから、使っている人が卑怯だと攻められる言われはないはずです。ちなみに、アーケード版の北斗の拳格闘ゲームは判断が難しいですね。狙ったゲームデザインではなく別ゲーになっていますが、何故か面白い不思議なゲームです。

そんな卑怯だと攻められることに長年疑問を感じていことに対する鬱憤が、ゲームバランスに潜む魔物について:つー助教授の中の人のブロマガ - ブロマガ なのかなと思います。効率を求めるならば、FFTにおいてシドを使うのが正解で、わざわざ「使わない」という選択をする必要はない。それがチートであると、あたかもずるいことであるかのように言われるのは心外でしょう。一方で、バランスブレイカーであろうとも、勝つためなら躊躇なくそれを使う人がゲームが強い人とも言えるわけです。スパ帝やつー助教授は多分そんなゲームプレイヤ。

縛ることが快感なプレイヤーも居る

僕は効率を求めるゲームプレイヤではありません。だからゲームは弱いです。特にドミニオンなどはどうしてもロマンコンボや面白コンボをやろうとしてしまうのでなかなか一位にはなれません。世の中には、効率を求めないゲーマーもいます。その理由は様々で、効率を追い求めるのが面倒な人、知って入るがやらない人、あるいは自分の美学に反するからやらない人、そもそも技術的にできない人など様々です。例えばマリオカートDSにおける直線ドリフトを技術的にできない人にとって、それは卑怯以外の何物でもないでしょう。

僕はどうしても運が良くないので、ついつい面白い方に行ってしまいます。例えば、ドミニオンでは中庭を二枚買ったのに5ターン目まで埋まってるとかあると、効率って何?って感じます。また、そもそも縛りプレイが好きでもあります。効率を求める人にとってバランスブレイカーを使わないのは苦痛でしょうが、縛りプレイ好きにしてみればご褒美以外の何物でもない。まぁMですね。バランスブレイカーを縛ることで、ゲームに対して手加減をしてやっているとも感じます。対戦ゲームやオンラインゲームでも、敢えてそれらを使わないことで勝つことに優越感を覚えるタイプです。

世の中には効率を求道者もいるかと思えば、縛りプレイが大好きな人もおりまして、後者もニコニコ動画で見ることができます。特にロマサガの縛りプレイ動画はMが多いですね。特に、ロマサガ3 〜槍縛り一人旅 モニカ姫編〜 Part01 ‐ ニコニコ動画:Q のあすたるてさんはM過ぎると思います。ただし縛りプレイも、縛った上での最大効率を求めないとクリアできないことがあるので、これも効率を求める別の側面ではありますが。

最近だと、【ロマサガ2】ジニーと行く剣縛り_帝国軍法第01条【ゆっくり実況】 ‐ ニコニコ動画:Q などはうp主が書いたゆっくりテレーズとジニーの掛け合いが楽しく、更新ペースも早いのでおすすめです。

結局はプレイヤーの性格の問題よね

効率を求めてゲームをプレイするか否か、縛りプレイをするかどうかはプレイヤのスタイルの問題で、一方を卑怯だとかマゾすぎるだとかけなすのは良くないって話。また、バランスブレイカーはゲームデザインの問題なので、それがゲームの面白みに繋がっていないのならば、非難されるべきはゲームを作った人でしょう。バランスブレイカーを使うプレイヤを避難するべきではないです。

ちなみに、FFTにおいてシドはチートだと言われてますが、僕は密漁バグのせいですべてのアイテムが99個になるというバグが発生したせいで、カオスブレードだろうが、常にリレイズがかかるアクセサリだろうが、もちろんみんなのトラウマ源氏シリーズも99個手に入り、シドの強さが全然わかりませんでした。FFTと言えば算術も大概チートだと思いますけども。