5日目

装備を整え、アドリアネの糸の確認をして迷宮へ。
アリアドネの糸は100yenとちょっとお高いのが玉に瑕だが、迷宮から一気に街にへと戻れる便利なアイテムだ。
アリアドネという女性が、迷宮に閉じ込められた恋人を助けるために渡した糸にちなみらしい。


迷宮へ挑むといっても、先ずは食材探しだ。食べてもよし、売ってもよし。大地をうろちょろしているモンスターへ投げつけて囮にするもよし。
食料を探して大地を飛び回っていると、遠くへ迷宮らしき森を発見する。しかし、大きなカンガルーが行く手を阻む。
カンガルーは野菜が好物らしいので、先ほど採取しておいた野菜をカタパルトで飛ばし囮にする。
野菜に釣られたカンガルーを横目に迷宮へ突入する。


小さな泉のある森である。襲ってくるサソリが硬くて手こずる。氷槍の印術でなんとか撃退していく。
奥へと進むと、素早く動く何かを発見する。どこかで見たことがあるなと思ったら、以前他の森にて子鹿を狩った後に表れた鹿である。
気付かれないように用心して進んだのだが、追い詰められてしまった。
クマが倒せたのだから鹿くらいと覚悟を決める。
軽快な鹿の足を封じることができたので、難なく倒すことが出来た。しかも、良いツノが手に入った。


森を出て、街へ帰ろうとしたが森の周りはカンガルーがうろついたのだった。
しかも、囮にするべき野菜は先程使いきってしまった。
このままでは、殺されかねないと絶望していると、目のいいハクが壁に洞穴があるのを発見する。
危うくカンガルーに気球艇ごと殺されるところだったが、逃げ切ることが出来た。
そういえば、迷宮の奥へ進むはずであったが泉の森の探索で時間を食ってしまった。

本日も宿屋で就寝である。