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新劇場版ヱヴァンゲリヲン:破の演出が神がかっている件

って演出について書こうと思ったらまとめだけで力尽きました
サブタイトルはEVANGELION:2.0 YOU CAN (NOT) ADVANCE.
破はテレビ版の第八話〜第拾九話の再編成ですが、序と違って同じところを探すのが難しいくらいに別物。もちろん大筋では大体あってるって感じなのですが。
とりあえず、ツインテ・眼鏡・ニーハイのマリ最強。
序は時間の都合なのかシリアス展開でしたが、破はシリアスとコミカルとバトルがバランス良く配分されていていました。そしてお色気分が多すぎです。いいぞもっとやれ。序以上に続きを見たい!と思わせる終わり方ですが、いつになるのやら&きちんとまとめてくれるのかが心配です。CGバリバリの仮説5号機や、その他動きまくる零号機、初号機、2号機達。バリエーション豊かな使徒。そして旧版を見ている人もあっと驚くような展開と、是非劇場で見て欲しい。もちろん、スタッフロール中に帰ってはいけません。
そういえば、エヴァPCと携帯は劇中で使っているなー感じでしたがあまり印象に残りませんでした。むしろ、アッーなどのせいでUCC缶コーヒーのほうが印象が大きい。

*ネタバレ全開につき格納

ネタバレ全開 あらすじ覚書

熱い熱い。バトルが熱すぎるよ!ゆったりと構える使徒に対して、縦横無尽に走り、動き回るエヴァの静と動。若干動きすぎて目で負えないのですが。そしてもっと言うなら、シンジ君が熱血過ぎるよ!
マリとアスカに初登場シーンに関してはそれぞれの見せ場であるので、使徒がただのやられ役に成り下がっていますが、それにしても良い活躍。2号機のアスカは、海から空に変わり、空中戦。空中でエヴァを制御することでアスカの操縦の上手さを見せ付ける。蹴り技による留めはまさにライダーキック。そしてこのアスカの蹴り技がストーリーにも関わってきます。序盤は何かと蹴りを入れるアスカ。シンジやトウジに入れたり、話しかけてきたクラスメイトにすらも。そしてクラスでも孤独を貫き通す。加持がシンジ、レイ、アスカ、ケンスケ、トウジを連れて海洋生態系保存研究機構に行き一緒にシンジの作った弁当を作るが、その際もあまり打ち解けず。
ちなみに、海洋生態系保存研究機構は赤くなかった海を青く戻すための施設。赤くなった海では生物は住めず、セカンドインパクト前の生物は殆ど全滅してしまったらしい。パンプレッとによると北極の海は汚染が少ないらしいので、南極で起こったサードインパクトによる影響だろうか。海洋生態系保存研究機構のデザインが生命の樹なのは特に意味があるわけで無いらしい。
海洋生態系保存研究機構の件の後に第8使徒があらわれる。一人で使徒を倒したいアスカではあったが使徒と作戦の性質上3人の力を合わせざる得ずに渋々協力することに。予告編にもありましたが、宇宙より飛来する第8使徒を受け止めるために縦横無尽に駆け巡る3体のエヴァは爽快です。そして、使徒を受け止めることとなった初号機へのサポートギミックが巨大建造物好きとしてはうずくものがあります。さて、第8使徒を受け止めた初号機、コアを破壊しようとするも逃げられる2号機。そこで、コアを受け止める零号機。サイド止めを刺す2号機。その際に二本のプログレッシブナイフと「蹴り技」でダメ押しの一発を繰り出すのは足技のアスカならでは。
3人で第8使徒を倒したことの意味はテレビ版よりも大きな意味があったように思えます。一人では何も出来なかったと悔やむアスカでしたが、その後力を合わせること、誰かのために何かをすることの大切さに気づいていきます。その心境の変化か、蹴り技も減り、ヒカリと一緒に弁当を食べるようになり、シンジのためにご飯を作ろうとしたりします。そして、誰かのためにという気持ちがエヴァ3号機のテストパイロットへと立候補させるきっかけになったのでしょう。新劇場版はどちらかというとレイがメインヒロインなのでアスカはキューピット役。テレビ版の双子の旧第7使徒イスラフェルが登場しなかったのは、シンジとの仲を深めすぎないようにするためでしょうか。
アスカといえば、最初はずっとワンダースワンを孤独にプレイしていたのが印象的でした。しかしなぜワンダースワン(笑)。起動音が懐かしかったです。まぁこのワンダースワンもシンジでいうところのDATプレイヤであり、中盤あたりからプレイしていないのはやはり心を開いたということでしょうか。
マリは重要な役どころなのですが、目的が不明瞭なのでどのような意図があって行動しているのか不明。実質関わっているのは加持とシンジだけで、その二人にしても非常に薄い関係性。破においては、アスカ以上にエヴァに乗ることに楽しさを見出しているキャラクターとして描かれている。操縦など諸々の戦術的テクニック等もアスカ以上では無かろうかと思われるのですが、どこで訓練したのか謎。凍結中の2号機を凍結解除できたり、ネルフ本部の殆どが知らない2号機のビーストモードの起動方法を知っていたりと本当に謎。とは言うものの、シンジとの初接触時に匂いフェチかと思わせるなどインパクトは大きく良いキャラクターを出してますね。ある意味熱い展開になった破には、何も考えずただエヴァに乗ること自体が楽しいってキャラクターは無くてはならないと言えるでしょう。

レイが旧版以上に積極的。海洋生態系保存研究機構見学の際にシンジのお弁当を食べたレイ。その後、アスカとミサトだけでなくレイのためにもお弁当を作るシンジ。お弁当を受け取ったレイは初めて「ありがとう」という言葉をつぶやく。そして、シンジとゲンドウの仲を取り持つために食事会を開こうとするなど非常に積極的。指を傷だらけにするほど料理の練習をするのも健気でいいですね。それに対抗したアスカも面白いものの、シンジのことを自身も気にしているにも拘らず、自分以上に指を切っているレイを見て譲ってあげる当たり、アスカの成長を感じます。
残念ながら松代での3号機の起動実験が食事会の日と重なってしまいましたが、レイのためにアスカがテストパイロットとして立候補したことが、アスカの心の変化、そしてそのアスカの行動に対してレイが「ありがとう」と留守録するのも印象的です。アスカのツンデレっぷりにニヨニヨするところですが。ついでに、その心変わりを秘匿回線でミサトに伝えるアスカは死亡フラグびんびんでハラハラしてしまいますけども。
そういえば、3号機改め第9使徒とダミーシステム初号機において、♪いつまでもたえることなく ともだちでいよう〜と「今日の日はさようなら」が流れるのは歌詞がとてもとても皮肉でした。そういえば、第3使徒線においてマリが365歩のマーチを歌っていましたね。歩く歌ですが、乗っている仮設5号機は車輪なので全然一歩を踏みしめられないのですけども。エヴァと言えば戦闘とクラシックですが、破では戦闘と童謡。でもこのミスマッチが具合があってしまう不思議。

積極的になったレイと、人のために動くことを覚えたアスカ。でもそれ以上に代わったのはシンジでしょうか。3号機改め第9使徒までは相変わらずのシンジ。第8使徒を倒したことでゲンドウに褒められたシンジですが、第9使徒時におけるダミーシステムにより裏切られと感じ、初号機でネルフ本部を脅す。乗りたくないと去っていく所に表れる最強の使徒ゼルエル。マリによるビーストモード2号機でも勝てず、レイのN2特攻でも倒せず。そして、寄生獣のごとくバクンッと食べられる零号機。テレビ版では初号機がゼルエルを食べるだけに、逆の方向性でびっくりですよ。しかも、その後ゼルエルが顔はゼルエルのままで体が旧劇場版巨大綾波の白い女体になったのは二度びっくりですよ。さらに、エヴァを取り込んだことで信号が識別で傷使徒なのにセントラルドグマに突入しても自動自爆しないとは三度びっくり。
喰われた零号機というかレイを見て怒り心頭のシンジくん。アスカがあんなことになってしまった後だけにとは思うのですが、アスカはシンジに選ばれなかったのだなと思うとちょっと悲しい。その後はテレビ版とほぼ同じなのですが、所謂シンクロ率400%が全然違いましたね。そもそも、暴走のきっかけがシンジの意思。何この熱い展開。そして、この意思による暴走も、直前のマリのビーストモードがあり、アスカを助けられなかったこと、レイが喰われたことがあるからこそ納得できるんですよね。上手い作りです。んでもって、今回の超シンクロはエヴァが使徒かしているなという印象。しかもS2機関を組み込まずに長時間起動とは一体どういう理屈か謎なのですが、そこら辺は初号機上空に展開されたセカンドインパクト様の穴に秘密があるのかもしれません。レイを助けるために使徒のコアに進入しようとするシンジ。しかし、シンジを認識しても手を伸ばそうとしないレイ。そこで「来い!」とシンジが叫びようやく手を伸ばすレイ。そして、無事に救出されるレイ。この「来い!」という、黙って俺について来い的なセリフは今までのシンジでは考えられないような言葉ですよね。思わず目や胸や心が熱くなってしまいました。いや、ポカポカしてしまいました。しかし、この「来い!」というセリフも、積極的になったレイや人のために動いたアスカによるものなのだろうなと。
シンジがレイを助けようとすることで完全に覚醒した初号機は、旧劇場版で覚醒した初号機のようで、リツコの説明によるとサードインパクトの始まりかもしれないと。確かに、セカンドインパクトみたいな穴が初号機上空に展開されていましたしね。覚醒したものの恐らくカヲル君の放ったロンギヌスの槍で沈黙させられた初号機。そして月より飛来したMark.6に乗ったカオル君が最後に今度こそは幸せにするよ的なことを呟くのですが、ロンギヌスの槍指しといてそれは無いわと。でも、キリストを模しているのならロンギヌスの槍を指すことも一つの通過点なのかもしれません。今度こそはといってるということは、やはりループになっているのでしょうか。それともカヲルだけが違うパラレルワールドを行き来しているのか。

各種まとめ

設定など
  • 加持がゲンドウに渡したのはアダムではなく「ネブカドネザルの鍵」
  • 2号機には裏モードとして戦闘本能に特化したビーストモードが存在する
  • 海が赤いのはセカンドインパクトの影響。赤い海に生物は住めない。
  • 赤い海浄化するための、海洋生態系保存研究機構。セカンドインパクトで絶滅しそうになった海洋生物を保護している。
  • ゲンドウと冬月は南極ではなく月へ。エヴァ6号機の見学と、ロンギヌスの槍の回収か。
  • バチカン条約のため各国が所有できるエヴァは3体まで。
  • エヴァ3号機の起動実験はトウジではなくアスカ
  • ダミープラグではなくダミーシステム
  • アスカは一命を取り留めるものの、精神汚染の恐れから完全隔離
  • 第10使徒のゼルエル戦でATフィールドが立体的に。最後の初号機の腕も再生ではなくATフィールドか
  • リツコがエヴァが暴走っぽい状態になるたびに「人で無いものになる」と連呼している
    • 3号機が侵食された際
    • 2号機のビーストモード起動時
    • 初号機のシンクロ率急上昇時
  • 第10使徒ゼルエルが零号機を喰う。頭はゼルエルだが体は旧劇場版の巨大綾波みたいな白い女体
  • 零号機を取り込んだことでセントラルドグマゼルエルが進入しても自動自爆しない
  • レイを助けるために初号機に乗るシンジが、エネルギー切れ。
  • 暴走するが、今回は初号機がシンジを守るためというよりもシンジがレイを守りたいという意思が初号機を再起動させた。
  • 暴走というか、シンクロ率が急激に高まる超シンクロ状態でシンジの意識はある。
  • 初号機の超シンクロ時には頭に天使の輪のようなリングが生じ、ATフィールド(?)による翼が生じる。目からビームも打てる様はまるで使徒。リツコの説明によると、形態を自由に変化させることが出来、人以上の神に近い存在とのこと。
キャラクターまとめ
  • 碇シンジ
    • 序の時もそうだったが、TV版よりも積極的に。最後の第10使徒戦は熱過ぎる。
    • アスカやミサト、綾波のためにお弁当を作る<重要
  • 綾波レイ
    • 序よりもシンジに近づき心を許す。
    • ゲンドウとシンジの仲を取り持つために食事会を開催しようとするなどシンジ同様TV版よりも積極的。誘われたゲンドウは一回は断るもののレイの顔にユイを重ねた後に了承する演出が涙を誘う。
  • 式波・アスカ・ラングレー
    • 名前変更の理由は不明。自称天才であることは代わらないが、レイをエコヒイキ、シンジを七光り(後にバカシンジ)と呼ぶ。
    • 転校のシーンは無かったが自然と学校にいた。時間の都合であろう。その代わり、序にもあったお風呂でペンペンにびっくりしてキッチンに裸で戻ってくるシーンのアスカ版があったのは笑い所件お色気。というか今回はお色気多いな。
    • 旧第7使徒イスラフェルがいないため、シンジとのユニゾンは無し。さらに加持さんと全く、というか今回二人が話したシーン無いかも。
    • 上記の相違からメインヒロンはレイで、レイの食事会のためにエヴァ三号機のテストパイロットとして自らパイロットとして名乗りを上げるなど、丸くなったイメージ。
    • エヴァ三号機前に、孤独だったことから人のために何かをするのも良いねとミサトに電話で話をするのが死亡フラグ過ぎた。
  • 渚カヲル
    • 序同様に出番はあまり無いが、ループを匂わせることを言う役割。
    • ゲンドウと冬月が月査察に言った際に、上半身裸でMark.6に乗るカヲルを目撃。
    • 第10使徒撃破後にMark.6と共に月より飛来。初号機にロンギヌスの槍を投げつけおきながら、今度は幸せにして上がるよ碇シンジ君的な意味深なセリフを吐く。
  • 真希波・マリ・イラストリア
    • 謎だが、ツインテ眼鏡ニーハイで最強チルドレン。
    • 冒頭では加持と共に行動していたような感じだったが、その後絡み無し。
    • 北極基地で自爆させたエヴァ仮説五号機を自爆させた後、HALO(?)で第三新東京市に単独潜入。その際シンジと接触。臭いフェチなのか、LCLに臭いを嗅ぎ取る。
    • 独断専行だが、何かしらの機関のバックアップは受けている模様。凍結されたはずの2号機の解除コード、さらにミサトも知らないビーストモードを発動させる裏コードを知っていたことからユーロ関係、あるいは加持のようにネルフやゼーレを探るスパイか。
    • エヴァに乗る理由は不明だが、何かしらの喜びを得ている模様。新劇場版においては、エヴァに乗ることによる快感を表現する役割はアスカよりもマリ。
  • 葛城ミサト
    • シンジとアスカの保護者といった感じだが、序よりも見せ場は無いかも。
  • 赤城リツコ
    • 後半主に「人でないもの」になることを解説する役割に。
  • 加持リョウジ
    • 北極圏基地より持ち帰りゲンドウに渡したのは、アダムではなく「ネブカドネザルの鍵」。
    • 相変わらゼーレを探るスパイのようなことをしている。死亡フラグびんびん。
    • アスカの項にも書いたが、アスカとの絡み無し。シンジ君に説教する役割が多い。
    • シンジ達を会場浄化プラントに連れて行ったり、相変わらずスイカを育ててたり。
    • シンジをスイカの世話に連れて行く際に、おちゃらけでアッーーーー!!
  • 碇ゲンドウ
    • 相変わらず何を考えているか分からんが旧版よりも丸くなった感じがする。
使徒まとめ
  • 第3使徒
    • マリが撃破。北極基地で凍結中だった(?)。デザインは鬼頭莫宏で蛇のような魚のような骨。
    • 魚っぽいから旧第7使徒ガギエル
  • 第7使徒
  • 第8使徒
    • 旧第10使徒サクハイエル。
    • TV番のにも登場した質量爆弾。補足時の姿はATフィールド等によりかく乱されているが、落下時にはTV版と同じ形に。
    • シンジ、レイ、アスカによって受け止める。
  • 第9使徒
    • 旧第13使徒バルディエル
    • ヱヴァ三号機を侵食。ヱヴァ三号機パイロットはトウジでは無くアスカ。
    • ダミープラグ初号機により撃破
  • 第10使徒
      • 最強と名高い旧第14使徒 ゼルエル
      • 今回テレビ版とは最も違う意味を持ち、最重要使徒。
エヴァンゲリオンまとめ
  • エヴァ2号機
    • 汎用人型決戦兵器 人造人間エヴァンゲリオン 正規実用型2号機(先行量産機)
    • ユーロネルフ所有。専属パイロットはアスカ。機体カラーはレッド。
    • 裏モードとしてビーストモードが存在する。あらゆるリッミッターが解除できる戦闘特化モードであるが、ヱヴァとパイロット共に多大な付加を強いられる。
  • エヴァ3号
    • 汎用人型決戦兵器 人造人間エヴァンゲリオン 正規実用型3号機
    • 北米ネルフ所有。ヱヴァ4号機消滅後にアメリカからネルフ本部へ。機体カラーはブラック。
    • 松代の起動実験におけるテストパイロットはアスカ。第9使徒により侵食される。
  • エヴァ4号機
    • 北米ネルフ所有。北米ネルフ支部ごと爆発。詳細は不明だが、劇中で起動時間延長のためのテスト機と呼ばれていたので、TV版同様S2機関導入による爆発化。
  • エヴァ仮説5号機
  • エヴァ6号機
Q予定

レイとシンジを取り込んだまま凍結されるエヴァ初号機
廃棄される要塞都市。幽閉されるネルフ関係者。
ドグマへと投下されるエヴァ6号機。胎動するエヴァ8号機とそのパイロット。
ついに集う、運命を仕組まれた子供達。
果たして、生きることを望む人々の物語は、どこへ続くのか。

次回 ヱバンゲリヲン新劇場版:Q 〜Quickening〜

さぁ〜て、この次も、サービス、サービスゥ!

  • 劇場版パンフレットより

Quickeningは胎動初感。妊婦が始めて感じる胎動。
予告最後に「Q」と出てきた時にはみんな頭に?(Question mark)が出てましたね(笑)。

予告には死んだかと思われたアスカも登場。眼帯つきアスカはちょっと海賊っぽくてかっこよかった。アスカはやはり海が似合うな。そしてチラッと移った綾波達が怖かったです。
最後に「今度こそは幸せにするよ。碇シンジ君」的なことを言っていたカヲル君ですが、話的には初号機対Mark.6になるのか! 個人的にはマリにもっと活躍して欲しいところ。