ネタにマジレス 「JRPGが変えなければならない7つのこと」

FPSが変えなければならない7つのこと」でもアップしようかなと思ったけど、そんなにFPSプレイして無いので書けなかった。というか、FPSはリアル志向なのに今一つ人間の動きとマッチングして無いのが慣れない。

で、イギリスのゲーム雑誌で挙げられたという「JRPGが変えなければならない7つのこと」だけども、これを改善してJRPGが売れるなら海外メーカーが本腰入れて和製的RPGを開発してるだろうと。日本のメーカーにしても、海外で売らなければ採算取れないというならば海外ユーザの声も聞いて改善するべきだろうけど。一方、日本のユーザーが日本のゲームがダメだと思えば、海外のゲームで遊べは良いわけで。
直ぐにでも改善できそうなのは、「4. もっとまともな声優を」ぐらいで、ましな声優使えないなら字幕の方がよい。また、ストーリー面に関して言えば「7. ヒーローにも悪の側面を」って分かりやすく単純なハリウッド志向とは逆なわけで、まぁイギリスのゲーム雑誌だよなと。「5. ムービーシーンであっさり死ぬキャラクター」もストーリーの描き方の問題で、演出が下手なだけ。「2. 悪人はもっとクールに」って結局ダースベイダー的キャラを出せということか。
また、一部にはJRPG、つまり和製RPGの特徴の根幹にかかわりそうな面に対する指摘もある。「1. 子供のキャラクターをパーティに加えるのをやめさせるべき」は、日本の漫画的アニメ的背景をごっそり削ぎ落とすことになりかねない。「3. 装備を変えたら外見も変わるべき」も、キャラクター主体な和製RPGにおいて見た目を変えるのはよろしくない。そういえば、見た目を変えない装備方法としてFF8のジャンクションシステムは合理的なのだな。鎧までは無理だけど、武器や盾程度なら変わるRPGはありますし、FFX-2みたいにキャラクターものだけどジョブにより着せ替え的に遊べるゲームもありますが。
「6. もっとダンジョンにパズル要素を」においては、和製RPG=誰にでもクリアできるゲームという地位が確立しているので、戦闘やダンジョンを複雑にしたら売れないんじゃないか。

そもそも、日本のメーカーが考える事であって日本のユーザーがどうこういう問題でもないし、ネタにマジレスなのだ。日本のゲームが世界で売れないからって海外、特に北米の真似は資金的にも、文化的背景的にも無理なわけで、それなら日本的な、日本でしか作れないゲームで差別化するしかない分けですよ。
ちなみに、先の「FPSが変えなければならない7つのこと」など、海外ゲームを日本で売るために変えるべき点というネタはマーケティング的に面白くない。日本用にカスタマイズする手間の方が無駄なんじゃないか。