新世紀マスターゲリオン / Neon Genesis MASTERGELION

今回は予告付。卒論・修論発表前のこの時期に。

各話タイトル

  • 第壱話 教授、襲来 / PROFESSOR ATTACK
    • 西暦2015年、人類の明日を守るため汎用人形プレゼン兵器マスターゲリオンが今、出撃する。新番組、新世紀マスターゲリオン、第壱話「教授、襲来」
  • 第弐話 見知らぬ、質問 / THE QUESTION
    • 発表者は質疑に応える。だがそれはすべての始まりにすぎなかった。教授から逃げるシンジ。助教の傲慢は、自分が彼を救おうと決心させる。次回、「見知らぬ、質問」。この次も、サービス、サービスゥ!
  • 第参話 鳴らない、告知鈴 / Al arm
    • 新たな研究生活を、状況にながされるまま送るシンジに、新しい結果が生れるはずもなかった。だが、東大の院生である事実は、彼を人気物(就職的な意味で)にする。次回「鳴らない、告知鈴」。この次もサービスしちゃうわよ!
  • 第四話 発表、逃げ出した後 / Shinji syndrome
    • 研究の難点を克服できず、助教からも逃げ出すシンジ。だが研究室は青年をあっさりと連れ戻す。そこにやさしいことばはなかった。次回「発表、逃げ出した後」。この次も、サービス、サービスゥ!
  • 第伍話 例、スライドのむこうに / Example I
    • 他人との接点を最小限にとどめ生きていきなければならない院生。彼らが心を開くのはオタクな話題だけだった。自分より深いオタクな話題に、シンジは惑う。次回「例、スライドのむこうに 」
  • 第六話 決戦、中間報告 / Example II
    • シンジは助かった(中間報告的な意味で)。だが、その傷は彼に甘えたことばを吐かす。突き放すレイ。一方、助教は質疑に対し、一点突破を試みる。次回「決戦、中間報告」。
  • 第七話 他人の造りしもの / CO-RESEARCHER's WORK
    • 迫り来る学会発表に対し、民間の発表した研究プロジェクトが制御不能に陥る。果たして助教はプロジェクト崩壊を止められるのか?次回「他人の造りしもの」。お楽しみに!
  • 第八話 留学生、来日 / Foreign student STRIKES!
    • ドイツのビルヘルムスハーフェンを出港し、一路日本へと向かう発表スライドと、その発表者アスカ。突然の国際学会襲来は、初のオーラルセッションを強いる。次回「留学生、来日」。
  • 第九話 瞬間、ポインタ、重ねて / All of You, Use Laser Pointer You Want to Win!
    • 発表の順番がてんでばらばらのアスカとシンジは学会でこてんぱんにのされてしまう。助教は2人の完璧な発表を目指し、一計を講じた。次回「瞬間、ポインタ、重ねて」。この次も、サービス、サービスゥ!
  • 第拾話 LCプロジェクター / LIQUID-CRYSTAL PROJECTOR
    • 卒論発表時期は予約で一杯の液晶プロジェクター。研究室で初の購入をこころみる。極地仕様のプロジェクターが灼熱の地獄へ挑む(電球的な意味で)。次回「LCプロジェクター」。この次も、サービス、サービスゥ!
  • 第拾壱話 静止した闇の中で / The Presentation Stood Still
    • 研究をこころよく思わない人々が、無茶苦茶な質問を振る。不勉強の発表者に質問が迫る。次回「静止した闇の中で」。この次も、サービスしちゃうわよ!
  • 第拾弐話 OHPの価値は / She said, "Don't use OverHaed Projector for your personal hatred."
    • 研究生活に己の業をぶつけるミサト。そして語られる過去。だが、OHPシートに手書きされたスライドは、人々に希望を捨てさせた。次回「OHPの価値は」みーんなで見てね。
  • 第拾参話 学会、侵入 / Not Religious CULT
  • 学会発表中に起こった事件。次々と侵されていく学会会場。ついに発表停止決議を迫られる学会。次回「学会、侵入」。この次もサービス、サービスゥ!
  • 第拾四話 学会、魂の座長 / Chairman
    • 名誉教授、そして学会発表を裏であやつる座長。碇教授の行動は、その予稿集の実現に過ぎないのか。次回「学会、魂の座長 」。この次も、サービス、サービスゥ!
  • 第拾伍話 質疑と応答 / Those presenter should answer questions simply.
    • 友人が次々と結婚していく中、ひとり焦りを感じる助教。果たして、加持との再開は彼女に与えられたラストチャンスなのか。次回「質疑と応答」。
  • 第拾六話 死に至る病、沈黙 / The silence is deafening
    • 質問されたシンジは、ディラックの海が理解できない。残されたわずかな発表時間が、彼に絶望を教える。次回「 死に至る病、沈黙」この次も、サービス、サービスゥ!
  • 第拾七話 四人目の質問者 / FOURTH INTERPELLATOR
    • 発表予定だった発表者が、台風の影響で来られなくなる。この事件が、新たな学会発表者を選出させる。次回「四人目の質問者」。
  • 第拾八話 アニメーションの設定を / ANIMATION
    • 発表練習のため臨時の発表者が研究室に来る。人々は明日の惨劇も知らずに、最後の日常を謳歌していた。
  • 第拾九話 イルカとの戰い / ASSISTANT
    • シンジはついに、みずからの意思でパワーポイントを使う。しかし、彼に関係なく侵攻する最強のイルカが、次の惨劇を生むのだった。
  • 第弐拾話 フォントのかたち 図のかたち / IMPOTANT REMINDER: symbol
    • イルカの覚醒により、研究室は救われる。だが、シンジは取り込まれ、ヒキコモリになってしまう。失敗する彼のサルベージ。号泣する助教が見たものは?次回「フォントのかたち 図のかたち」
  • 第弐拾壱話 パワポ、誕生 / He has made slide show but he doesn't write manuscript
    • MSにより買収されるForethought。その脳裏をよぎる過去の記憶1987年のMacintoshからすべてが始まった。パワーポイントは果たして、プレゼンの主流たりうるのか次回「パワポ、誕生」
  • 第弐拾弐話 せめて、プレゼンらしく / Papier-Mache
    • シンジに負けたことで、精神の落し穴に落ちこむアスカ。さらに教授のパワハラが、彼女の心にとどめをさす。シンジはアスカになぐさめのことばをもたなかった。次回「せめて、プレゼンらしく 」
  • 第弐拾参話 例 / Example III
    • 研究にとりつかれ、日常が犯されていく。その浸食からシンジを守るため、レイはみずからの死を希望する。液晶プロジェクタとともに光と熱となり彼女は消えた。次回「例」
  • 第弐拾四話 最後の告知鈴 / The Beginning and the End, or "The third alarm"
    • 二鈴目がなり、焦るシンジにタイムキーパーが微笑む。彼のさわやかな風のような笑顔にとけこむシンジ。だが彼らには苛酷な質疑応答がしくまれていた。次回「最後の告知鈴」
  • 第弐拾伍話 終わる発表 / Time over
    • 最後の質問は終えた。だが、シンジは応答に戸惑う。そして、助教、アスカも聴衆に救いを求めながら、これも、終局のひとつの形であることを認めながら。次回「終わる発表」
  • 最終話 学会の中心で分かりませんと叫んだけもの / I don't know
    • 終局。それは始まりのあとに、必ずおとずれる。私たちの願いは、修了へと連なるのか。私たちの研究は、そんなものなのか。最終話「学会の中心で分かりませんと叫んだけもの」